僕と契約して…違う?
はい。無事に投下出来ました。
ああ。書きたいネタが増えていく…
はい。呪いの地下室を浄化した私です。リンちゃんです。
さて、彼女はなぜに私に正体を隠したのでしょう?何分精霊に会ったの始めてなモノで…精霊に関する知識なんて、せいぜいシスターイブに聞いたおとぎ話程度の物なんですけど…精霊の正体は隠すのが常識…なんですかね?
「あの、聞きたいんですけど…精霊が正体を隠すのは常識なんですか?」
「いえ?違いますよ。ただ、その方が面白いかなって。」
「じゃあ、少女の姿だったのはなんでなんです?そもそもなんでこの家の地下があんな風に…?」
「ちょっと長くなりますよ?…そんなことよりも…お茶でも飲みません?」
「軽くないです⁉こういうのってもっとこう…シリアス〜って感じになるのでは?」
「嫌なことはさっさと忘れるに限るというだけの話ですわ。なんなら軽〜く話して除霊でいいですわよ?」
えぇ…(困惑)ノリが軽い…今回はシリアスになる予定だったのでは…?
「なんかお嬢様口調になってますね?」
「この姿ではこれがデフォルト設定なんですの〜」
「うん。もういいです。突っ込まないので…なにがあったのか教えてもらえます?」
「簡単ですわ!この家買ったks…おほん。お貴族様が私を呼び出しまして、無知な私はそれに応じてしまいましたの。そしたらあの男、あろうことか私に妻になれって迫って来ましたの。何様のつもりだったのかしら?」
「まぁ、その男がとんでもないクズでしたの。気に入った女性は全員自分の物。従わなければ拐ってでも自分の物にしようする、拐って来た娘は拷問じみた行為で壊れるまで弄ぶ…なんて当たり前。挙げ句の果てには飽きた娘は無惨に殺すようなクズでしたの。」
「実話ですか?それ…女の敵以外の何物でもないじゃないですか。死ねばいいのに。」
「その男は既にこの世を去っていますわ。やったのは私ですけれども。まぁ、私も抵抗し続けていたんですが、そのうち飽きたからお前、魔法陣の核にするからなと言われ、人質を取られ、為す術もなく…あとはまぁ、リンちゃんの知る通りですわ。」
なんかあっさり終わった…⁉いや、話に出てきた男は死んで当然ですけど…
「終わったことは置いておいて…ところでリンちゃん。いえ、リンさん。あなたにお願いがありますの。」
あ、なんか真面目なお話のようですね。彼女が佇まいを直したのを見て、私もちゃんとした態度で接しますか。しかし、精霊からの…お願い…?僕と契約して魔法少女に…あ、いやこれは駄目やつです…!今のなしでお願いします。というかそもそもそれについては私詳しくありませんから余計やめときましょ。
よくよく考えたら私もう魔法使える系10歳なので魔法少女でした。
「それで、お願い…というのは?」
「簡単なことなのです。…私の主になっていただきたいのです。端的に換言するならばそう、私と契約してほしいのですわ!」
「いいですよ。」
「え”っ”私が言うのもなんですけど…即決過ぎませんか?」
「私、善良な美人さんの言うことは基本は断らないので。私が美女のお願い断るって相当な事態ですよ。覚えておいてくださいネ。(*^ω^*) 」
「ありがとうございます。でも私、マスターのことが心配でならないのですけども…悪い大人に騙されないか…」
「私は私の欲望の赴くままに生きているだけなので。契約するということは、一つ屋根の下で一緒に暮らすということ…美女と同居できるならば問題ないのです。で、どうやって契約するんです?血?」
「答えになってな…いや、血じゃなくて大丈夫ですわ!…私に名前をつけてくださいませ。その名前を私が受け入れることで契約は完了しますの。」
名前…ですか…どうしましょう?名前は存在の証明のような物…安易に決めるべきではないのでしょう…そうなると私には相応の語彙というものがありません。どうすれば…
「難しく考えすぎないでくださいな。余程ひどくなければ意味がなくてもよろしくってよ?」
そうは言いますが…やはり名前は大事なものです。特に契約するともなれば家族になるって事…家族に適当な名前をつけるわけには…うーん。こういう場合は見た目から連想するのが一番ですよね…髪は透き通った亜麻色ですね…そして瞳はきれいな黒色。
いや、待てよ?彼女は家精霊…つまり安らぐ場所をくれる。安らぎみたいな意味を持った単語ってありませんでしたっけ?あー、確か安らぎって英語とかだと、平和とかと同じ意味合いになるんでしたっけね。
英語だと、ピース。ギリシャ語だと、イリニだったような…そういえば、ドイツ語でフリーデンみたいな感じだったはずです。発音は正しいか知りませんけど。
フリーデン…フリーデ…リーデ…うん。いいかもですね。
「おまたせしました。あ、そうだ。契約したらなにか変わります?」
「いいえ、特には。ただ、この家ならば好きに出来るようになるだけですわ。では、私の後に続いてください。我、汝との契約を望む」
「我、汝との契約を望む。」
私と彼女の間に微かな繋がりが通じました。
「今のが契約を結ぶための起動句ですの。この後の名前をつける口上は自由ですわ。」
むっ、難しいことおっしゃいますね。
「私の名前はリン。安らぎを齎してくれる貴女に私は名付ける。これよりは貴女は【リーデ】です。安らぎと平和の象徴たる名を貴女は受け入れますか。」
「はい。受け入れますわ。これより私は【リーデ】ですわ。安らぎと平和の象徴の名前確かに賜りましたわ。」
リーデとの繋がりが根強くなったのを感じます。どうやらこれで契約は達成みたいです。それにしても。リーではノリが良いですね。いいのが浮かばず、適当な口上を述べたのですが、それに合わせてくれましたね。
そして、やっぱり眩しいです。
…光が収まりましたね。何が変わったのや、ら…?
なんか、元の姿とさっきまでの少女の姿を足して2で割った感じの見た目になってるんですけど…
「これで契約は完了ですよ!ご主人さま!…?どうかされました?」
「いえ、なんで姿が小さいのかな、と。後、ご主人さまはやめてください。もっとフラットに行きましょう。」
「姿は自在に変えれますよ♪そして私は貴女の契約精霊。ご主人さま呼びは妥当です。」
「…どうしても?」「はい、どうしても、です。あと、フラットにはご主人さまがやってくださらなければ。私とご主人さまはお友達…なのでしょう?」
「そうだね。うん。まぁ、ご主人さま呼びでもいいや。これからよろしくね、リーデ。」
「はい。不束者ですが、末永くよろしくお願いしますわ。ご主人さま。」
こうして、家族が増えたのでした。今日はもう遅いので、家の改築はまた今度にしましょうか。これ以上やると、ニコラちゃんがご機嫌ななめになっちゃいますし。リーデも紹介したいですしね。
今回シリアスだと思った?残念。いつもどおりでした〜(^^)
作者はシリアス多分書けません。寝たら怒りを忘れるので。
では次回もよろしくです。m(_ _)m




