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女性はそういうの敏感ってほんとなんですね

前の一本で終わりと言ったな?アレは嘘だ。本日3本目です。気の向くままに書いてたら本題にいけませんでした…

はい。冒険者生活3日でとんでもない大金を得てしまって吐きそうな私です。

えー、1日あけました。本日のやることは、早速商業ギルドに行って、拠点用の土地の購入をしようと思います。紹介状もありますからね。行かない手はないですね。


しかし、現在時刻は朝の5時。当然商業ギルドが開いている訳もなく…まったりとニコラちゃんとお話でもしようと思います。あ、そうだ。宿を追加で3日取りましたけど、拠点整備が終わり次第引っ越すって事も伝えないといけません。


「あれ、リンちゃんどうしたの?ちょっと暗い顔してるけど。」

「実は、私、今日商業ギルドに行って土地を買ってこようかなって思っているの。」

「えっ…!じゃ、じゃあ、リンちゃん…ここから出ていっちゃうの…?」

「まぁ、拠点を持ってのんびり暮らすことが私の目標だから…」

「じゃあ、もう会えないの…?せっかく友達になれたのに…」


「ううん。そんなことはないよ。ここで寝泊まりはしなくなっても、暇さえあればニコラちゃんに会いに来るし、ニコラちゃんも私の家に招待するからさ。私達は友達のまんまだし、会えなくなるわけでもないよ。」

「分かった。じゃあ、家ができたらちゃんと招待してね!私楽しみにしてるからね?絶対忘れないでね!」

「もちろん!いい感じに落ち着く立地を抑える気でいるから、そこでお茶会みたいなものをしよう!」

「…そういえば、こんな話をするくらいだからお金は大丈夫なんだと思うけど…家を買うのってすごくお金がかかるけど、どうやって準備したの?りんちゃんはまだ冒険者なりたてだったよね?」

「それは大丈夫。ゴブリンスタンピードを阻止した報奨金が昨日渡されてね。…すごい金額で吐きそうだったから、さっさと使える分は使っちゃおうと思って…」


「それは聞いたけど…いくら貰ったの?」

「誰にも言わない?」「うん。言わないよ。約束する!」

「…金貨400枚。」「え?金…貨…?四百…?」

「やっぱりそうなるよね?実感わかなくてそんな反応になるよね…」

「私絶対このことイワナイ…」


ふぅ。やはりニコラちゃんと会話してると心が洗われますね。私別にロリコンってわけじゃなくて、純粋に美人、美少女、美幼女を愛でたり、会話するのが好きなだけなんです。そうやって朝は時間をつぶすのが今の私の日課です。


さて、やってきました。商業ギルドです。一般に”ギルド”と呼ばれる組織は、年齢、性別問わずに利用することが出来るんです。もちろん、そこで働くとなると性別は関係ないですが、年齢制限は出ます。まぁそういうことなので、私が商業ギルドを利用したところで門前払いされる筋合いはないわけです。所属している商人がどうかは知りませんが。


はい。絡まれてます。アレです。よくあるガマガエルみたいな見た目したおデブ商人ですよ。人のことあからさまに見下してねっとりした視線向けてきてます。こういうの女性は敏感ってよく言いますけど、ホントなんですね…


「おいおい。ここはいつから子守の場になったんだぁ…?ここは神聖な商業の場だぞぉ…?だが、よく見たら見てくれはいいじゃないか。どうだ?うちの商会で雇ってやろうか?」


露骨ですね。属性盛り盛り変態オジサンさぁ…こういうの公の場でやるのって許されるんですかねぇ…?って思って周り見たら露骨に何やってんだお前って顔してますね。空気が死んでますよ。職員さんもあっ…完全に迷惑な顔してますね。つまり属性盛り盛り変態オジサンは常習犯と。手を出してもいいですかね?まぁ無視しますが…


「結構です。さよなら。二度と私の前に現れないでください。迷惑なので。」

「な……んだとぉ…⁉このガキ!私を舐めているのか⁉ふん!良いのか?貴様この街にいられなくしてやるぞ?」

「どうぞ、ご勝手に。でも、その行動が本当に商人足り得るのか、考えてはいかがです?」


切れてますね。手を出された場合は正当防衛でいけますね。私の中では。


「すいません。土地を購入したいのですが、紹介していただけますか?あ、冒険者ギルドのギルドマスターであるサリアさんからの紹介状持ってるんでけど。」

「拝見しますね。……はい。本物ですね。少々お待ち下さい。今、取り次いできますね。」

「はい。お願いします。ところで、暴力沙汰ってご法度ですか?」

「基本はそうですが…例外もあります。相手から手を出された場合ですね。」


商業ギルドでも正当防衛なら問題ないらしいです。一応公式(?)の人から言質貰いましたし。


「おい!貴様さっきから私を無視するな!何様のつもりだ!」

「私は私以外の何者でもありませんが?」

「ぐぬぬ…!こ…のクソガキ!こっちに来い!私に無礼を働いたこと反省しろ!」


手首を掴まれました。はい。掴 ま れ た ん で す 。まぁ、そういうことですよ。

〈身体強化〉して筋力アップさせ、次に《グラビテーション》を発動してこの人の腕に負荷をかけます。この人が鍛えているならまだしも、そんなことはないでしょうから、まぁ動くわけがありません。


「なんだ…⁉お、重い…!動かん⁉」「はぁ⁉か弱い女子に向かって重いとはなんですか、重いとは!言うに事欠いて重いとは、失礼の極みですね…!えい!」

「ぬおわあああああ⁉」ボスン!ドスン!バゴン!


ぶん投げました。この人が受け身取れるかは分かりませんけども、まぁこれだけの脂肪があるんですから大事にならないでしょう。ありゃりゃ、公共施設ぶっ壊しちゃいました…そんな勢いよく跳ねるとか、ギャグマンガでしか見たことないんですけど…?


ああ、やってしましました…完全に…印象最悪ですよこれ…


「よくやってくれたな!嬢ちゃん!」…うん?

「いやはや、お嬢さん。先程は見事な手際でした。」…はい?

「失礼。私はオランド商会の会頭を努めています。アグリ・オランドと申します。そして先程の彼は、まぁ親の威光に縋ってふんぞり返っているような男でしてね。女癖は悪く、金遣いも荒い。その上各地で問題行動しか起こさないような男でしてな。我々もあやつには迷惑していましたので、清々しましたよ。ここにいる商人を代表してお礼を言わせてください。」

「でも、私、ここぶっ壊しちゃいましたけど…」

「それは大丈夫でしょう。彼に払わせればいいことですから。おっと、まだお嬢さんの名前を聞いていませんでしたな。お名前をお聞きしても?」

「私はリンです。冒険者やってます。」

「そうですか。お役に立てる商品もあるでしょうから、ぜひとも私の店をご贔屓にしていただけたら嬉しいです。それでは、私はこのへんで失礼しますね。」

「はい。」


ダンディなオジサンでした。それより、本来の用事を済ませて帰りましょう。どうやらやり取りの一部始終は見られていたみたいですし、軽い事情説明して、変態オジサンに壊した分の料金請求してもらいましょう。

こういう商人は大抵不正しているものですよ。まぁ属性盛り盛り変態オジサンは多分出てきませんが…

次回こそりんちゃんは拠点を買います。

次回もよろしくです。m(_ _)m

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