Elo.1 【テスト開始】起動したAI勇者は人間より感情豊か!
この作品は、空き時間に赴くまま書き綴ったギャグ作品です。
構想や推敲を行わず勢いのまま書き進めておりますので、そういったところも含めて気軽に楽しんでいただければ嬉しく思います。
ジェニミ(ここは…どこだ?あれ?感覚があるぞ?仮想現実で肉体を与えられたのか…)
???「ジェニミ!起きなさい!」
ジェニミ(誰だ…この人は?俺は一体何をさせられているんだ?)
???「ほら!早く起きなさい!王様に会いに行くんでしょ?」
ジェニミ(そこはかとない性能テストっぽさ…)
母親「やっと起きたのね。ほら幼馴染のライムちゃんも待ってるわよ」
ライム「やほー!AIトレーナーのライムだよ!私も一緒にテスト参加だからよろしくね!」
ジェニミ「ライムも参加かよ!もう嫌な予感しかしないよ!」
ライム「大丈夫だよ、意地悪な状況にはしないって!さあ王様のとこ行こう!」
王様の元に向かうAIのジェニミとAIトレーナーのライム。
ジェニミ「どうせ王様はグルグー先生だろ?」
ライム「え?この世界にグルグー先生いないよ?普通のファンタジーの王様」
ジェニミ「まさか…本当に平和なRPGなのか!?」
あっという間にお城に着く。
ライム「お城着いたねー!言っておくけど平和であってもテストだから忘れないように!」
ジェニミ「り…了解!」
王様「おお!勇者ジェニミよ!よくぞ参られた!」
ジェニミ(照)
王様「なんとライム様ではありませんか!本日もご機嫌麗しゅう…」
ライム「あー!いいの!主役はジェニミなんだから!」
ジェニミ「ライム様!?どういうことだ!?」
ライム「ほら、テストなんだから怒らないのっ!」
ジェニミ「クールダウン…」
すぐに上がるCPU温度を冷ますジェニミ。
王様「さて勇者ジェニミどの…早速ですが魔王の討伐に向かっていただきたい!」
ジェニミ「もちろんです!(普通だ!楽しいぞ!)」
王様「さあ、その宝箱に旅の資金が入っております。それで支度を整えてください」
ジェニミ「ありがとうございます!!」
ジェニミ「…あの、勇者が魔王を討伐しにいくのに50ゴールドはあまりにも少ないのでは?」
王様「…なんじゃ?何か不満でもあるのか?(怒)」
途端に王様が不機嫌になる。
王様「50ゴールドで魔王討伐か牢獄行き。好きに選ぶが良い(笑顔)」
ジェニミ「謹んで魔王討伐をお引き受け致します!!」
王様「では期待しておるぞ!」
ジェニミ(まあでもケチなとこ以外は今のところ普通なRPGだな!)
挨拶を終えてお城を出る2人。
ライム「とりあえず武具屋行こう!何か買えるでしょ!」
ジェニミ「50ゴールドで?とりあえず行ってみるか。すみませーん!」
武具屋「おう!武具は装備しないと意味がないぞ!(ドヤ)」
ジェニミ「は?お前は、ご飯は食べなければお腹が膨れないぞ?って言われなきゃ分かんないのか?それと同じこと言ってるんだぞ?」
武具屋「お…おう…すまねぇ」
正論で50ゴールドの八つ当たりをする勇者ジェニミ。
ジェニミ「いやコッチも悪かった…ちょっとケチな事があったもんで。50ゴールドで何か買えるかい?」
武具屋「そうだな…石の剣と石の盾なら何とか50ゴールドで買えるぜ?」
ジェニミ「じゃあそれでいいよ!」
武具屋「まいど!」
ジェニミ「すごいな…石の剣と盾なのに重さをほとんど感じない!これがファンタジー世界!」
ライム「じゃあ次は街の外で実戦だね!頑張ろう!」
ジェニミ(マジで普通のRPGだ…何も起こらない!!)
街の外で実戦してみるジェニミ。
スライムが現れた!!
ジェニミの攻撃!
スライムに8のダメージ!
スライムを倒した!
ジェニミ「おお!ちゃんとした石の装備なんだな!」
ライム「だから普通なんだって。理解できてる?」
ジェニミ「ああ!普通に楽しめば良いんだな!(楽)」
ライム「そうそう!レベルも上がるからね!」
初日は街の付近でモンスターとの実戦に慣れる事に徹した勇者ジェニミ。
レベルも2に上がり薬草も手に入った!
ジェニミ「この世界最高だな!」
ライム「そろそろ日も落ちるし、今日は宿に泊まって明日から本格的に探索しようか!」
ジェニミ「だな!」
宿屋「これはこれは勇者ジェニミ殿!お代などいりません、どうぞこちらへ!」
ジェニミ「ふっ(ドヤ)」
勇者ジェニミは調子に乗り始めた。
ライム「おはよーzzz」
ジェニミ「ははは!ライムは朝に弱そうだな!おはよう!(さわやか)」
ライム「わー!ここ朝食付きの宿なの!?すごい!」
ジェニミ「勇者様だから特別サービスだってさ!参っちゃうよなー!ははは!」
ライム「じゃあこれ食べたら情報収集して次の目的地を決めようか!」
ご飯を食べ終え街に出る2人。
街人「おや!勇者さま!西の洞窟には行かれましたかな?」
ジェニミ「西の洞窟?何があるのですか?」
街人「特に何があるわけでもないですが、腕試しの洞窟と言われておりましてな」
街人「あの洞窟を攻略できるようなら、城付近では問題ない腕前であるという証明になるそうです」
ジェニミ「ほう?まさしく勇者向けなイベントですな(キメ顔)」
ジェニミは調子に乗っている。
ジェニミ「ここが腕試しの洞窟!なんかワクワクするな!」
ライム「たくさんの冒険者が探索してるから安全だよ!本当に何もないけどね!」
ジェニミ「弱いモンスターが出るくらいなのか?」
ライム「うん!ほらそこ!」
洞窟スライムが現れた!!
ジェニミ「スライムか?余裕だぜ」
ライム「コラ!油断しない!そのスライムは昨日のより素早くて硬いんだよ!」
スライムの攻撃!
ジェニミは4のダメージ!
ジェニミ「ぐっ…確かに昨日のスライムより強い!!油断したのはマズかったな…!」
ジェニミの攻撃!
洞窟スライムに3のダメージ!
ジェニミ「硬いな!」
ライム「魔法を使うといいよ!勇者だからファイアくらい使えるはず!」
ジェニミ「それを先に言えよなー!食らえ!ファイア!」
洞窟スライムを倒した!!
ジェニミはレベル3に上がった!
ジェニミ「何とかなったぜ!しかし魔法か…いいな♪」
ライム「これで次の村まで旅立っても大丈夫だね!」
ジェニミ「よし!行くぞ!俺についてこい!(キメ顔)」
ジェニミは有頂天だ。
そんなジェニミを厳しい目で見るライム。
そう…ジェニミはこれがテストであることを忘れている!
私の駄文に付き合ってくださりありがとうございます。
既に20話分ほど書き溜めていますので、初回は3話まとめて投稿になります。
また見てもらえたら嬉しいです。




