カードゲームは時に暗号となる
「……」
「……」
……会釈だけして通り過ぎたが、今モモ居なかったか?いや、普段とは似ても似つかない全く別の姿をしていたが、歩き方の癖だけは変えて無かった。
多分、気にしたら負けだな。ニャルだもの。
「カードバトラーエニグマ解読表新刊ありまーす」
「エニグマの解読するようなバトラーが私達以外にEHOに来てる訳ないって、諦めようよ」
「いいや、布教を兼ねての試練だから別に売れなくてもいい」
「カードバトラー本各10冊ください」
「え?あ、ありがとうございます」
「あの、運営の方が客として買い物していいんですか?」
「ああ、私の場合はいいんですよ。私の場合は」
「はぁ」
それにしても、魔導書の以外の本は頭に入れてなかったな。これは思わぬ収穫ともいえる。
「EHO内でバトラーの同志を探しているのか?」
「はい、こっちだと時間が延長されるのでデッキの試行錯誤をする為の時間が確保しやすいんですよ。だから試作デッキの対戦相手を増やしたくて……」
「クラフトマーケット閉幕後、時間はあるか?」
「ありますけど……なにかあるんですか?」
「バトラーが集まる場に案内しようと思ってな。あと、完全に規格化されたカードも用意してある」
「あの、裏があるんじゃないですかそんないい話。私達の事を簡単に釣れるバカだとでも思っているんですか?」
「大会入賞常連の連中がいる場所だ。アイツらの相手をして欲しいだけだ。それ以上の裏はない」
少なくとも、勧誘した奴にとってデメリットになる点はな。
最近知ったが、白熱する試合の場合、少量ながらリソースが生成されていた。恐らく、向こうでも同じ現象が確認された場合はかなりのリソースがカードバトラーによって生成されている事になるだろう。
出自不明の謎カード類って多分この謎リソースによって生み出されている説があるんだよな。特にネメシス関連のカード。
「……じゃあ、あの伝説のネメシス使いである猫さんを連れてきなさい。そしたら信じてあげる」
「では、交渉成立だな。お望みの相手は現在目の前にいるぞ」
「え?」
「サインください!」
「後日な。このサークルの本で売れ残りが出たら我がすべて買い取ろう。教材としても使えるいい同人本だ」
はい、まあ、ある種伝説扱いされてるバトラーですまなかったな。
これもすべては遊戯世界の発展のために。
カードバトラーはカードバトラー単体の作品として世に放流した方が管理が楽なんじゃないかと思い始めてきた今日この頃
一部の運命力が強すぎるバトラーはアニメにも登場していそうな凄味を持ち合わせている
バディなファイトでもリアルのプロレスラーがファイターとして登場したし、既存カードにプロレスラーの名前が追加されたカードとか、プロレスラー御本人様がモンスターカードになったりもした
ありえない話ではないと思っている
あ、ちまちまルールとかの制作頑張ってますよ
統合するにあたっての裁定や文章の微調整がとにかく頭を悩ませる件




