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女難危行・拉致した皇女と六人の嫁  作者: 雛人形
七夜城の陰謀
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防衛戦二

入院が長引き、今回も携帯からの投稿です。

居たらぬ点は、どうかご容赦を!!。


今回も病室からで短い為、次回は可能な限り早く投稿したいです。

が、遅くなった時は申し訳ありません、宜しくお願いします。


「敵襲ー!」


七夜城が現れた初日、首都に襲撃を仕掛けて来た敵兵は、あっさりと全滅したが、二日目の朝に首都を襲って来た敵は、初日とは違った。



初日と同じく、平原方面から現れた為に、これには騎士団が応戦した。だが時間差で、海上、荒れ地方面からも敵兵が現れて三方向から襲撃してきた。


俺達八名は、三組にわかれ各方面の殲滅に向かう事になった。幸いにも、三カ所の全てが通常の兵力であった事もあり、敵兵を撤退させる事は容易だった。


「昨日よりは、考えて来たわね」

「たが、あんな兵力では幾ら襲って来ようが、意味はない」


アネスが得意気に話すが、その言葉に偽りは無い。全ての戦闘が、遠距離からの弓矢、偶に突撃してきても、こちらの遠距離攻撃の範囲内に入れば、矢で射られる。極小数が首都に迫っても騎士団に排除されていった。


たが、単調で弱い敵兵と戦力でも、度々来られては流石に堪ったものでは無く、朝から都合四度目の襲撃の際、遂に首都の一角へと侵入を許してしまい、逃げ遅れた民衆の数名が犠牲となってしまった。


急ぎ駆け付けた俺達で、侵入した敵兵は排除したが、民衆に被害者を出してしまった事で城下に不安が広がってしまう結果と成る。


最初から数えると、六度の襲撃を受けたことになる。この時点で、こうも首都を何度も攻めてくる事に、俺は疑問を覚え始めた。


「なぁ、奴ら何故こうも首都を攻めてくるんだろ?」

「確かに……、皇王陛下を攫った事で、後は時間を待つだけで良い筈では?」

「宮殿も焼け落ちてますしねえ……」

「私達に、七夜城を攻めさせない為じゃない?」


攻めさせない為?、ロゼはそう言うが、結界が無いなら有り得る。だが今はその手段を欠いている。実質、敵城に攻め入るのは不可能、俺達に攻めさせない為というのは、的を得ていない気がする。


「それに、何度も殲滅させているのに、あの兵力は何処から来てるのでしょう?」


「それ、私も感じました。天空の城からは一度も現れていませんよね?」


イリスとラミカの二人の言うことにも、同意見だ。


仮に、七夜城に数万の敵兵が待機しているとしても、空からは一度も攻められてはいない。現世に、数万の支援の軍隊が居たとでも言うことなのか?。


そんな数の軍団が、大挙して移動していたら、何処かで察知出来ている筈なのだ。


「最初に、ドアの森に敵兵が出たんですよね?、あそこに何か在るんじゃないですか?」


ドアの森を占拠された事が、俄然怪しくなってきた。


「ドアの森を調べる必要が有るわね!」


ここで俺達は、戦力を分散させてドアの森を調査する組と、首都防衛の組に分かれるか?。全員で、森へ調査に向かうかの決断を迫られ事になった。


「留守中に首都が襲撃されて占拠でもされたら……、森へは私が行こう」

「待て、アネス一人は流石にマズイだろ」

「では、私がアネス殿に同行します」

「うむ、では私とラミカでドアの森を調査しよう」


状況がどうなっているか分からない場所だ、森林散策に馴れているとはいえ、女性二人に行かせるというのは……。


二人の事を案じていると。


「ふっ、心配してくれるのは嬉しいが、安心しろ無事に帰ってくる」

「そう、ユキヒトさん私達は大丈夫ですから」

二人がそう言っている以上、俺には、それに異を唱える事は出来なかった。


「分かった、二人に任せる、たが気を付けろよ」

「うむ、安心して待っていろ」


二人は地龍に跨がると、草原に敵兵の居ない事を確認しながら、ドアの森へと急ぎ向かって行った。


ドアの森調査は、やむ得なかった事だが、 二人だけで行かせた事はやはり、俺の間違いだったと後悔したか゜。


が、後の祭だった。


ありがとう御座いました

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