表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

第一夜・少女のアリカ-3-

-2-よりの続きです。

 何も考えられず呆気に取られていると、アリカは強引に舌を押し込ませてきた。

 ねっとりとした彼女の舌が僕の舌に絡み、混じり合った唾液が僕たちの口を透明な糸でつなぐ。

 「ア、アリカなに、を……!?」

 「お兄ちゃんはこれを望んでた……」

 名残惜しそうにゆっくりとアリカの顔が離れていく。心なしか彼女の頬はうっすら紅く色づいているように見えた。

 

 「そんな筈は……」

 「ウソ。これはお兄ちゃんの願い……」

 心の奥まで見透かしそうな、大きい瞳でアリカが見つめて来る。

 僕は彼女の目をまっすぐに見られなかった。

 もしかしたら、彼女の言う事は本当なのかもしれないから。

 実際に、心の底である感情がさっきから大きくなるのを感じる。

 

 「ねぇ、アリカのことキライなの?」

 まるで小さい悪魔のようにアリカは妖艶な笑みを浮かべ、僕の頬を撫でる。

 彼女の小さな手がさわさわと触れて来るのが気持ち良い。

 「そんなことは……」

 所在なさげに視線をうろうろとさせることしか僕は出来なかった。 

 きっぱりと否定できない辺りが情けない。

 「それじゃあアリカも、同じコトお兄ちゃんにして欲しい」

 先ほどの行為を思い出させるかのように、人差指を唇に当てて催促してくる。

 

 なんと甘い罠なのだろうか。

 猛毒が徐々に体へ回る様にゆっくりと、だが確実に、心が支配されていくのを感じた。

 

 「出来ない……」

 「いいよ。アリカが気分をだしてあげるから」

 そう言うとアリカは僕の前に立つと、肩幅ほどゆるく足を広げた。

プロットを失くしてしまったので、途中までですが区切りの良いところまでは続けようと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ