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エピローグ 白旗の旅の終わり

数日後。


王都の騒ぎは、少しずつ収まっていた。


アルヴェインは失脚。

だが処刑はされていない。


代わりに、白塔の運用は全面停止。


完全な平和ではない。

でも、確実に何かは変わった。


アリアは城壁の上に立っていた。


風が吹く。


白旗が揺れる。


ルシェが隣に来る。


「終わったわね」


「うん……たぶん」


グレンも来る。


「“たぶん”か」


「だって、まだ世界は変わってないし」


リオが笑う。


「一日で変わるなら苦労しない」


モグも肩をすくめる。


「でもまあ、一発は入れたな」


セブンが静かに言う。


『変化、確認』


ミナが手を握る。


「……これから?」


アリアは空を見る。


「……まだ旅する」


全員が少し驚く。


「終わりじゃないの?」

ルシェが聞く。


アリアは笑う。


「終わりじゃなくて、始まりかな」


白旗を持ち上げる。


「争いをなくすのは無理でも、

少し減らすことはできる」


「……大きく出たな」

グレンが言う。


「うん」


アリアは頷く。


「だから、続きは旅の途中で」


風が吹く。


白旗が大きく揺れる。


その先に、まだ見ぬ世界がある。

勝手ながら完結させてもらいます。

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