表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/49

46.制裁部佐藤

 久しぶりの殺し屋らしい仕事だし、頑張るぞー!


「さっ、行こう!って流石に1階は封鎖されてるか。私先行く?」

「いや、みんなで2階から行こう」

「それって私が先ってことだよね?」


 外階段に人はいない。となるとあそこから突入だな。


「ふーっ。よいしょっと!大輝さん、手」

「ほんと、椿には叶わないな」

「ほら、真心斗も」

「お前できないことないのかよ」

「うん、ないよ」


 壁を蹴って2階に上がるぐらい全然余裕。やっぱり体は鈍っていなかったようだ。

 大輝さんと真心斗を引っ張り上げ、お仕事開始!

 

「じゃあ俺このまま階段から上がって、屋上から降りてくわ」

「私こっちから。じゃあ7階合流かな?」

「だな」

「真心斗は俺についてこい」

「……はい」


 ガンッ(右足ストレートキック)


 ドアを蹴り開ければ、正面突破必須の対象5人。


「は?女?」


 見つかったので、勢いつけてスライディング。左手を軸に右足で蹴りを入れれば、後は流れに任せて肘を顔や腹にバカスカ入れていく。


 バンッバンッ


 私は片手で撃つ方が得意。まあ近くに仲間がいない時なら、てきとうに両手で撃ってもいいんだけど。基本的には、綺麗に1つずつ丁寧にが売りの椿です。


「な、一般人!?」


 そんな訳ないじゃん。


「このクソアマ!死ね!」


 若い頃はガキって言われてたのにな。


「んー、私のがちょっと早かったかな?」

「だな」

「えー、こちら制裁部佐藤、制裁部佐藤。高崎小田ペアと、9階踊り場で合流。制圧完了、どうぞ」

「こちら処理部、18名突入開始します」

「了解」


 膝蹴り肘入れ腕流し。ナイフの方が早かったと思うけど、まあ後処理考えたら仕方ないか。


 大輝さんと真心斗は先に降り、私は処理部の護衛に。徹底的にやったから大丈夫だと思うけど、一応ね?


「お疲れ様でーす」

「お前……あざます」

「はいよ」

「俺16、椿は?」

「30」

「真心斗が4の50か、しゃーないしゃーない」

「手で弾けないと今回のはキツかったね。5人1組で徹底されてたし、囲まれ慣れてないとむずかった。真心斗もお疲れ」

「あ、ありがとう」

「次は私が稽古つけてあげるね」

「……お願いします」


 30人殺るのに、42発。ちょっと使いすぎたかな。まあ敵の弾だからいっか。

 それにしても白いブラウスは赤いドッド柄。ピスタチオパンツも気に入ってたのになぁ。


「向日葵ちゃん、タオルある?」

「あるよ!はい、どうぞ」

「ありがとう」


 タオルを受け取り、大輝さんの手を取ってトラックに腰掛ける。


「な、な、ど、どうした?椿?」

「ふっ」


 左側に座らせた大輝さんの右足を私の膝に置き、足首をタオルで縛る。縫うほどじゃないから大丈夫だね。


「バレてた?」

「うん、バレバレ」


 真心斗も大輝さんも無事で何より!さ、報告書は免除してもらえるかな?


「椿ちゃんごめーん。アタッシュケースの回収に付き合ってもらえたりする?」

「もちろんいいよー」


 仕事はまだ終わってなかった。でもまあ向日葵ちゃんのためなら仕方ない。もう少し頑張るか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ