ソルシエールに向けて出発です!
ソルシエールは山を越えた先の谷にあります
ご機嫌よう。マルゲリット・アルカンシエルです。早速ソルシエールに向けて出発です!
「じゃあみんな、身体強化魔法の準備はかけれたかな?」
「んー…多分!」
「出来てるよね?」
「お兄さん、私大丈夫?」
「俺は?」
「僕はちゃんと出来てる?」
「…ん、大丈夫だ。よく出来たな」
ソルシエールは子供達の頭を撫でます。
「じゃあ早速出発ー!」
「出発ー!」
「俺が前歩くー!」
「あっ、待ってよー!」
「僕が前がいいー!」
子供達が元気でなによりです。ソルセルリーは少し疲れた様子ですが。
「ソルセルリーはこういうの慣れない?」
「ん。いっつも転移魔法でちゃちゃっと済ませてたからな」
「ふふっ。そっか。…賑やかだね」
「そうだな」
ー…
陽が沈む頃、やっとソルシエールに続く山の近くまで来れました。
「今日はここで野宿?」
「ん。今日の晩ご飯は干し肉だ」
「お肉ー!」
「やったー!」
「干し肉なんてそんな美味いもんじゃないぞ」
「カビたパンよりマシだよ!」
「…まあ、それと比べればな」
とりあえずまずは野宿の準備に、魔法で適当にテントを張り、虫除けのお香を焚きます。
「いただきます」
「いただきます!」
「いっただっきまーす!」
「やったー、お肉ー!」
「こら、ちゃんといただきますしてから食べなさいよ!」
「いただきます!」
「いただきまーす」
干し肉硬い…。スープにでもしたら美味しそうなんだけどな。
「美味しー!」
「…美味いか」
「うん、美味しいよ!」
「噛めば噛むほど、口の中にじゅわ〜っとおいしい肉の味が広がるよ!」
まあ、言われてみれば確かに。
「はぁー、幸せ」
「そんなに美味しい?」
「うん!」
ー…
美味しいご飯を食べた後、いつもより大きなテントでみんなで寝ます。
「ねえこれなぁに?」
「寝袋だ」
「?」
「これの中に入って寝るんだ」
「へー」
「宿のベッドと比べるとあれだけど、これはこれでいいね!」
「土の上にそのまま寝るより快適だよね」
「そうだね!」
「エクレール、寝心地いいか?」
「うん、大丈夫!ありがとう!」
「…エクレール、体内を浄化するぞ」
「はい、お兄さん!」
ソルセルリーはエクレールちゃんの体内を水魔法で浄化します。
「じゃあ寝るぞ」
「おやすみー」
「おやすみなさい」
「おやすみ」
「ふわぁあ…んー…おやすみ…」
「おやすみなさーい」
「ん」
「みんな、おやすみ!」
「ん」
しかしこの後も子供達はひそひそとお話をしていて、とても可愛かったです。
さて旅の行方は




