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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第11シーズン

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番外編 金谷千歳とプレゼント選び 上

 和泉は、シュトーレンも加湿器もくれた。ワシも、和泉にクリスマスプレゼントを何かあげようと思うんだけど、何がいいかな? 何が喜ぶかな?

 そんな事考えながら、和泉の朝の散歩に付き合ってたら、和泉の履いてるスニーカーがだいぶ履き古しなのに気づいた。新しいスニーカーをプレゼントすればいいかな?

 そう言う話につなげようと思って、ワシは和泉に話しかけた。


『お前の靴、だいぶボロいな』

「あ、言われてみたらそうだね」


 和泉は自分のつま先を見た。


「そういえば、何年も履いてるな……後で新しいのポチっちゃお」

『え』


 ワシがプレゼントしようとしたのに!


『い、いや、靴屋行かなくていいのか?』

「同じブランドの同じサイズのを買えばいいだけだから。ニューバランスの、少し高いけど履きやすいし楽なんだ」


 和泉はなんにも気づいてない顔だった。


『そ、そっか……』

「言われてみて気づいたよ、言ってくれてありがとう」


 和泉はワシに笑いかけてくれたけど、ワシは困った。じゃあ、プレゼントなんにしようか……?

 和泉の好きなもの、柑橘系のフレーバー、おいしいご飯、出汁の染みた野菜……あんまプレゼントって感じじゃないな……。

 あ、でも柑橘系の香りの何か、とかいいかも。香水とかがいいのかなあ? そうだ、ちょっと洒落た香水つけさせていい男にすれば、こいつの好きな人にアピールできるかもしれない。

 香水詳しくないなあ、でもちゃんと調べて、こいつの好きそうな香りで、こいつに似合いそうな香水、探そう。

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