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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第25シーズン

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番外編 金谷千歳の所感

 和泉の大和君への接し方を見て、ワシはずっと、もったいないなあと思っていた。

 和泉は、ずっと大和君に優しかった。進んでお風呂に入れてあげて、進んで絵本を読んであげて、いっぱいなでてあげて。大和君と湯船に一緒につかってたら、「本当のお父さんみたい!」って言われたんだって。

 そう、和泉はきっといい父ちゃんになる。でも、ワシがずっと恋人をやってたら、和泉は永遠に父ちゃんになれない……。

 和泉を父ちゃんにしてやりたいなあ。そしたら、和泉はもっと幸せになれるのになあ。

 子々孫々まで祟るつもりだった。そのためにたくさん世話をした。そのうちに、和泉には幸せになってほしいと思うようになった。幸せになってもらうために、和泉に子どもを持ってほしいと思うようになった。

 ワシが産んでやれないから。ワシが産めたらよかったのになあ。和泉に子供を抱かせてやれるなら、ワシはどんなに大変でもどんなに痛くても、やろうと思えたのに。

 和泉は、一生子供を持たない人生を考えてるんだろうか。ワシを好きになったから。ワシなんかを好きになったから。

 和泉に好きでいられるのは好きだ。でも、やっぱり5年ちょっきりで諦めてほしい。和泉は、きっといい父ちゃんになるから。

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