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心の癒し

かなり短めです。


あと、他の話に加筆した部分があります。

先日、S君とカレーを食べに行く途中

S君が幼稚園児の集団に向かって手を振っていた。

保育園児かもしれないが、そこはどうでもいい。

とりあえず、園児には違いない。


「ご近所さんか誰か、知り合いでも居んの?」


「知り合いというか、常連の子ですよ。」


「ほぉう?」


「まぁ、飯を食ってからで。」


~回想~

さっきの集団の中に、常連の子が居ましてね。

大体、週1か週2くらいで親御さんに連れられて来るんですよ。

最初に見た時で、たぶん1歳くらいかな?

言葉は喋ってましたけど、ちょっと(なご)みました。

だって、青汁や豆乳を見て


「ジュゥチュ!」


って言って、抱きかかえている親御さんから身を乗り出してまで

必死に手を伸ばしてましたから。

あの辺、野菜ジュースとかフルーツジュースも置いてあるんで

そっちかと思ってましたけど

明らかに豆乳に手を伸ばしてるんですよ。

で、豆乳を親御さんに買ってもらって

得意気な顔して帰りました。

それから、名も知らないその子を心の中で

『豆乳幼女』

と、勝手に呼んでます。

大きくなってきましたけど

相変わらず、豆乳に手を伸ばして


「ジューチュ!」


って言ってるのが可愛くて、なんか嬉しくなるんですよね。

あ、ロリコンとかじゃないですよ。

何ですか、その眼は。

何回かコーヒー豆乳やアーモンド豆乳

1回だけ青汁も買ってましたけど

お気に入りはプレーンみたいです。

辞めるちょっと前くらいになると、自分で商品を持ってきて


「こえくだちゃい!!」


って言ってくれたんですよ。

袋に詰めて


「はいどうぞ」


って渡したら、お母さんの後に隠れましたけど


「あいがちょ」


って小声でしたけど、お礼も言ってくれましたし

帰る時には、こっちに向き直って


「ばいば~い!!」


って大きく手を振ってくれましたね。

あの店での、数少ない僕の癒しでした。


~回想終了~


「・・・豆乳はジュースに分類していいのか?」


「いいんじゃないですか?

カテゴリーとしては、紙パックのジュース系エリアに置いてますし

あの子がジュースだと言うのなら

きっと豆乳はあの子にとってジュースなんですよ。」


S君と豆乳幼女がそうだと言うのなら

豆乳はジュースなのだろう。

それにしても、歯が生え始めた頃から豆乳をチョイスするとは

何とも渋い幼女である。

将来はヘルシー志向の女性に育つに違いない。

ブクマが増えてたことより、感想を貰えたことにビックリした・・・

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