そして、家へ……
久しぶりの投稿です!
「だったら二人ともうちに来るか?」
「えっ!?」
うちって……つまり二人が同棲してる部屋って事だよね!?そんな神聖な場所に足を踏み入れていいのだろうか……。
「あれ?でもお二人とも院に行かなくていいんですか?というか院に行ったはずなのに……なんで戻ってきたんですか?」
本田先輩は首を傾げながら二人に問いかけた。
「あぁ、今日は院の皆で出かけてるらしくてな、いないって連絡来たから戻ってきた。なんとなくこのまま帰っても後味悪い感じしたからな。そしたら、こういう状況になったって訳だ」
「なるほど……そういうことだったんですね……」
それから数分後、会計を済ませてファミレスを出た。
「それで話を戻すが、この後はどうするんだ?うちに来るのか?」
「そ、それは……行きたい気持ちもありますが……いや、でも……」
先輩達のお家に行ってみたい気持ちもあるが、私がその真実の扉に手をかけるのは早い気がする。一体どうしたものか……。
「結局、来るんだな……」
「まぁ、歩いて十分もかからない距離だし、二次会をやるにはもってこいじゃない?」
「それはまぁ、それで良いんだが……というか、これはどうしたら良いんだ?」
「落合先輩、仮にも後輩の女の子をこれ呼ばわりって……」
二人の視線の先には家の中に入ってからずっとそわそわして部屋中を散策しまくっている美帆の姿があった。
「お、おい雪白……もうその辺にしてくれないかな?」
「……」
私は先輩のそんな声を気にも止めず、部屋の中の散策を続けた。
「どうして……」
だが、散策の後半で私はある事に気付いてしまった。
「どうして、同棲してるのにそれっぽいものがない平凡なお家なのぉ!?」
「いや、意味が分からないし……というか近所迷惑になるんで大声を出すな。あと、平凡っていうのは喧嘩を売ってると捉えていいんだな……?」
「うぅっ……」
落合先輩に怒られ、暴走しないためにと居間で正座をさせられてしまった。
「ったく、大体何だよ、それっぽいものって……」
「それは、あれですよ。〇〇〇(←大人のおもちゃ的なアレ)とか、○○〇(大人が夜を営むときに使われるアレ)とかですよ」
「は……はぁあ!!?んなもん、ある訳ないだろぉが!?」
「えぇ?何でそう言い切れるんですか?同い年の男女が同棲してるんですよ?何もおきない訳がないじゃないですかぁ!!」
ガツン!!!
さすがに調子に乗りすぎたのか、先輩の額に青筋が浮かび、怒りが込められた右手の拳が私の脳天を直撃した。
「本当に……すいませんでした」
そして私は土下座をした。さすがにこの段階まで来ると理性を取り戻し反省する事ができた。
ちなみに、今の私の脳内は思春期に一部の人に起こると言われている恋愛脳と変態脳の合成型の状態にある。なので少々暴走気味なってしまい、自分でコントロールが出来なくってしまうことがある。ま、ほんの少々なのだが……。
「全く、本当に反省したのかよ……」
本音を言えば、まだまだ聞きたい事、探してみたいところはあるが、さすがに自重してこのあたりで区切りを付ける事を脳内で決めた。
まぁここは、思春期の乙女の可愛いいたずらという事で許してもらう事にしよう。
そしてこの後、とんでもない痴態を晒すことになるのだが、この時の私は知る由もなかった。
いかがでしたでしょうか。
毎度言ってるとは思いますが、投稿までの時間が空いてしまって申し訳ありません!
一応、頑張ってはいるので暖かく見守っていただけるとありがたいです!
今回も見ていただきありがとうございます。
次回も読んでいただけると嬉しいです。




