第四十二話復讐姫の虚しさ
第四十二話復讐姫の虚しさ
決戦のために聖王国に攻め入った我たちはミーシャが神王と集中して戦えるよう周囲の神族・天使を殲滅する。
改良した天血殺の威力は凄まじく神族共は瞬時に溶けた。
瞬時に溶けると言っても数が多すぎる。
「アウメアよ、ここはお前の弟子たちに任せて連合の連中を救助に向かうぞ!」
「そうしましょう。皆さんここは任せます、信じてますよ」
勇者一同「任せてください師匠」
「どうせ死ぬなら相打ちじゃぼけー!!」
「その心意気は買うが、ここは我たちに任せておけ。貴様ら獣人はその鼻を活かして怪我人の保護に向かってくれ」
「誰かは知らないが嬢ちゃんありがとな、救助なら俺たちに任せてくれ」
「ああ任せる。アウメア、こいつらに補助魔法をかけてくれ」
「すでにかけてます」
「そうか、それならある程度は安心か」
一通り連合の連中を助け終えた我は殲滅をアウメアは勇者の指揮に向かわせた。
そして場面はミーシャに切り替わる。
とうとうこの日が来た。
私はアイツを殺し復讐を果たす。
「おっ、レイヴェルじゃないっすか……相変わらずエロいっすね、俺とヤらないっすか?」
「確かハインヴァルト君だったよね。いいよ、一瞬で逝かせてあげる」
「俺はそんな早漏じゃないっすよ、馬鹿にしてます?」
「馬鹿にしてないから早くブツ出して」
ハインヴァルト君のブツは私の顔より大きくて流石に口には入らないかもと思ったけど、すぐ殺すためには頬張る方が早い。
「こんな小せえ口に無理矢理ねじ込むのって興奮するっすね」
「おごっ!?」
ハインヴァルト君は私の頭を掴み捩じ込んだ。
「はぁ、気持ちよすぎて蕩けちまう」
「そのまま蕩けててね」
ハインヴァルト君はドロドロに溶けて死んだ。
ちなみにハインヴァルト君は三つ下の私の弟なんだよ。
それでまあアイツのところに向かうまでに六十七人ぐらい溶かしたんだけど……やっぱりアイツの相手するなら服を脱いだ方が楽だね。
私は全裸でアイツのいる屋敷に忍び込んだ。
忍び込むのが簡単すぎて少し不気味に感じた。
「やはりお前だったか、レイヴェル。再び身体に刻み込んでやる上下関係をな」
アイツはそういって私を押し倒し即座に挿入した。
「んっ」
まずい、思わず声が出てしまった。
その声を聞いてからアイツは打ちつける速度が上がった。
魔法をかけているとはいえ、ゼロになるわけではないのが、難点なんだ。
一時間後
「身体が溶けてきたな、お前の能力か? 腕が両方ないと流石に困るな」
マズイマズイマズイもっと魔法を重ねがけしないと!!
こいつ中に出すたびに私の魔法を消してくる。このままだと本気でマズイ!
…………冷静になれ私、もっと毒の濃度を高めて溶ける速度を上げなければと私が考えてる時私とアイツは胸を剣で貫かれた。
「貴様が居たから母さんが!!」
何度も剣で貫かれている間に私は毒の濃度を高めた。
「なっ、足まで……お前ら、今すぐ堕としてやるぞ」
アイツの打ちつける速度は私の魔法を超えた。
アイツが溶けるまで私は耐えつつ兵器の毒の濃度を上昇させ続けた。
アイツは私の毒と貫いてる剣の毒でみるみる溶けていった。
溶けていくにつれて打ちつける速度も上がり感覚鈍化魔法をいくらかけても意味をなさなかった。
「早く……溶けて死ね!!」
「タダで死ぬものか!!」
アイツは最期の悪あがきとして私の中に全て出した。
出した後アイツは溶けきって死んだ。
私はアイツが死んだのを確認した。
復讐ってこんなあっけなかったっけという考えが頭に溢れた。
だけど、私は復讐を果たした。
それにあの子がいなかったら、成功しなかった。
「どこに行ったの、レギンちゃん」
屋敷の周辺を探し回ったけど、レギンちゃんは見当たらなかった。
成功したことを報告するためにパメラたちを探した。
一方レギンはというと
「これで、私の復讐も半分は終わった。あとは母さんを殺すだけ」
「おいレギンどこ行ってたんだ、探したぞ。それに今なんて言った」
「復讐は半分終わった、あとは母さんを殺すだけって言ったんだよ兄貴」
「母さんを殺すのだけはよせ」
「そういうなら兄貴が私を止めればいいだろ。安心して剣は使わないから」
「俺相手に手加減するってわけかよ……後悔するなよレギン」
「兄貴もね」
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