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【完結】勇者育成係の混血エルフとTS魔王  作者: 暗黒神ゼブラ


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第三話勇者召喚の街

第三話勇者召喚の街


私は弟子のミューラに見送った後ヴァルを探すことにした。

「ヴァルは私の服を買いに行くって言ってた……となると"あの街"しかないですよね」

あの街とは勇者誕生の街であり私が弟子たちと出会った場所、街の名前は"ユグドラシル"

勇者を召喚すること、そして世界を繋ぐ街ということでこの名前にされていると私は聞かされた。

今一番危惧すべきはヴァルとこの時代の私が鉢合わせること何故ならこの時代の私はちょうどあの街でスティ(この時代の勇者であり弟子)とご飯を食べているからだ

一時間十六分後

全速力で走ったとはいえ時間がかかりましたね

そして私が街に入ると

「あっ、遅かった」

ヴァルとこの時代の私は鉢合わせておりそしてスティとご飯を食べている

周囲からはものすごく見られている。

近くに同じ顔の人間がいるからということが容易に想像可能だ。

あっスティと目が合った

スティお願いだから驚いた顔をして交互に私を見ないで……私に気づかれるから

するとスティの「あのアウメアさん、ちょっと席外します。理由は後で言います」と叫び声が聞こえた

ダダダダダダ

「あっ、あのアウメアさんの姉妹の方ですか!? それともまさかの本人とかですか?」

「そのまさかの本人ですよスティ。まあ未来から来たアウメアですがね」

「未来からですか!! 私はどうなっ……いえ聞きません。未来がどうなってるかは私自身の目で確かめたいですから……が、我慢です」

そういえばスティが急に私のことを様付けで呼ぶようになったのってこの時期……あ〜私が原因だったのね

理由は分からないのだから決めつけるのは良くない

「ちょっとスティにお願いしたいことがあるんだけど」

私が聞くとスティは内容を察したのかヴァルめがけ走って行った。

そしてヴァルを呼んできたスティと血液登録を済ませ別れた。

「我は待てと言っておったであろうが……来てしまったのなら……」

ヴァルは言葉の途中でモジモジし始め

「もしかしてお花を摘みたいのですか?」

「なっ、ななな何を言っておるのだアウメア……どこをどう見れば我が…………うぅ、もう限界」

「服なら私が買っておきますからヴァルはお花摘みに……もしかして入りずらいとかですか?」

「……それも、あるが……受け入れたとはいえ流石の我にも恥ぐらいあることを理解してくれ」

赤面して我慢しているヴァルは「アウメアがそう言うなら仕方ない」早口でそう言い残しお花摘みに向かった

私は服を買いに行くため久しぶりに商店街を楽しもうかな。

服を買うだけじゃなく情報収集も怠らないようにしなければ……勇者育成法成立を防げなくなりますからね。

しかしこの時代に戻ったのですから……私だって生きている師(先生)に会うぐらいなら許されますよね

買い物を終わらせてヴァルに一緒に会いに行ってもらえないか頼んでみましょう

ヴァルにも間接的にとはいえ関係のある人物ですからね師(先生)は。


読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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