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勇者育成係の混血エルフとTS魔王  作者: 暗黒神ゼブラ


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第二十九話交差する光

第二十九話交差する光



神喰らい……私の前任の粛清係であり私を捨てた母親、それがパメラだ。

私は目的は神喰らいを殺すこと、それは別にもう一つは神喰らいに命令を下し私の父親でもある神王の殺害だ。

強くなるためなら神王に身体を売ることも厭わない。

「神王様、ミーシャ様と繋がりのある天使を粛清致しました。居場所を突き止められましたので、私が神王様に代わり粛清致します」

「頼むぞ、レギン。唯一の汚点を粛清出来るのはお前だけだ」

ミーシャ様を殺せるのは私ではなく神喰らいだけだ。

私は神王様にとって都合の良い駒なのは理解している。

「行ってまいります神王様」

だからこそ私は寝首を掻く準備をしているのだから。

転移


そして場面はパメラに切り替わる。

「……とこのようにヴァルゴア様にはしていただきます」

「フォルスを殺した奴が来たぞ、戦闘を始める。だから服を返せパメラ!!」

「これからヴァルゴア様には王との性行為をしていただくのですから、身体を慣らす必要があります」

「慣らすと言っても突然人を全裸にさせるバカがどこにいる!! いるな我の目の前にな!!」

「…………おい、神喰らいこの茶番はなんだ」

カンッ!!

「いきなり刀を抜くな神喰らい! 私の……話を……聞けと言っているのが聞こえないのか!」

「貴女様には死んでいただきます。ミーシャ様のためにも私は二度と神喰らいと呼ばれる訳にはいかないのです」

「私を見ても何も気づかないのか……どうして気づいてくれない!! 私はアンタたちのせいで人生めちゃくちゃなんだよ」

「私の存じ上げないことを申されても困ります」

「存じ上げないだと……ふざけるな!! アンタが自罰とか言って神王様に犯されるから……だから私が産まれたんだぞ!! それで何が存じ上げないだ、お前が産んだガキが私だ!! 興味ぐらい持ってくれてもいいだろうが!!」

この方は今なんと……仰いましたか、私の子供とそう仰ったのでしょうか

「パメラ、前を見ろバカ!!」

「……!!」

ギギギギ

「あの状態で鍔迫り合いで済ませるなんてさすがは神喰らいだ。私だって最初は憧れたんだぞこんな凄い人が母親なんだって兄さんから聞かされた時は……なのに実際なんだ、粛清係としての任務を放棄して粛清対象と人間界に降りるなんて……私たちがどんな目で見られたかアンタに分かるか!! アンタに粛清された奴らの家族から友達から……ただ町を歩くだけでも、神喰らいの子供だからと半殺しにされる日々だ想像つくか……つく訳ない、ついてたまるか!!」

「私が行ってきた行動は、王と同じだと理解はしております。ですが、私が貴女様のことを分からないように貴女様も私のことを理解なされないでしょう。暗闇で光れず彷徨っていた私にミーシャ様は『パメラ、パメラ』と呼んで照らしてくれるのです!! 私はミーシャ様や皆様のためだけではなく、私自身の過去のために王を殺さなくてはならないのです!!」

「だったら殺されてよ……母さん!!」


バリン!!


「はいはい、二人ともそこまででやめよっか」

「「ミーシャ様!?」」

「君の目的は分かったんだけど、どんな理由だろうとパメラを殺そうとするなら、たとえパメラの娘でも……殺すよ」

「ミーシャ様に殺していただけるのなら、私は本望です」

「……まあ、そう言わずに君もアイツを狙ってるんでしょ。だったら一旦協力しない? 親子喧嘩はその後でいいからさ」

「私はミーシャ様が止めてくださらなければ自らの娘を手にかけるところでした。申し訳ありません」

「謝るなら私じゃなくてこの子ね」

「申し訳ありません。……不躾なことと存じますが、貴女様のお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」

「……そりゃあ知る訳ないよね。私はレギン、この名前は兄さんがつけてくれた大切なもの、忘れないで」

「了解致しましたレギン様」

「レギン様って……娘にその呼び方は、って言ったって一度も会ったことない人に呼び捨てはいやだな。そのままでいいよ」



「おい貴様ら、我のことを忘れていないか? 服を返せと言っておるのだ、しれ者がぁぁぁぁ!!」




「レギンめやはり裏切ったか、さすがは神喰らいの娘と言ったところか親子揃ってこの神王を裏切るとは。粛清対象の追加だ、レギンを始末しろ。どんな手を使っても構わん」

「神王様のお望みのままに。一つ意見を申しても構わないでしょうか?」

「構わん、言え」

「レギンを始末するのではなく苗床にした方が我々の戦力増強にもなり良いのではと思ったのですが、いかがでしょうか」

「…………それは良い考えだ。正直言ってレギンは名器だ始末するのは惜しい。だが、産まれてくるガキ共がレギンのように裏切る可能性がある以上は始末する。意見感謝する」

「神王様からの感謝など私目には畏れ多く身に余る光栄でございます。それではレギンを始末してまいります」


読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来るときにしますね

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