第二十二話 バレバレでござる
屋敷に帰る前にギルドに寄っていくことにした。
ゴーレムの砂を店に行かないとね。お金が欲しいからね。金貨10枚ほど欲しい。
ギルドに着くと閑散としていた。
「すいません。」
「なんや。なんか用か?依頼でも受けに来たのか?」
「ち、違います。魔物の買い取りをしてほしい。」
「あぁ。では、向こうのカウンターで待っとりな」
「はい。」
少し移動すると、買い取りカウンターがあった。さっきの言い方がきついおっさんから、おばちゃんに変わった。
「何を買い取ってほしいのかね?」
「えーと、この砂なのですが・・・・・」
「これかね。砂場でスコップですくってきたのかね?」
「そんなわけありません。」
「もしかして、アレか?ゴーレムの倒した時の砂か?」
「そう。たまたま、ゴーレムを見たから戦ってみた。」
「本当かね。ちょっとまっていてね。ギルドマスターに聞いてくるから」
「はい。」
これはもしかして、一攫千金の可能性あるよね。白金貨10枚とかね。白金貨1枚で一生暮らしていけると聞いたことがあるから、やばいよ・・・・・。
「レオン君、確認してきたところ、ゴーレムらしいわ」
「どこで見つけたの?どうやって戦ったの?操作している人は見つけたの?」
凄いほど質問を受けた。めんどくさいけど、一から説明をした。魔剣を使ったことは言わなかったけれども、ギルドのおばちゃんは驚いていた。
「そうなのね。はぁ。で、操縦士を見つけていないのは残念だよ。まあ、ゴーレムの砂はとても強力な壁に使えたり、またゴーレムを生成するにも使われるから意外と重要なの。まあ、今回は操縦士を見ていないを考慮すると金貨20枚が妥当だと思うがいいかね?」
「はい。大丈夫です!!!」
「わかりました。」
金貨20枚は凄いな。そんな数の金貨は見たことが無かった。
「こちらが金貨20枚だよ。落とさないようにね。ギルドカードに預金することも出来るわよ。どうする?」
ほう。この機能を使えば、お金を落とすことはなくなるし銀貨にも換えれると聞いた。だから、アイテムボックスに入れているよりも良さそう。
「じゃあ、ギルドカードに預金しておいてください。」
「わかりました。じゃあギルドカード出して」
「はい。」
「ピポーン」
処理が正常に終わったらしい。
★
屋敷に帰省した。
一応連絡は入れてはあるけど、出迎えがいない。
これは悲しいな。そんなことを思いながら、玄関を開けた。
開けても、誰も居なくて物音ひとつしていなかった。
誰も居ないのかな?確かに今日帰るとは伝えてあるけど、誰も居ないとはどういうこと?謎は深るばかりである。
少し歩くと、
「パーティ室にこい」
張り紙に書かれていた。この汚い字はまさしく父上の字であった。
慌ててパーティ室に行った。
扉を開くと、バン、バン、バン。と、発砲して、紙くずが散らかった。
「「「「お帰り」」」」」」
みんなに盛大にいわってくれて、とてもうれしかった。
「レオン、よく帰ってきたな。父ちゃん心配したぞ。まあ、学園生活は噂でよく聞いていたぞ。
なんか、いろいろやったらしいな」
「は、はい。バレバレですか?」
「あぁそうだ。」
「はい。話はいつでもできるから、御飯食べるわよ」
母上の一言で、パーティは始まった。




