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コンヒュージョン  作者: スズキ
第1章 コンヒュージョン
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衝突

世界が混じり合った日

各地で出没する危険種に対抗するため、キメラ改造人間計画が秘密裏に行われた。

現在、倫理的観点から計画は中止され、その子孫が獣人として暮らしている。


人買いに捕まった所を、爪のひとかきで金網に大穴を空けて脱出し、八艘飛びで身軽に屋根に登る白猫獣人の伊吹白羽(いぶきしろは)も子孫の1人。金目銀目(金と青)のオッドアイに白髪で白い肌。

白羽は吸血鬼の赤月緋鞠と、異種族同士で気が合った。


土御門和奏は、封印を解いた羽曳野喋花と一緒に静寂零の隠れ家の前にいた。

和奏は九字を切って幻覚を晴らし、中に入ると、吸血鬼以外に、伊吹白羽の姿もあった。


和奏は白羽の幼なじみだ。

白羽は吸血鬼を止めに来た事を訴えた。

「もう人は襲わせない。だから100年の争いに終止符を打とう。」

吸血鬼は、静寂零派と白羽派に別れ、白羽派は和奏と共に闘った。白羽派には紅小夜ら4人も加わった。

土御門和奏は念動力で80kg以上の物を軽々と投げ飛ばしたり、念動力の摩擦で炎を起こしたり、鬼や動物霊を使役し、瀕死の静寂零と互角に渡り合った。

しかし、羽曳野喋花が静寂派のほとんどを制圧したため、静寂零は降伏を余儀なくされた。


静寂零は、和奏に「お前の父親は今まで出会った中では最高クラスに強かったよ。」

蝶花を一瞥し「でも、世界は広いな。」と言い残した。


さらに、静寂の視線を移した先には、盟主の塔があった。


世界が混じった日

3000m級の怪獣が口から熱線を吐き、暴れていた所を制圧した少年がいた。

時空間能力で肉体をリセマラし、人類の限界点のオドを手に入れた少年は、不老不死で今も少年の姿のままである。

100年経った今では、盟主の姿を知る者はほとんどいない。

オドは羽曳野喋花に匹敵する。


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