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プロローグ
前作、『ご指名頂きましたので、ガイドさせていただきます』のスピンオフ的なお話となります。
よろしくお願いします
事の発端は、オレことイーサンが一人の女性に惚れてしまったことから始まる。
その女性はみんながキャーキャー言うくらい大人気のガイドさんで、オレもキャーキャー言ってたうちの一人。
追っかけって訳じゃないけど、あの人と一緒に仕事がしたくて必死に学芸員の資格を取った。
就職面接も面接官の人がドン引くぐらいの気迫で答えたさ。
もちろん合格、オレは憧れのあの人と一緒に仕事ができるって自惚れてたんだ。
あの人はオレのアプローチをするりと躱していく。
何でも一人でやってのける凄い人だから、それは分かってた。
でもいつかオレの気持ちが伝わればそれでいいんだと、そう思ってたんだ。




