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竜国の姫らしいですが、田舎で静かに暮らしたい  作者: コフク
第三章 光の国へ――闇を解くために

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プロローグ 光の会議

 白い石でできた高い天井の広間には、細長い窓から淡い光が射し、澄んだ空気が静かに満ちている。


 広間の中央には円卓があり、その真ん中には丸い穴が開いていた。

 卓を囲むように、七人の長が座している。老いた者、若い者、厳しい眼差しの者、柔らかな面差しの者。男性も女性もおり、衣の装飾の色は七人それぞれ異なる。だが、全員同様に白金の衣で、胸元には連邦の印が静かに光っている。


 皆が思い思いに意見を述べ、審議をした後、やがて一つの結論にまとめあげられた。


「これより、判定を行う」

 議長が告げる。

「同意は光の票を、卓の中央へ――合議」


 卓上のそれぞれの前に置かれた丸い光が、ほのかに輝きを増す。

「同意」

「同意」

「同意」

 ……

 低い声、高い声、穏やかな声。

 七つの色をした光の票が、七人それぞれの手から中央へ放られていく。


 そして、最後の一人が静かに光を投じた。

「同意」


 最後の一つが穴へ落ちた瞬間、円卓の中央から淡い白い光が天井へ向かって走る。

「――合意」


 白い光は空中で丸くまとまり、一つの箱の形になって、議長の手元に降りてきた。

 議長はその箱を両手で持ち、顔を上げてにっこりとこちらを見た。


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