後日譚10 よく言われるよ(涙)
「あんたのせいで息子が人生を間違えた!」
初老の男性が魂の叫びをあげていた
・・・可哀そうだと思うけど、それって私(の作品)のせい?と問いたい
いや空気を読んで言わないけどさ
いえね、私はしがない小説家なんだよ
将来、ヒットして映画化する予定である
・・・大口を叩くな、と言われるが歴史的に有名な作家はみんな売れない時代があるのだよ
糊口をしのぐためにラノベを書いているのは悲しい現実だ
私のラノベのどこが良いのかわからない
99.89%はどこかの小説のパクリだぞ?
まあエロさはあるけど
でもそのエロさだってエロ本、いや今はネットの動画か写真か、を見ればいい
自分で慰めるための素材は大量にあるだろう
・・・「自分の好きなアニメの名前」+エロイラストで検索かければ大量におかずが得られるよ?
それなのにお金を払ってまでエロいラノベを買う意味が分からん(←お宅に喧嘩を売ってます)
まあイラストレーターが頑張っておかずにしたい絵が満載なのは認めるけどさ
とまあ書いている作者だって買うかどうかわからんラノベなんだが、なぜだか売れている
多分、出版社の販売戦略が優れているんだろうと思う
だって変身ベルトやら変身バトンやらが爆売れするのはおもちゃ屋の戦略だというからな
・・・資本主義ってクソだよな
ところがエロいところが悪かったのか炎上した
それなのに文句を言う人間と同じくらい擁護する声が上がった
・・・おかしいと言いたい、昔、游〇とかいう漫画家先生が社会的に抹殺されたのになぜ断罪されないと言いたい
いやだってもう嫌だもの
エロいラノベを書くの
私は純文学が書きたいの!
雪国だとか源氏物語だとか年月の洗礼を受けても残る作品が書きたい!
それなのに編集者に無理矢理書かせられるという拷問
気分転換に池下のあたりを歩いていると声がかかるんだよ
「あなたのせいで息子(娘)が道を間違えた」
・・・オタクは生まれたときからオタクというのと同じだと言いたい
でも空気を読んで言わない私
だって火に油を注ぐようなものだもの(経験済みだったりする)
「殺してやりたい!」
目の前の初老のお父さんが血を吐くように世間だ
・・・それ、最近よく言われるよ(涙)




