5.国王陛下謁見の日。私は異端??
〜魔法属性&魔力量測定の水晶〜
水晶の色は、魔法属性の色が分かりやすいように透明です。
魔法属性の色は、
光→白色
闇→黒色
水→青色
火→赤色
土→茶色
風→水色
雷→黄色
魔法属性なし→灰色
魔力なし→変わらない
です。魔法属性なしは‘落ちこぼれ’を意味します。
「「「………え???」」」
おかしい……魔法属性が2つ以上の人なんて、今までいなかった。それに、ありえないし。
しかも、存在する全ての色が出るってなんだ。全属性ってことじゃないか。
ごくごく稀に異端で“光・闇・水・火・土・風・雷”以外の属性の人がいるが、数百年に1人いるかいないかくらいだ。
しかも……
「「水晶が爆発した……!?」」
叔父様とお姉様の声がハモった!…じゃなくて、魔力量がめっちゃ多いってことじゃん……
前代未聞だ。
6歳なのに魔法使えるし…
稀に10歳未満で魔法を使える人がいるが数十年に1人いるかいないかくらいだし、8歳以上だ。
「国王陛下に報告しなくてはな……」
え、まじっすか叔父様?
ということで、あっという間に国王陛下に謁見する日だ。心臓がバックバク。
だって、前世は普通の受験生だったんだもん。国王陛下に謁見とか、冗談じゃない。
……そろそろ時間だ。
扉が開けられ、叔父様、私、お姉様、お義兄様の順で入る。
流石、国王陛下。威厳がある。
「アスラーです。
国王陛下におかれましては……」
と叔父様が挨拶し始めると、
「あー、よいよい。
此度の謁見は公式なものではないのだからな。」
と言われ、私達の番になった。
「は、はじめまして、こくおうへいか。
まりん・あすらーです。」
つっかえちゃった(笑)
「ローズ・アスラーです。」
「リ、リアン・アス、ラーです。」
お義兄様、すっごく緊張している。
すると、国王陛下が笑いながら
「そんなに気張らなくてもよいぞ。」
と言った後、本題を切り出し始めた。
「さて、さっそくだがマリン、君の魔法属性と魔力量の計測をわたしの前で行ってもらう。」
そう言われ、水晶が運ばれてきた。
「ちなみに、これは特別製で魔王の魔力量でもヒビさえ入らなかったものだ。さあ、やってみよ。」
と言われたので私は一歩前に出て、ゆっくりと触った。
存在する全ての色がまばゆく光り、そして----爆発した。
「「「「「………え???」」」」」
(デジャヴ………)
国王陛下含め、全員ポカンとなった。
だって…魔力量が魔王以上って、化け物、やん………
「……なるほど…。」
国王陛下すごい。ポカンタイムもう抜けた!
すると見たことがある光景だからか、叔父様とお姉様も次々と抜けた。
お義兄様はまだポカン中(笑)
「では、実際に魔法を使ってみるのだ。」
と、国王陛下。
そんなわけで魔法練習場にて魔法を使ったのですが、レベル100以上を使わされていました。
1回目に魔力の調整が分からず、練習場吹き飛ばしちゃいました……てへぺろっ☆(笑)
2回目からは大草原でやりました。
全ての魔法が使えました。“神のみしか使えない魔法”まで使えました。
しかも、魔力が尽きませんでした。
異常事態として、私の処遇は国の重鎮さんたちで話し合われることとなりました。
そして、今日はもう1つ話があったのです。それは、、、
『お姉様と第1王子の婚約について』
魔法属性が2つ以上なのはなぜありえないかというと、魔力の質というものがあるからです。
魔法属性以外の魔法を使うのに魔力量が必要なのも、魔力の質に抵抗するようなものなので力がいるからです。




