18 倍の倍まで返してあげる
今回も暴力シーン(?)が一応あります……!まぁ……後半ほとんど仁ノが暴走してるだけなので(??)てか聞いてください!仁ノ視点です!
てか聞いてください!最近よく更新できてるんですよ!!すごくないですかっ!?褒めてくださ((これが当たり前の行動だから気にしなくていいよ!By飛鳥
『お前マジで人じゃなくね?』
そうだ。コイツらの考えの方が正しい。
アタシがおかしい。飛鳥ちゃんも、アタシも、――も。
生まれた時点での性別と真反対に生きていくなんて、普通の人には理解できないことに決まってる。
けど、それ全部全部、悲しみも苦しみも悔しさも嬉しさも詰め込んで、今アタシたちは生きてるんだから。
だからこそ許せない。
「え、あさ……ひ……くん……?」
朝陽くんが男子を殴ったとき、アタシの中の『俺』が、一瞬動き出した気がする。
「どっちがキモいんだ。どっちがキショいんだ。どっちが人じゃないんだよ。人じゃないなんてセリフ吐くやつのほうがよっぽど人じゃないでしょ?」
いつも笑顔の朝陽くんが苦虫を噛み潰したような、なんとも言えない表情を浮かべていた。……どういう思いでそんな苦しそうな顔になるのかアタシには、うっすらとしかわからない。
あ、倒れたやつ、意識あったんだ。フラフラしてて立ち方ダサすぎじゃん。
「お前っ……ふざけやがって!」
男子たち4人が朝陽くんに殴りに行こうとした。
まあとりあえず、アタシが今やるべきことは。
「『宮水』! 頭縮めとかないと蹴っ飛ばすぞ!」
コイツらをボッコボコにすることだ!!!
思いっきりジャンプして男子たちの上を飛び越える。
やっば、久しぶりすぎて楽しいかもっ!
「お前ら、いい度胸してるな! 天下無敵と言われたこの東仁ノ様が直々に殺ってやるよ!!」
「「「「は?」」」」
「「「「……へ?」」」」
男子たち4人と、『宮水』、『御剣』、『日和』、優衣がマヌケな声を出す。
やっぱりな!姿形、考え方は変わっても俺が俺様であることは変わんねぇ!!!
「知らねぇか? 革命を起こした不死身の王、『よし川巽サン』の弟子、天凛中卒業生の、東仁ノ様……」
「だよっ!」
『バキッ』
相手が唖然としてる間にフラフラ状態のリーダーの腕に蹴りを入れる。
音的に腕の骨折れたか?
しょぼっ、こんな蹴りでも耐えれねぇのか。口だけは一丁前ってマジでそのまま言い返してやりてぇわ。
「ほら、お前らのリーダー、こんなに弱いぞ? あ? 口だけは一丁前なのはどっちだよ」
「ちょ仁ノちゃん??」
焦ってる宮水を無視して殴りに行くポーズに構える。
「うっせー宮水、お前は下がってろ」
「い、いやでも……」
聞き分けわりぃな……本当はこんなこと言いたくねぇけど、言うこと聞かない宮水が悪い。
小声で宮水の耳に囁いた。
「―――、―――」
「……あー……はいはい……」
バツが悪そうな顔したって、俺の考えは変わらない。いくらなんでも、危ないことはしてほしくないからな。
「おい。日和、御剣! 優衣連れて教室戻っとけ!」
「「は、は〜い」」
…………よし、行ったか。蹴りで終わらすか拳も使うか、どっちも『楽しい』からいいけど。
「じゃあオレたちもそろそろ〜……」
こっそりと男子たちも後を絶とうとしていた。リーダーを置いてって自分たちだけで逃げる気のようだ。
「誰がお前らも逃げていいつったんだよ! 俺をバカにした代償、高くつくって言っただろ!」
『ドカッ』
『バキッ』
『ゴキッ』
んでやっぱり弱い。絶対彼女とかできたときヤンキー来たら逃げる奴らだろうな〜。
顔、腹、足、とりあえずそれぞれ一発ずつ入れたけど、あ〜ダル、意識ねぇし……。
「べ〜っだ! 俺……ううんアタシを怒らせたのが運の尽きだったね!」
後片付けが面倒くさくなったアタシは、そのまま教室に戻った。
男の娘でもなんでも、自分自身っていうのに、代わりはないんだからっ!
そうでしょ?飛鳥ちゃん。それに、――も。
あ〜仁ノかっこいい……可愛い……自分で作ったキャラなのにこんな愛着湧くものなんですね……今度は優衣と仁ノの話でも作ってみようかな……。
補足ですが、『天凛中』は仁ノと優衣の卒業した中学校のことです!『よし川巽』は……深く関わらないのでいいです!もしかしたらちょこっと出てくるかも??んで……(急にタメになるのやめなよ……By朝陽)『――』のところは七夕で出てきた『??』じゃなくてまた違う子です!優衣かもしれないし双かもしれないし朝陽かもしれないしはたまたなんか別の知らんキャラかも知れないし……いずれ真相はわかります!!(多分!!!!)




