反省会
「はい。OK!めちゃくちゃよかったよ!」
配信が終わると同時にみゆはまっすぐと私に言ってきた。
「そ、そう。」
「うん。めちゃくちゃよかったよ!!」
目を輝かせて言ってくるみゆを前に私は少し照れながらも嬉しかった。
「うん。照れなくてもいいよ。十分だった。」
「あ。ありがとう。」
照もまっすぐに私を誉めてくれた。
「あとは毎日続けることだね。」
「そっか、そうだよね。」
少し気が重くなったが、未来が見えてきたようでその期の重さも晴れてきた。
「じゃあ、熱が冷めないうちに反省会しようか。」
「反省会?」
「そう。停滞しないためにも反省しないとね。」
「そうだよね。」
正直言って”反省会”という言葉だけで気が重くなった。
今までしてきたものが”反省会”名の吊し上げばかりだったからだろう。
「じゃあ、良いところと悪かったところ上げていこうか。」
「良いところって。」
「伸ばすところは伸ばして、直すところは直さないといけないからさ。」
「えーと…悪いところは、4回甘くかんだところがあった。
何も喋れていない時間があった。
流れてきたコメントに反応しきれないところがあった……」
「ちょっとまって。」
「なに?」
照は笑いながら止めてきた。
「良いところも出していいんだよ。」
「良いところか……」
全く思い浮かばず、長い沈黙が訪れた。
「わかった。わかった。大丈夫だよ。いいところは私から言うね。」
照は笑いながらそういうと、よかったというところをいくつも上げてきた。
私は自分が褒められているのが恥ずかしくて気が付かなかったが、みゆは私の事をずっと見ていた。




