6/6
日向子の談・結び
「それじゃ、ラストは日向子ちゃん、お願いね?」
「だな、ここは後輩に締めて貰わないとな」
「日向っち、いいもん持ってそうじゃん?」
「おねがいしますよ、日向子さん」
「はあ……、ではひとつ。怖いというかゾクゾクというか」
【日向子の談】
これは大学の頃の話なんですが。
バイト先で倉庫の鉄扉に指を挟んじゃいまして。それはもう『バアーン!』と思いっきりです。
それで人差し指と中指の骨が『バギッ!』て折れちゃったんですよねぇ。
思わず『ギャーッ!』て悲鳴が出ちゃったくらい痛かったですし。
『ポタッ、ポタッ』と血が滴り落ちる指を見たら、なんだか変な方向に曲がっちゃって『ブラン、ブラン』としてまして。
爪も『パカッ、パカッ』て、中途半端にめくれてました。
「以上なんですけど、ゾクゾクしました?」
「あの……、みなさん?」
終わり。




