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あらすじ

なろうコンテスト用あらすじになります。

内容について触れていますので読む前に内容を知りたくない方はご注意ください。

全てが自動化された近未来。

食事を作るロボットや会話の相手だけでなく農業も工業もその他ほとんどの物がロボットによって行われていた。

それでも人々の生活も、そして意識も特に変わったようには思えなかった。

ロボットが作った方が時間が短縮できる、作業が楽になる、それを意識している人間もほとんどいなかっただろう。

全てが機械化された後も人間は受験し、学校に入り、就職活動をし、仕事をした。

それはきっといつまでも変わらない人間の性であり、運命だったのかもしれない。

それが変わったことに気付いた人間はいなかった。だれも、気づくことなどできなかった。

ある日突然世界は滅びた。理由は誰にも分からず、そして誰も知ることはできなかった。

予言した者も対策を取れた者もいない突然の出来事。

人々は慌て、逃惑い、それすら間に合わず死んだ。

そんな世界に取り残された少女がいた。少女は世界の終焉を知らなかった。

ただ自分がおいて行かれたのだと、捨てられたのだと信じていた。なぜなら少女には足がない。歩くことができないから。そんなモノはいらないのだと、少女は諦めたように淡々と生きていた。

それを否定できる人間はすでに滅びていた。

そんな世界に取り残された青年がいた。青年は捨て去ろうとした世界に取り残された。

幸せだった家族。大切な妹。その全てを失った青年はただただ死のうと思った。

その罰であるかのように、青年は生き残った。ただ一人、そこにいた。

悲しむこともできず、生きることを考えることもできず、青年は歩き続けた。

二人に接点はなかった。ただただ孤独だった。

青年がたどりついた先に偶然なのか形を残した一軒家を見つけた。

少女は外を見たいと思った。本当は恐ろしい思いがあったが、それでもまた空を見たいと思った。

ドアを開けた少女はドアに手を伸ばした青年と出会った。

青年と少女、共通点のない二人は自分たちの終焉を探して、世界を歩くことにした。

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