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ロケットパンチが神殺しの剣より弱いのは不満なので覆します  作者: 黒井 冥斗
最弱スキルと最強の剣を持つ冒険者
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第25話:天に続く宮の地下へ

いつもご拝読ありがとうございます!まず、普段と違う時間に投稿したことご迷惑おかけします…後書きに詳細を書くので、今はこの作品を楽しんでもらえれば幸いです!

第25話:天に続く宮の地下へ

エスターリア元帥の家で俺ディレオスの所属するCランクパーティ「ニューオーダーズ」とここに居る天武帝指定の国際ギルド連合軍の幹部3名と連合軍最高司令長官、聖騎士100名と第7機動機獣艦隊のメンバー……そしてアリーナ姉さんの部下に当たるメンバーを合わせて、数百名規模の異適属性集団に対する偵察集団が編成され、まだ開拓中の旧ディレオス村に移動し、24時間体制で階層宮を偵察していた。

「どう思いますか、最高司令長官殿」

俺はあまり敬語は得意ではないが、若くして世界の軍の頂点になった男性が目の前にいる。言葉遣いも勝手に整うというものだ。

双眼鏡片手に階層宮を眺める最高司令長官は一言。

「誰も死なない自信はない」

誰かは死ぬ、それが最高司令長官の意思なのだろうか……それとも異適という存在があまりにも……

「だが、同時に1つ確証を得た。階層宮は本来登るものは貴殿も知っての通りだが、今回は下へと向かう。一般的に魔力は負のエネルギーだ。言うなればエネルギーの方向性が下がる性質がある。つまり奴らは慣れてると確信した。逆に正のエネルギーの固有スキルは多少は有効だろうな。だが、ディレオス君、君の神殺しの剣とロケットパンチが人類の希望だ」

俺は黙って頷き、剣の柄を握り、そして1つの問いを最高司令長官に投げかける。

「異適の大元を斬れば、俺は人類最強ですかね……?」

「少なくとも対異適戦において君より強い人間はいなくなるだろうな」

俺はこの言葉を聞いた瞬間条件付きの人類最強になれると思うとやる気が湧いてきた。

「二人でなーにしてるの?」

「アリーナ総長か……ディレオス君と語り合っていたところだ」

「へぇ〜……男同士の語り合いみたいな?」

「「間違ってはない」」

「ディレオスは誰とでも仲良くなれるね」

アリーナ姉さんのその言葉を聞いた時に俺はエルザイムでの殺人事件を思い出す。いくら副班長が俺の希少アイテム狙いで殺しに来たとは言え、人を殺したのだ。誰とでも仲良くなれるのであれば、そんな必要はない。

「姉さん……そんな事ないよ……」

「ディレオス、自信を持ちなさい。数年くらいしかあなたを見れなかったけど、私にとってあなたは大切な弟なんだから分かる。あなたは誰とでも仲良くなれる。もし仲良くなれなかったら相手に問題がある。お姉ちゃんはそう断言してあげる」

「……ありがとう姉さん……」

その後は解散となり、ニューオーダーズのテントで意識を閉ざしていると翌朝、日の出を迎えると共に物凄く嫌な予感がして飛び起きた。

外は……この世ものとは思えなかった。

「なんだよ……これ……黒い太陽って……」

続々と皆起きて絶句していた。同時に最高司令長官が叫ぶ。

「総員!作戦開始時間繰り上げ!急げ!異適は確実に迫っている!」

「「「了解っ!!」」」

すぐに準備をすると即馬車に乗り込み、階層宮へと向かう。前衛は姉さんを中心とした聖騎士達、中衛は天武帝指定の3人と第7機動機獣艦隊

、後衛は俺を含めたニューオーダーズとギルド連合軍最高司令長官、戦闘用両手杖の魔法使い数十名が集まっていた。

馬を走らせること2時間、馬が恐怖で動かなくなり、あとは徒歩で向かった。

階層宮の前の地面は黒くなっており、所々に赤いひび割れもあった。

「なによ……これ……」

ニューオーダーズの回復役のレーチカさんが思わず声をこぼすが、レーチカさんだけではなかった。

「やべぇな……ストレイド、お前の重防御騎兵としての実力は人類の要のディレオスを守る上で必須だ。頼んだぞ……」

「あぁ、分かってるよ。リーダー……正直これは防げるか分からないけどよ……」

ずっと黙って階層宮を睨み続けている最高司令長官が気高く、誇り高く、叫ぶ。

「総員!怯える必要はない!我々には神の御加護がある!そしてそんな神すら殺せる剣を持つ人類最強の1人も仲間もいる!!負ける要素などない!!剣を振るえ、固有スキルを展開させろ、希望を掲げろ!人類の未来は我々にかかっている!!行くぞ!!」

「「「うおおおおお!!!!」」」

俺も高く叫んだが、その時「待ってくれ〜」と疲れかけた女性の声が聞こえ、同時に厄介事の一つや二つを持ってくるのが得意なミーナさんがきた。

さすがに最高司令長官もイライラ気味を隠さずに言い放つ。

「ここは民間人立ち入り禁止だぞ!」

「失礼!私はミーナと申します。ディレオスが付けているロケットパンチのナックルを作ったものです。そしてディレオスの右腕と右肩を機獣化させる兵器を持ってきました!異適にも対応できるようにレジェンドミスリルの45mm徹甲榴弾機関砲、音速ロケットパンチ化、魔法の力で物理的に電気を発生させ、それを元にレジェンドオリハルコンの侵徹甲弾を極超音速で発射可能です。この義腕も肩もレジェンドオリハルコン製なので防御にもなります」

俺はその装備を見たら、心が踊るようなものを感じた。だが……右腕と右肩を失う必要があるのも事実……

その時アリーナ姉さんがこっちに来た。

「ミーナ研究主任、帝国での活躍は存じ上げております。だからこそあなたに言わせてもらいたい。私の弟の身体を犠牲にするなどの以ての外だと」

「アリーナ聖騎士総長、私もあなたの武勇伝は耳に入っております。そして私自身命を失いかけた時にディレオスさんから頂いたお肉、そのおかげで今があります。他にも多くの支援を頂きました。だからこそです。これを彼に」

俺の見える範囲だと札の様な物を義腕の義肩に触れさせると札に封じられるようなものが見えた。

そしてミーナさんが立ち去ると、アリーナ姉さんが俺に渡す。表情はあまり良いとは言えないが、今この状況で顔が明るい方が不自然なのは言うまでもない。

「ディレオス、右腕を失ったらこのカードに魔力を込めなさい。でも失わせるつもりはないから」

そう言って姉さんは最前線へと戻り、大きく唱える。

「階層宮地下1階へ、移動!!」

するとパァーと明るい光に包まれ、安心したと思った途端水色の光は赤黒くなり、激しく揺れながら俺達を未踏査領域の階層宮の地下へと送りつける。

ここからが俺が人類最強になるための第1歩だ。

ご拝読お疲れ様です!ちょっと持病の方が良くなくて、ほぼ入院1歩手前の為、少しの間だけ更新を中止します。このロケットパンチシリーズは自分の自信のある作品でなおかつディレオスの人生の先を見たいという意思には変わりはないため、絶対に復活します。

少しの間だけ待っていてもらえたら嬉しいです!

療養期間でもロケットパンチの続きや新作も進めれる範囲で進めたいため、今しばらくのお時間いただきます!

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