鉄道の街 トスティエンス!
「クルッポーーーー!!!!!!」
3人「何だ何だ!?!?」
って、鳥か…
変な物でも来たのかと思ったぜ…
2人も同じような感じだったしなw
「……おはよう。」
「…おはようございます。」
「おはようございます…」
みんな…終わってる感があるな。
俺もだがw
「じゃあ、行きますか?」
「時間も無限に無いしな。
出発だ!」
時速40kmで進むこと1時間後…
「見えましたよ!街です!」
「後どのくらいだ?」
「10km程です。見た目は中世ヨーロッパに近いですが、SLが走ってますね。電気やディーゼルは走ってないようです。」
「SLだと?どんなやつだ?」
「見た目9600(キューロク)とC58ですね。
D51クラスの大型は無いようですね。」
「なら、これは目立っちまうな。
煙も出さず、大型で機関車なしだからな~」
「この際仕方無いでしょう。
目立つ物は目立つんです。それよりも問題は、どうやって街に入るかです。このままじゃ入れません!」
う~ん…
どうするか?
「この辺りに置いていきますか?」
「盗られると不味いだろ?
しゃあねぇからな、事情を説明するなりテキトーに言うなりして入り込もうぜ。」
それしか無いな…まぁ、大丈夫だろう!
10分後……
「止まれ!!
何の用だ?目的を言え!!」
「あの~、ちょっと道に迷って出てきたところなんで、この街は来るのが始めてなんです。この街の名前とか教えてくれませんか?
あっ、目的は買い出しです。食料が足りないので。」
「道に迷って出てきたところ?
どこから出てきたんだ?」
「この先の森からです。」
「ドブラスティーネ森林から出てきただと!?あそこは廃線になってるはずだが?」
「いえ、線路は残ってましたよ。何気に新しそうでしたし。」
「わかった…大変だったんだな。街に入ってもいいが、金はあるのか?一応地図くらいは渡せるが…」
「お金ってこれですか?」
「そうそう、これだ…って!多すぎるぞ!?
これだけあれば、この街で1年は生きていける。変なやつに見つからないように気を付けろよ。その金は多すぎる。」
この金貨、そんなに価値があったのか…気を付けないとな。
「分かりました。気を付けます。ところで、これは何処に置いておけばいいんですか?」
「ああ、これは36番線に置いといてくれ、場所は……ここだ。ここに置けばいい。
あと…あの線路を使うんなら後でこっちに来てくれ。許可を出さんといかんからな。今誰かが行くってのもいいぞ。」
「なら俺が行こう。2人はこれを置いてきてくれ。置いたらこっちに来ればいい。」
2人「分かりました。よろしくお願いします。」
「そっちも頼んだぞ。
っと、そういやここは何て名前の街なんだ?」
「んっ、説明してなかったか?
ここは世界の鉄道界で最も重要で鉄道関係で最も大きな街。
トスティエンスだ!!」
2014年4月8日
誤字の修正をしました。




