トスティエンス鉄道総局にて…
「…で、君たちが森の向こうから来たんだね?」
「ええ、その通りです。」
「何故廃線のドブラスティーネ林業専用線の所に居たんだ?他と繋がってはいるが大分遠かったろ?」
「まぁ、それなりに遠かったですね。
あと、言い方が悪いんですが、道に迷ったんです。で、気づいたらここに出てきたんです。」
「…………。分かった。いいだろう、ドブラスティーネ廃線の使用を許可しよう。ただし、整備等は自力でやってくれ。」
「ありがとうございます!これで安心です。
で、今度からはこれを見せればいいんですね?」
「そうだ。結構重要だから無くしたりしないでくれよ?再発行も面倒なんでね。」
「分かりました。それでは。」
「うむ。鉄道の街トスティエンスを楽しんできてくれ!」
「と、言うわけで貰ってきたぞ~
これで、安心だな。」
「ええ、ありがとうございます。これで、買い出しも可能ですね。」
「そういや、そっちはどうだった?」
「上々です。鉄道関連だけは調べ終わりました。その他はまだ…」
そう。こっちはこっちで調べていたんだが、時間の都合で鉄道関連しか調べられなかったのだ。後で全員で探すことにしよう。
「「ようこそ!トスティエンスへ!
トスティエンス鉄道総局へ何かご用ですか?」」
「はい。あの~
まだ、鉄道駆け出しなのでこの世界の鉄道車両について教えてほしいんです。」
「なるほど。分かりました。っと言っても蒸気機関車しかありませんけどね。他の物はまだ出てないんですよ~
魔石炭はあるんで蒸気機関車は走れるんですが、液体で走る…」
「ディーゼルカーですか?」
「ええ。って何で知ってるんですか!?」
「いや。何か聞いたことあったんで。
不味かったですかね?」
「いえ、不味くはありませんが…
知ってる人があまり居ないので、珍しいと思いましてね。」
なるほど。でもよかった。もしこれが、機密とかだったらどうなってた事やら…
「………………。」
「どうかなさいましたか?」
「あっ!いえいえ!何でもないです!」
「他には何かございますか?」
「えーっと、この世界の事が詳しく分かるところっていったらどこがありますか?」
「この世界…ですか?
具体的な地図だと図書館の方が良いと思います。図書館へはこの地図をご利用ください。
持ち帰られても結構ですよ。」
持ち帰りOKか。便利でいいな。
「今んとこはこれで大丈夫です。
ありがとうございます。」
「はい。それでは、トスティエンスをどうぞお楽しみください。
あっ!私はネーシャです。何かあったらいつでも来て、呼んでくださいね!」
ネーシャさんか…
「わかりました。それでは。」
「はい。それではごゆっくり!」
「と、言うわけでみんなで図書館に行こうと思うんですが…」
「ああ、行こうか。
そういや、岩根は何してたんだ?」
「はいっ!私は同じ鉄道総局で、車両について聞いてました。分かったことはあまりありませんでした。
この世界で最も大きな機関車が9600似の100型って言うやつ、って所までしか分かりませんでした。」
「分かった。なら、それも図書館で調べよう。じゃあ、出発だな。」




