第47色 プロポーズ♡
『 マスター、報告があります』
『うん?どうした? 』
まださっきの空洞から出ていない。
少し小休憩を入れてから再度アタックのつもりだったけど...。
『マスターのレベルが上がったので、私も強化されて、またレベルが上がる様になりました 』
おぉレベル20で、止まってしまっていたから、またレベル上げが出来るのか...。
レベルが上がるのは、やっぱり楽しいし、強化出来るからテンション上がるもんな...。
『 後もう一つ新しい能力が、増えました 』
『 おぉどんな能力?? 』
これ以上テラの能力がアップしたら、洒落にならないけど、俺達はまだまだ強くならないとイケないから有難いけどな...。
『 マスターの子供が作れる様になりました』
「はいっ!!!?」
えっ!?何言ってるのこの子!!?
思わず声に出してしまった...。
「ダーリン急に声出すからビックリするやんかっ!?どないしたん??」
「ユキ様、敵ですか!??」
「違う違う!!ゴメン!何もないんだ!!」
...シュラのヤツ笑ってやがる、聞いてやがったな...。
『 マスター、冗談です...。
私の眷属を作る事が出来る様になりました。言うなれば、私の劣化版分身です。』
おぉ!!それは、凄いな...。冗談の切れ味もなかなか凄かったけどね...。
『 さっき私を通して、会話していたのを、直でテレパシーする事が出来ます。
後は、マップ機能が使えます。私のマップの同期としてですが...。
アイテムボックスもクローゼットぐらいの大きさですが、使用可能です。
鑑定は、する事出来ませんが、鑑定内容もディスプレイ方式で送る事が出来ます。でも、さっきの戦闘の様に私が鑑定内容を伝えた方が良いかもしれませんが...。』
凄いな...マテリアルリングの性能を楽に超えてるのは、間違いないだろうな...。
『レベルは、上がらないんだね? 』
『はい、レベルアップ機能は、無理みたいです。
あと私の分身ですが、劣化版なので人格化は出来ませんし、魔導書を奪う事も出来ません、神器とも同期できません』
『 なるほど...でも凄く助かるよ...。テラやっぱり凄いね。ちなみに、何個分身出来るの?』
『 そうですね...今のメンバーは、シュラ様を入れて可能です』
『 そうなんだ!!?凄い!凄すぎるよ...。早速なんだけど、お願い出来る?』
『 はい、マスター分かりました。』
★
「皆ゴメン!ちょっと聞いてっ!」
テラから指輪の分身の方法を頭の中でレクチャーされた...。凄く儀式じみているけど、全ての動作が必要らしい...。
「何、何??」
「ユキ様どうされました?」
「どうしたのおぉ?」
5分は話していただろうか...。
モンスターの気配はまだない。時間は、18時を過ぎているが、裏ダンには、関係ないかもしれない。
「テラが分裂と言うか、分身を作れる様になったんだ」
「おぉ、凄いね!じゃウチが一番っ!!」
流石行動力のマーナ...じゃやってみましょうか...。
「じゃやるね...。」
①相手の目と鼻の先まで近付きます。
②相手の左手に自分の左手で優しく握り、その場で跪きます。
③テラをはめている右手の中指を左の薬指に重ねて...。
④「俺と共に歩んでくれ...。」
...なんか凄く儀式じみてるけど...。
必要らしいからしかたがないよな...。
ってナ!ン!デ!ヤ!ネン!!?
プロポーズやないかいっ!!?流されてやってもうたやないかい!!
さっき③まででしたよねっ!?
...あっやばい...。
「ダーリン♡♡♡ウチむっちゃ嬉しいぃ♡
一生一緒におるから♡安心してネ♡」
思いっ切り抱きしめられる...。
...やってもうた...。でも騙されたとも言えないし...。
シュラ...笑い過ぎだよ...。
絶対にお前の仕業だろ?
笑い叫びながら、洞窟内をクルクル回っているマーナ...。
本当に嬉しそうだ...。
「ユキ様...私達は...」
少し泣きそうなエリーゼ...。
おいおいおい...。
...男なら...最後までやりますよっ!!
見とけよシュラ...。
男見せてやる...。




