第46色 死亡トラップ
懐かしいな...。
この暗さ、この冷たさ...この嫌な雰囲気...洞窟の様な場所...。
「火球(×5)」
周りを照らす...この前に来た時と、当たり前だが雰囲気が違うな...。
「よし、皆気を付けて挑めよ...私は、危ない時にだけ助けてやる」
...絶対に助けないだろ...。まずは1層突破しないとな...。
「エリーゼ大丈夫か??」
「...少し、怖いですけど...大丈夫です。あの時とは、全てが違いますから...」
大丈夫だと...思う...。顔色は少し悪いが...信じてあげないとな...。
「神聖魔法《光の壁》」
光の膜が薄く体を包む...相変わらず暖かいな...。
《光の壁》は防御結界で物理、魔法両方を高めるらしく、効果は術者の力に依存するらしい。
「恩恵って凄い!!倍以上効果時間伸びてるよぉ」
手応えを感じたのか少しテンション高めだ。
マーナも銃を構えてるし、大丈夫そうだな...。
『 テオ、マッピング改めて宜しく』
『 はい、マスターお任せ下さい』
まったくの未知数だ...慎重に行きたい。
俺達は、シュラ曰く、裏ダンジョンを攻略している。死亡トラップで有名な真っ赤な扉...。
普通は突然、人を飲み込む...文字通りのトラップだ。でもこの裏ダンジョンが本当のダンジョンの入口らしい...。
ダンジョンの数は、6個...。
神格のレベルアップの数が8個...。
後の残り2つは《才能と運》とギルドでは噂されているらしいが...。
一つは、俺も上がっている...四天神の試練...。
コレで上がる事が出来る。
普通は、会うことも出来ない筈の四天神だが、四天神の認める偉業を達成すれば、上げる事が出来るらしい...。龍殺しや祟神討伐などがその対象らしいけど...。
そして、もう一つが...。
裏ダンジョンの攻略。全ての裏ダンジョンを攻略する事で、一つあがるらしい...。
誰も証明してない事だし、言っても誰も信じない。誰も真実を知らない...。
扉を常時出すには、2つ条件があり。
一つがダンジョンを達成する事。
もう一つがテオドロスを持っている事が条件らしい...。
だから皆知らないし、達成出来ないみたいだけどな...。それ以前に誰も第6ダンジョンを攻略出来てないみたいだけどな...。
「皆...次のフロアに1体いるぞ...」
洞窟を抜けると、少し広めの空洞に出る。
空洞の中心には、懐かしいヤツが鎮座してる。
『 あっ懐かしいわね。また戦うなんてね』
エリーゼは......顔色が悪いが、大丈夫そうだ。
トーカが居なかったら、前回は死んでいたからな...。
『テオ分析頼む』
『 はい、レッドオーガDランクです』
皆に聞こえる様に伝えて貰う。ディスプレイみたいに出しても隙が出来るからな...。
『 近距離タイプです。今は武器を持っていないので素手の攻撃です。魔法は使いません。
弱点属性は、水ですが魔法攻撃に弱いので風魔法も効きます』
(流石テラ...素晴らしい)
「遠距離攻撃」
「「「はい」」」
皆ある程度の距離を開けて散らばって構えを取る。
『 テラごめんだけど、テラに話した内容を、これから皆にテレパシーで伝えてくれる?』
『はい、マスター了解しました 』
『んじゃ、発射!! 』
「火球(×10)」
「ウィングバレット」
「神聖魔法《弱体》」
魔法が着弾する。マーナは、足を重点的に銃撃している。
『 俺が突っ込むから、エリーゼは補助で2人は、アシストお願い』
『 はい、マスター気を付けて下さい』
風魔力を体に纏い駆け出していく。
...一応水魔力を纏っておくか...。
『 トーカアシスト頼む!!』
『 あいよ!』
俺が纏った魔力をトーカが練り直して、纏い直してくれる。直すと言うより、刀剣の一部になった一体感だ...。
先手必勝...少し卑怯だが、やっとレッドオーガは俺達の存在に気が付いたみたいだ。
レッドオーガの体を一閃、横一文に切り裂く...。
切れ味が鋭すぎて、切れたか不安になる...。
レッドオーガは、砂となり魔石だけが足元に転がって落ちた。
『皆お疲れ様 』
『テラ有難う。通信はもう大丈夫だよ...。周りに敵が現れたらまた教えてくれる? 』
『 はい、マスター』
皆そんなに消耗は、ないみたいだ...。
あの時は、凄く消耗したし、本当なら死んでいたからな...。トーカやテラや皆のお陰だな...。
よし、気を取り直して探検再開だ...。
すいません。少しわかりやすく、題名を変更しました。こっちの方が恰好いいかなっ?と思いまして...。
ちょびちょび投稿にしてみました。どうでしょうか?




