第6話 ムスンク
さて、あとは放置しておけば漬け終わるかな。
「おこたさん、皮剥き終わりました?」
「ん。あとちょっと。」
えっ?なんで?そんなわけわからないことを・・・まだ5分程度だよ・・・?
「早いっすねぇ。」
「まぁ、力使ってるからねぇ。」
「うん?おこたさんにそんな変な力ありましたっけ?」
「変なて。まぁ、君たちのようなわけわからない古い力じゃなくって、スキルだよ。身体強化」
「あぁ、なるほど、そうでしたか。ところで、このまま作ると少なくとも100人前くらいある気がするんですよね。」
「んー、っと。今確実に来るのは何人だっけ?」
「えぇとね・・・ちくわさん、ウィングさん、彼方、ごん、あるさん、TKCさん、漁師さん、ムスンクさん、おこたさん、しんさん、セレネさん、私が作るメンバーで、駆逐さんも来るでしょ?だから14人。で、神名さん達にはさっき油揚げ持ってきてーって伝えて貰ったから、神名さん、金狐ちゃん、パズズちゃん、美琴ちゃんの5人・・・いや、確か黄泉さんも一緒にいたっけか?だから6人。あぁ、さっきちくわさんがさっきりゅーさんと根っこさんに電話してたから多分来る。で計22人ですかね?」
「・・・1人5人前?ならいけるんじゃないかな?」
5人前行けるか?
「少ないもので100人前で、卵とかは200個ありますからね・・・他の人たちが何をどれだけ持ってくるかが未定ですから・・・とりあえずできる限り煮ますけどね?」
「・・・まぁとりあえず皮むき終わったし、煮よう?」
「ですね。」
「こーあん!とってきたぞ!」
ん?ムスンクさんか・・・んげ、この匂いは・・・
「・・・えぇっと・・・仕方ないか。」
「うん?どうかした?」
言うべきか?言いたくないなぁ
「いや、何でもないよ。おでんにシイタケって合うのかい?」
「おいしいぞ?」
ほーん
「そうか・・・じゃ、下処理よろしく。」
「えぇ!?俺、よくわからんよ?」
触りたくすらない。
「教えるから。さぁ。」
「なんでさ!?」
「私がキノコ類嫌いだからさ・・・大丈夫、直接触れない手伝いはするから。」
「えぇ・・・しゃーないなぁ・・・」
「ところでどこでとってきたの?」
「あのすぐ近くのB級58層の森で。」
「あぁ、狼とかオーガとかがいる森?あそこにキノコなんかあったんだ。」
「てか、これシイタケじゃなくてオーガ茸だよ。オーガたちの集落で育ててるやつ。」
「あぁ、そういえば、ゴブリンたちの集落にもシメジみたいなゴブリン茸ってあったなぁ・・・あいつらキノコ育ててるのか・・・?」
「かもねぇ。オーク茸は松茸みたいだし。」
「オークだからか。」
「そうそう、オークだから。形的にね。」




