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第2章 來島村

扉が開くと、どこか親父の面影も感じる高齢の女性が出迎えてくれた。

彼女は白波梅(しらなみうめ)。親父のお母さん、俺のばあちゃんだ。


「ばぁちゃんひさしぶり! 元気だった?」


「尚ちゃんいらっしゃい! よく来たね! 見ての通り元気さ! 寒いだろ? ささ入って入って」


ばぁちゃんは、くしゃっと笑いながら歓迎してくれる。

腰と足が悪いのか杖をつきながら家の奥に案内してくれる。


ばあちゃんの匂いがする。うろ覚えな筈なのに、懐かしさが込み上げてくる。

一歩進むだけでギシギシと床が音をたてる。

年期を感じるこの家は家のおじいちゃんが自分で建てたらしい。


昔は來島村は炭鉱山が盛んで、おじいちゃんも炭鉱夫だった。

昔は自分で家を建てるのは珍しくなかったらしい。

改めてすごいなと思いながら奥に進む。

そして実家のお線香の匂いはなぜか落ち着くのはなんでだろうな。

ばぁちゃんが襖を開けて、畳の部屋に案内してくれる。


「尚ちゃんお腹すいただろ? すこし待っておくれ!」


ばぁちゃんはそういって部屋の奥に消えていく。

部屋は畳の真ん中にこたつがあり、

お茶が入っている湯飲みが1つとお菓子が入った入れ物が1つおいてある。

尚は吸い込まれるかのようにぬくぬくとこたつに入る。


「はぁ…幸せだなぁ!」


尚はつい気持ちよさが口に出る。


すると奥からガチャガチャと音をたてながら襖が開く。


「尚ちゃん炊き込みご飯たべな。あとこれ炒め物もあるからたくさんお食べ!」


ばぁちゃんは奥からたくさん食べ物を持ってきてくれた。

キノコの炊き込みご飯とモツの炒め物かな?


「ありがとう! いただきます!」


「飲み物はお茶でいいかい?」


「うん! ありがとう!」


「ばぁちゃん、俺ご飯食べる前におじいちゃんに挨拶するね!」


「そうだね、そこの寝室に仏壇があるからね! お父さんもきっとよろこぶよ!」


俺は奥の襖をあけてお仏壇に線香をあげる。

部屋に戻ってご飯を食べ始めた。


「おいしいよ! 炊き込みご飯も炒め物も!」


キノコの炊き込みご飯は出汁が効いててキノコは食感もよく、モツ炒めは味噌味でおいしい。

軽く電車で食べてはいたが、それでも尚の箸は止まらなかった。


「それにしても大きくなったね、いくつになったんだい?」


「21になったよ! 大学三年生だよ!」


「そりゃ立派な大人になって! 仁に似たね!」


「ばぁちゃんやめてよ! そんな似てないって!」


「いや鼻なんかそっくりだよ! 目は優子さんだね!」


「そうかなぁー!」


俺はまんざらでもなかった。

物心つく前にはかぁさんはいなかったが似てると言われたのがすこし嬉しかった。


「男前になったね!早く孫の顔も見たいものだねぇ」


「ばぁちゃん気が早いよ! それに相手もいないし!」


「そうなのかい? そういやよく遊んでたミオだったかい? あの子も昨日挨拶にきてたよ!美人になったねぇ」


「そうなの? ミオちゃんが挨拶に?」


親父、そこは嘘じゃなかったんだなって安心した。


「そうだよ! あの子もうちによく来てたから寄ってくれてねえ。今は帰省してるんだってさ! また来るんじゃないかい?」


「そうなんだ! ミオちゃんもひさしぶりだなぁー」


尚は急に恥ずかしくなり初めて聞いたような反応をした。


「それでなんか俺のこと言ってた?」


「あぁなんも言ってなかったよ! 軽く寄ってくれただけだからねー! 尚ちゃん気になるのかい?」


「べっ、別に聞いてみただけだよ!」


ばぁちゃんはアラアラとでも言いたそうだ。


会話に夢中になっているうちに、既に外は真っ暗になっていた。


「おやもうこんな時間だね。疲れただろ? 今日はお風呂入って寝なさい」


「そうだね! お風呂いただこうかな?」


ばぁちゃんは尚に少し待つように言うとお風呂の準備をし始めた。

ダラダラと待っていると襖の奥から声が聞こえた。


「尚ちゃん準備できたよー。タオルはここに置いとくからね!」


尚は軽く寝そうになりながら声をきいてパッと目を覚ます。

生返事で「はぁい」と返した。

尚は着替えを持ちお風呂に向かう。

お風呂は五右衛門風呂であった。


「初めて見た」


尚はテレビでしか見えないようなお風呂にすこしテンションがあがり、長旅の疲れを癒した。


「今日は疲れたなぁー」


「尚ちゃん温度は大丈夫かい?」


「うん! 気持ちいいよー」


実家もいいものだなぁっとしみじみ思い、お風呂からあがる。

お風呂からあがるとばぁちゃんの声が奥から聞こえてくる。


「尚ちゃんの部屋はこっちだよ!!」


声がする部屋に入ると布団がひかれてあった。


「尚ちゃんはここで昔は寝てたんだよ」


そういえば部屋の柱には身長を測ったような線があり。

俺の名前とミオちゃんの名前が掘られてあった。

ほんとに仲良かったなぁと思い出がよみがえる。


「あと布団の中に湯タンポいれておいたからね! あと尚ちゃん昔話したこと覚えているかい?」


「昔話した話? どうゆうの?」


「いやいいんだよ! でも1つだけ。 夜は外に出ちゃダメだよ? 獣とか出て危ないからね」


「うん! わかったよ!! でもやすさんも言ってたけどそんなに出るの?」


「そう。やすくんがね」


ばあちゃんは話を続ける。


「ここは山に囲われてるから獣が危険なのさ。だから絶対にでないこと! わかったかい?」


「はいはい! 出ないから大丈夫だよ!」


ばぁちゃんは釘をさして部屋から出ていった。

昼間のやすさんもばあちゃんも目が本気だった。

ほんとに獣なのかな?

まぁ疑っても仕方ないか!

しばらく経つと目が重くなりいつのまにか意識が途切れた。


***


カーテンの隙間から日差しが当たり尚は自然と目を覚ます。

ふと携帯をみるとまだ七時半、いつもなら二度寝をする彼もばぁちゃんの家だから身体をおこす。

そして昨日のリビングに向かった。


「ばぁちゃんおはよう!」


「尚ちゃんおはよう! 朝早いんだね!」


「なんか目が覚めちゃって!」


「よく寝れなかったのかい?」


「ううん! ぐっすり寝れたよ!」


「そうかい! 湯タンポ持ってきて洗面所に中のお湯をはって顔洗いなさい! 気持ちいいから!」


尚は部屋に戻りばぁちゃんの言われた通りにする。

すっきりしてリビングに戻るとこたつの上には朝御飯が並べられてた。

おじいちゃんに挨拶をして朝御飯をいただく、昨日の炊き込みご飯と焼き鮭だった。


「ばぁちゃんおいしいよ!」


「そうかい? それは良かった! 今日はどうするんだい?」


「村を見てこようかな…。やすさんところにも寄りたいし!」


「そうかい! 外は冷えるからねぇ。 暖かくしてから行くんだよ!」


「うん! わかったよ!」


尚は出かける準備をして厚着をしてから外にでた。

雪って匂いを吸収するのかな? 空気が美味しい気がする。

普段札幌の町中にいるとあまり空気というの意識することがないため新鮮だ。


「なかなか朝も気持ちいいな!」


彼は雪の上をシャリシャリと音をたてて村の散歩を開始する。


「それにしてもほんとになんもないなぁ。 ばぁちゃんはこっちに商店街があるって言ってたけどあるのかな?」


尚はひとまず一本道を進んだ。

車のタイヤの跡もあるしこっちであってるんだろうとは思うが、景色が真っ白で少し疑っていた。


しばらく歩いていると商店街らしいものが見えてきた。


「ほんとにあった!」


ここにきての初めて町らしきものを見た彼は歩みを早める。

着いてみると商店街としてやっていたお店はシャッターをしめ、どこも営業していなかった。

時間かなと思ったがすでに9時を回っておりどうやら時代と共にシャッター街となってしまったらしい。


町中を歩いてみたが、名前も思い出せないようなアイドルのポスターやどこかで見たようなビールを笑顔で持っている看板。

村はまるで昭和から時間が止まっているようだった。


昔は賑わっていたんだろうなぁっと彼は思いながら商店街の端まで歩みを進める。


その途中で看板みつけ、見たことある名前を見つける。【この先100m民宿いやし】


「あっ! あった! てか分かりやすい!」


尚は知っている名前を見つけ、嬉しくなった。

期待していた商店街が全滅であり肩を落としていた彼は急いで民宿に向かう。


しばらく歩くと一軒の民家が見えたが看板には【民宿いやし】と書かれていた。

最初はふざけてるのかなと思っていたこの名前も、名前の通りオアシスみたいな癒しになるとは思ってなかった。

昨日みた車も置いてあるからやすさんもいるだろうと思った。


急いで民宿に向かい扉をあける。


中に入ると、すぐに奥から女性の声がする。


「いらっしゃいませ」


すこしおっとりしてるような綺麗な声だった。


モデルと言われても可笑しくないほど美しい人が出てきた。

見覚えのあるうさぎのワッペンが入ったエプロンをしている。


「あらっ。若い人は珍しいわね。お一人様?」


「いや泊まりに来たわけじゃなくてですね」


その瞬間美人の女性の顔から笑顔が消えた。


「なに? 冷やかしなの?」


「い、いやそうでもはなくてですね! 昨日やすさんにお世話になりまして」


尚は豹変ぶりにビクビクしながら答える。


「なに? やすの友達? そんなに若いのに?」


すると奥から聞き覚えのある声が聞こえる。


「ゆう、どうしたんだ?」


奥からは長身の強面の顔がでてくる。

尚はひそかに、なに? この宿怖い。と思った。


「やす! この子があんたにお世話になったって。知り合い?」


「ん? おぉ尚じゃねぇか! よくきたな!」


途端に強面の顔が一変、笑顔になった。それも怖い。


「ゆう! こいつは仁の息子だよ! 昨日迎えにいくっていっただろ?」


「あぁそうだったわね! 君が仁ちゃんの息子の尚くんだったのね!」


納得したようだった。


「それならそうと始めからいいなさいよ! 危なく塩投げつけるところだったわよ!」


尚はまじか…と思った。


「すいません、白波尚といいます」


「はい! よろしくね! 私は民宿いやしの美人女将、西田夕(にしだゆう)よ!」


さっきまでのおっとり感はなんだったんだろと尚は思ったが深く考えたら敗けだと思い考えるのを止めた。


「とりあえず上がれよ! なんか飲むか?」


「ありがとうございます。お邪魔します! 飲み物はお構い無く!」


「ほんとに仁ちゃんの息子なの? ずいぶん行儀いいわね!」


親父はどんな生活を送ってたんだろ。

尚は今更ながら疑問を抱いた。


「いえそんなことないですよ。たぶんこれが普通だと思います」


奥に通されて座りながら夕さんは首をひねっている。

親父よいったいなにをしたんだ。と息子ながらに思うが怖くて聞けなかった。


飲み物を取りに行ったやすさんが、手に瓶のコーラとお菓子を持って戻ってきた。


「ほれっこれでも食え!」


この二人でこの宿は大丈夫なのだろうかとふと思う。

ただそれも心の奥底にしまっておく。


「ありがとうございます! いただきます。」


「ここに来る時に商店街を通ってきたんですけど全部しまってるんですか?」


「あぁそうだな。ほぼ店を畳んじまったが一部空いてるぞ! ただ昼過ぎくらいから開きだすからまだ閉まってるな」


やすさんはたばこをふかしながら答える。

が、夕さんに怪訝な顔をされてとぼとぼと換気扇の下に行った。

二人の力関係を悟った。


「そうなんですか! 早すぎたんですね。夕さんは親父の昔を知ってるんですか?」


「知ってるもなにもやすも私も仁ちゃんと幼馴染みよ?」


「そうなんですか? 親父より年下かと思いました」


「あらっ上手いわね! 同い年よ! 子供の頃からよく遊んでいたわよ?」


夕の機嫌が明らかに良くなった。


「それにあなたのお母さんの優子も幼馴染みよ?」


「そうなんですか! お母さんはどんな人だったんですか?」


「なに? 聞かされてないの? そうね」


少し考えて、


「よく仁ちゃんを怒ってたわ!」


夕さんは懐かしいような優しい目で笑いながら教えてくれた。

それから親父の過去をすこし教えてもらいお昼を過ぎたころ。


「尚! お昼だけど食べていくか?」


やすさんがお昼を誘ってくれたが、商店街も気になるためまた今度お願いしますと断った。


「じゃ気を付けていくんだぞ? また来いよ?」


やすさんと夕さんは手を降りながらそう言ってくれた。

暖かい二人の空気にまた来たいなぁ、と思いつつ商店街に戻る。

さっきとは違い、開いてるお店もちらほらあった。


札幌では人混みに揉まれていたが、ただ他人同士の集まりだった。

ここではそんなに人はいないが、ただその関係は暖かそうだ。


買い物客と笑顔で話す魚屋さんや八百屋さん

一人一人と親身になって話してる気がした。


ふとお肉屋さんでコロッケが売っていた。

あげたてのコロッケは美味しいに違いない。


彼は自然とお肉屋さんに足が向く、

店の前につくとお店の人が元気よく「いらっしゃいませ! なにしましょ?」と言った。


少しの間悩んだがやっぱりスタンダードに男爵いものコロッケにしようと思った。

そして注文する。


「すいません! 男爵いものコロッケ1つ」

「男爵いものコロッケ1つください。」


俺と同じタイミングで後ろから女性の声がした。

俺は急いで後ろを振り向いた。


「すいません。先に注文してください!」


尚はそう言いながら顔を見た。

どこかでみたことあるような顔。


「あれ? 尚ちゃん?」


女の子はふんわりとしたような可愛い子で俺の名前を呼んだ。


「もしかしてミオちゃん?」


「そうだよ! ひさしぶりだね!」


「うん! ひさしぶりだね! 誰かわかんなかったよ!」


彼女の名前は櫻木美桜(さくらぎみお)、俺の幼馴染みで初恋の女の子だ。


「尚ちゃんも帰ってきてたんだね! おばぁちゃんそんなこと一言も言ってなかったのに!」


「ばぁちゃんから昨日聞いたよ! うちに来てくれたって!」


美桜ちゃんと話してると後ろから咳払いが聞こえる。


「あっすいません! 男爵いものコロッケ6つください!」


尚が悪いと思い多めに注文した。


「美桜ちゃんに一個あげるね!」


尚は、美桜ちゃんも頼もうとしてたから急いで阻止した。


お肉屋さんのおじさんからコロッケを受け取り1つを美桜ちゃんに渡す。

そして尚も1つ取りだし、あげたてのコロッケを食べだした。

美桜ちゃんもつられて食べ出す。


「おぉこれはおいしいね! 美桜ちゃんは今なにしてるの?」


「うん! おいしい! 私は札幌の大学で教師を目指してるの。 教育実習も決まったんだぁ」


「そうなんだ! おめでとう!」


「ありがとう! 尚ちゃんはなにしてるの?」


「札幌の大学に通ってるけど...実はまだ将来何をすればいいのか悩んでて」


「そうなんだ! 大変な時期だもんねぇ」


尚は安心した。

しばらく会ってなかったからちゃんと話せるのか不安だったが美桜ちゃんは変わってなかった。

それが尚にはとても嬉しかった。


「そうだ! これからうちに帰るんだけどうちによってかない?」


「そうだね! 梅ばぁちゃんとこの間少ししか話せなかったから。お邪魔しようかな」


二人で思い出話をしながら帰った。

家につくまではあっという間だった。


「ただいまー! ばぁちゃんお客さんだよー!」


家のなかから「おかえりなさい!」と声がする。

梅ばぁちゃんが姿を表した。


「あらっ美桜ちゃんいらっしゃい!」


「こんにちは! おばぁちゃん! お邪魔します!」


「はいはい! なにか食べるかい?」


「どうぞお構い無く!」


梅ばぁちゃんがキッチンに向かう。


その間二人はリビングのこたつへとぬくぬく暖まった。


「二人ともご飯はたべたのかい?」


「商店街のお肉屋さんのコロッケだけ食べてきたよー」


「私も同じです! そのときに偶然尚ちゃんと会って、そのままお邪魔しちゃいました」


「あらあら、それじゃご飯にしようかね! 美桜ちゃんよくきたね! ゆっくりしておゆき!」


「ばぁちゃんこれはお土産! お肉屋さんのコロッケ!」


「ありがとうね! それじゃお皿に並べとくれ!」


そのあとお昼ご飯を三人で食べた。

おばぁちゃんもとても嬉しそうで、まるで二人の孫と話してるみたいにニコニコしていた。


話は弾み、外は暗くなってきた。


「あらっもうこんな時間かね?」


「美桜ちゃん暗くなってきたら帰るのは危ないから今日は泊まっていきなさい」


ばぁちゃんが急にそんなことを言い出した。


「でも梅ばぁちゃんそんなにお家遠くないよ?」


「最近は獣が出て危ないからね。今日は泊まっておいで」


「うーん…。うん! それじゃ甘えちゃいます! よろしくお願いいたします」


「それじゃ決まりね! お家には連絡しとくからね」


しかし尚はこの時ばかりはさすがにおかしい気がした。


「ばぁちゃんなんかおかしいよ? なにかあるの?」


梅ばぁちゃんは困ったような顔をしながら悩み始める。


「そうさねぇ…。もう二人もいい年だから話しても大丈夫かね…」


そう言うと、


「すこしこの村の歴史についてお話しようかね」


と二人の顔を見て伝えた。


「さっ、ここに座って! すこし待ってておくれ」


ばぁちゃんは部屋の奥に消えていった。


「尚ちゃんなんかあるの?」


「ここに来てから夜に外出しないようにずっと言われてるんだ。なにかあるのかなって思ってね」


「たしかにうちのおばぁちゃんも同じようなこと言ってたかも、でも街灯ないし危ないからそう言ってるのかと思ってたよ!」


尚と美桜でそんな話をしているの梅ばぁちゃんが古びた本を抱えて戻ってきた。


「すこし昔話をしようかね」



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