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「終曲-虎の門出、龍の謀略(現在パート)-」

現在パートだけ独立です。

(花火大会以来の……)


淳と菅野の結婚式。

過去編と現在パート後編は、次の話ボタンから読めます。


※約6,800字です。

2015年8月13日 朝(天気:曇り)

藍竜組 裾野、菅野&騅の部屋

裾野(後鳥羽 龍)



 仲間たちを欺く朝を迎えた。

そういうことなら、なるべく嫌われておいた方がいいだろうが……生憎人間関係で悩むのが平気な質ではない。

いつも通り……いつも通りの俺の姿でいい。

 そう溜息をついた俺は目玉焼き、ベーコン、サラダ、味噌汁、ヨーグルト、おにぎり3人分を食卓に並べ、パーテーションをくぐった。

まずは首まですっぽりと覆っている菅野の布団を足首まで捲り、

「起きないと襲うぞ」

と、馬乗りになって言うと、菅野は何か夢でも見ていたらしく、顔をボッと真っ赤にして酷く動揺しながら長い脚を自分の身体に引き寄せた。

俺は軽蔑の目で見る菅野と目が合い、口の端を僅かに上げ、

「おはよう」

と、いつも通りの微笑み程度の表情を浮かべると、菅野はこの騒ぎで起きた騅を横目で見ながら、「おはよう」と、唸るように呟いた。

「ふあ~……おはようございます~」

騅は両手を高くあげ、ぐんと伸びをすると、「先に洗面台使いますね~」と、布団をきっちり畳んでからベッドを下りてパーテーションをくぐって行った。

こういうあっさりしている所は、月道と似ているのかもしれない。それは同時に、詠飛さんがあっさりした人物であるということも暗示しているのだが……。

 俺がきっちりと畳まれたシーツ類に感心していると、菅野は俺を手招き、

「あとで髪の毛、やってくれへん?」

と、昨日までは絶対に自分でやると強情になっていた筈なのに、まだボサボサの髪を手で乱暴に梳きながらブツブツと言うので、俺はその手首を掴んで膝の上にちょこんと乗せ、髪を優しく梳いてやりながら頷いた。


 朝食の時間になり、騅も結婚式には出席すると胸を張るので、菅野は微笑みながら、

「楽しみにしててや! サプライズ有りやからな!」

と、打ち合わせの時に考えていたサプライズまで言いそうになっていたので、名を呼んで止めさせると、

「せやった。サプライズやのに、ネタバラシするところやったな」

と、ケラケラと乾いた笑いを浮かべる菅野を見ていると、いかに浮足立っているかが分かるのだが……俺には羨ましくて羨ましくて仕方がなかった。

流石に表情には出していなかっただろうが、何も反応を示さない俺を不思議そうに見ている菅野と騅は互いに顔を見合わせ、頷き合っている。

「もしかして~寂しいんですか?」

と、すぐに騅に核心をつかれてしまうと、俺も苦笑いを返すので精一杯となってしまう。

だが菅野の幸せを祝えないと思われるのも癪で、菅野が渡す結婚指輪の小箱を机の上に置き、

「いや、サプライズと言えば……これを渡し損ねていてな」

と、”Dear Jun”と書かれた文字を指でなぞりながら言うと、菅野はわたわたと箸を置いて引っ手繰った。

誤解が無いように言っておくが、勿論菅野自身が買ったもので、無くしそうだから俺に預けていたのだ。

「危なかったですね!」

騅はそう言いながらも、ちゃっかり自分と俺らの分の食器を重ねて流し台に運んでくれている。

「全くだ……。騅、ありがとう」

俺は席を立って流し台の前に行くと、せっせと食器を洗い始める。

 菅野とお揃いの食器……騅の好みが存分に出ている食器……。

食器を洗っている時は、2人に背を向けていることもあってか、考え事をするのに適しているのだが、何から考えて良いのやら……今日だけは頭の中で迷路に迷っている。

「…………の?」

と、後ろから聞こえる声には耳を傾けず、最後の食器を乾燥機に入れてスイッチを押すと、真後ろに強い気配を感じた。

「裾野……」

寂しそうにつぶやく声は、やはり菅野だ。

おそらく俯いているのか、声が下に落ちている。

「どうした?」

俺は振り向かずに頭を軽く振り、目にかかった前髪を退ける。

「……あのさ」

菅野は言いにくそうだったが、珍しく関東の言葉で話を切り出し、

「結婚式の後に……渡したい物があるん……だ、だけ、ど……」

と、言葉に詰まりながらもそう言う姿は、何だか新鮮で振り向いていないのに菅野がどんな顔をしているのか、容易に想像出来てしまった。

きっと恥ずかしそうに、指遊でもしているのだろう。

だが俺が好きなのは、関西の言葉を話すお前だ……全く。

「あぁわかった。あの式場なら裏庭があった筈だからそこで落ち合おう。……なぁ菅野」

俺が首だけ振り返って視線を落としてみれば、やはり指遊をしている。

水の音で掻き消されていた言葉は、もしかしたら騅にこちらの言葉を教わっていたのかもしれないな。

「……関西弁の方が好きだな」

と、眉を下げて微笑むと、菅野はただでさえ大きい目を見開いて潤ませた。

その表情には迷いも不安も感じられたが、俺はそのままの表情で菅野を見つめた。

するとしばらくそうやって歯をカチカチと小刻みに鳴らしていたが、ふふっと口の端から息を漏らし、

「やんなぁ? やっぱそうやんな!」

と、飛び切りの笑顔を見せて俺の腕を両手で握った。

だがその笑顔には……何かで影が落とされていた。

 俺は気づかない振りをし、髪の毛のセットをすると菅野の肩をポンと叩くと、嬉しそうに俺の後ろを付いてくる。

それから洗面台の前に立たせ、ワックスや(くし)などのヘアメイク道具を並べていると、

「何でプロに頼まなかったか分かる~?」

と、イタズラ笑顔を浮かべて訊いてくる菅野。

あぁ……分かるに決まっている。

俺がセットした髪をくしゃくしゃにする質ではないことも、頭を撫でることが好きなことも知っていて、だろう……?

「ふっ……思い当たる節が多すぎる」

と、鏡越しにイタズラ笑顔を見せると、わしゃわしゃと髪を撫でまわした。

そうするといつも怒る菅野だが、今日は涙が出る程大笑いし、俺の髪までわしゃわしゃと撫でてきた。

「仕返しやで~!」

と、こちらを向いて無邪気に笑う菅野を見ていると、10年という数字が如何に長かったか分かる。

この笑顔を懐かしいと思ったり、もうこんな笑顔を見せあいながらはしゃぐことも無いかもしれない、と思ったりしてしまうとな……。

互いに大人になってしまった寂しさが込み上げてくる。

だからこそ原形を留めないほど2人でふざけ合い、ボサボサになった互いの髪を鏡で見て声をあげて笑った。

「うっわ……変なの~」

と、菅野がまず笑いを堪えながら言い、

「いっそのことこれで出るか?」

と、ヘアメイク道具を片づけるフリをしながら言うと、菅野は肩を上下させて笑い、

「それはほんっとにあかんやつや!」

と、首だけ振り返って笑い飛ばす。

 それから、本来なら30分で終わる筈のヘアメイクなのに1時間も掛かってしまい、それだけなのに2人で過ごしてきた10年を振り返っているようで、目頭が熱くなった。


 そんなセット現場を盗み聞きしていた騅は、パーテーションをくぐるなり色々茶化してきたが、彼なりの寂しかったアピールなので笑顔で流しておいた。

「もう10時か。俺と菅野は車で行くが、生憎2人乗りだからな……」

と、13時30分からの式に出席する20名の名前が書かれた名簿に目を通しながら考えていると、藍竜総長の名前があったので、

「そうだ、総長の車で送ってもらおう」

と、嫌そうな顔をする騅を他所に総長に連絡を入れてみると、案外快諾してくださった。

そのメール画面を騅に見せると、涙を拭くジェスチャーをし、

「お気遣いいただきありがとうございます」

と、涙声の演技までして言うので、余程総長が苦手なのだろう。

たしかに、騅の性格だと中々難しいところはあるか。

「いいや、あとすぐに来て欲しいと書いてあったぞ」

と、俺は車のキーをネイビーのスーツのポケットにねじ込んで言うと、騅は金のネクタイを結び直しながら、

「風のように行ってきます!」

と、慌ててパーテーションを潜ろうとしたからか、長い脚が(つか)えてこけそうになっていたが、何とか愛想笑いを浮かべながら走って行った。


 俺は菅野が部屋から出た後に一礼をしてから退出し、何度も確認しながら施錠した。

この過去語りが終わる度に、少しずつ荷物をある場所に送っていたから、もうここに来ることはない。

 こんな殺し屋業界は……誰かが終わらせなければならない。

……もっと…………藍竜組のように規則に雁字搦(がんじがら)めにならない殺し屋が増えるように。

「裾野……似合ってるで」

菅野は俺と並んで廊下を歩きながらふと言うが、結婚式用に(こしら)えた代物だから目についたのだろう。

「ありがとう。菅野のタキシード姿も楽しみだ」

レンタル衣装で安く抑えた結果、式場に行かないと着られないこともあり、菅野は普段着のままだ。

「うん。なぁ……裾野はどこにも行かへんやんな?」

菅野は階段を下りながら俺の顔を覗き込み、心底不安そうな表情をしている。

「まぁな」

と、姿を消す趣旨を言えない為曖昧な答えを返しておくと、菅野は眉を吊り上げ、

「駄目やそんなん! はっきり言ってや!」

と、入り口の扉を開けて目の前に仁王立ちになって言うので、俺は観念してホールドアップの姿勢を取り、

「式の後に話す。俺もお前に話があるから……な?」

と、宥めるように言うと、菅野は不満げな顔をしながらも頷いた。



2015年8月13日 午後(天気:曇り)

関東右 結婚式場

裾野(後鳥羽 龍)



 菅野が選んだ結婚式場は、関東の中でも右側に位置する百葉県の海沿いにある。

20名招待で82万円と、俺にとってはかなり安価な結婚式だ。

内装もその割に拘っており、青空、白を基調とした木のぬくもりを感じるもので、参列席は全て木製の椅子となっており、全席のバージンロード側に観葉植物と照明が飾られている。

 やがて13時30分から始まったチャペル式の結婚式で、アンポリオエールマニの白いタキシードできっちり決めて出てきた菅野が段差の前で待ち、淳が保護者らしき男性と共にバージンロードをゆっくり歩いてくると、1番後ろの席に座っていた俺としては……俺の感情の話はいい。

 淳のドレスは、オフホワイトのボートネック袖なしのプリンセスラインのドレスだ。長さと幅はベルで、裾の方にレースもあしらわれており、上品でとっても似合っていた。

 やがて誓いも終わり、ライスシャワーを手に階段を下りる2人を祝福すると、近くの披露宴会場に移動することとなった。

いよいよサプライズの時も近づいているのか、とこちらが緊張してしまった。

だが俺がやることは1つもなく、ただ相談にのっていただけだから……尚更前のめりになってしまう。


 披露宴の最中は、菅野の希望通りお色直しは1回だけ。

色違いにして費用を抑えるという狙いもあって、淳はヴィヴィッドな紅色のカラードレス、菅野は落ち着いた雰囲気の赤いタキシードだ。

食事を楽しんでいるかどうかもテーブルを回って聞いており、菅野らしい温かみを感じる披露宴だった。

そこで同じテーブルとなった、紅夜兄さん、詠飛さん、藍竜総長とは菅野の話や若い頃の話をして楽しんでいた。

「詠飛~、どんどん年取る~」

紅夜兄さんは、袖口にペリドット色のアラベスクがあしらわれた黒のスーツを着ており、左手の薬指には勿論結婚指輪が光っている。

奥様は人数制限のこともあり、子どもたちと一緒に留守番をしているらしい。

「仕方なかろう。時の流れには逆らえぬ」

詠飛さんはターコイズ色の唐草模様が袖口にあしらわれた紺のスーツで、腕を組んで座っている。

「年を取ることは悪いことって考えは、どこから生まれたんだろう?」

と、2人を見かねた藍竜総長が、テーブルの上で指を絡ませて言うと、2人は顔を見合わせて考え込んだ。

「それは……皺が増えますし、出来なくなることが増えるから、ですかね?」

俺はパッと思いついたことを述べてみたのだが、藍竜総長はふんふんと愛想笑いで頷いた。

「それなら、こう考えてみるか。皺はどうすれば出来る?」

藍竜総長は早食いの為既に食べ終わっているが、俺はまだ半分程度だ。

食べながら話すのは、少し気が引ける……。

そう思っていると、ちょうど食べ終わって落ち着いた紅夜兄さんが、

「笑ったり、怒ったり、泣いたり……あぁ何だ。自分が生きた証拠って言いたいんですか?」

と、目を細めながら言うので、すぐに総長を目で追うと納得したように頷き、

「そうだ。後者においても然り。与えられた若者たちが、どれだけ上の世代の生きた証に感謝するか……。それは同時に若者たちにとっても得たものとなり、年を取ってまた感謝される。良い循環は自分からでも創り出せる」

と、含蓄の深い言葉を頂き、俺はすぐさま感謝の念を述べた。

すると総長は俺の字で書かれた『志願書』の封を内ポケットから出し、

"To say Good bye is to die a little."

と、流暢な英語で言われ、俺は咄嗟に誰の名言かも分かった。

米国の有名な作家で、藍竜総長のように渋い雰囲気を持つ男性だ。

「ありがとうございます……」

だからこそ、俺はまたお礼を言うしかなかった。

意味は、死ぬことが永遠の別れとすれば、さよならはひとときの別れということだ。

少しの間だけ相手の人生から消えるのだから、相手からすれば死んだも同然。

だがこの言葉には、もっと違う意味が含まれている気がするのだ。

「深い言葉だ……」

「ん~。志願書って?」

この言葉に詠飛さんが感動する一方、紅夜兄さんは志願書を指差して俺に訊いてきた。

「はい。藍竜組を抜けて、片桐組に出戻りするんです。片桐総長が武力で脅迫しているので、そういうことなら、と快諾してくださったんです」

と、藍竜総長と目を合わせて頷きながら言うと、紅夜兄さんは一度目を伏せて前髪を左に流し、

「次は龍、じゃないよね?」

と、細い目を見開いてグンと腹に響く声で言われ、俺の脳裏に過るのは”傲慢”兄弟の死に様。

片桐組の視察の筈が、後醍醐の策略で裏切られて殺されたという……あの事件の事だ。

「はい。たとえ半殺しになろうとも、必ず元気な姿を再びお見せ致します」

と、俺が胸に手を当てて言うと、普段通りの表情に戻り、

「は~い。それなら大丈夫~」

と、気だるそうに笑う紅夜兄さんを呆れた表情で見ている詠飛さんだったが、何か言い出そうとしたところで、

「お色直しもお食事も落ち着いたところでですね、写真撮影のお時間にしたいと思います!」

と、マイクを口元に近づけすぎている司会者の耳に響く声で掻き消され、わらわらと新郎新婦席に集まる出席者。

俺は最後でいいかな、と席を動かずにいると、藍竜総長はすぐに席を立ち、

「2人のこと、撮ってあげようか」

と、スマフォ片手に言われてしまい、紅夜兄さんも詠飛さんも催促の目で見るので、結局人の集まるところに行かなくてはならなくなった。

 しばらく順番待ちとなり、藍竜総長は煙草を欲しがっているのか、口元を何度も指でなぞっているので、

「総長。ベランダに喫煙スペースがございますよ」

と、ベランダの方を手で指すと、総長は軽く手をあげて流した。

すると今度は後ろから肩を叩かれ、

「そういう龍は平気~?」

と、紅夜兄さんに話しかけられたが、菅野の姿を見ているだけで吸いたくなくなるので、首を横に振り、

「大丈夫です。お気遣いいただきありがとうございます」

と、微笑みを浮かべると、お2人も何度か軽く頷いた。

 やがて写真撮影の出番が来ると、カメラマンは打ち合わせの時に居た方ということもあり、ツーショットにしましょうか、と俺と菅野を隣に並ばせた。

「ありがとうございます」

と、愛想笑いで頷くと、菅野も俺の後に続き礼を述べた。


 俺ら2人の写真を何度も撮る藍竜総長は、本当に親のようで……紅夜兄さんと詠飛さんは、兄さんのようで……。

俺は不思議と本当の自分、とも言える程の満面の笑みを見せた。

「いいですね、その表情で撮ります!」

カメラマンも笑顔の光る俺らを楽しんで撮っており、その間も菅野と肩を組んだり、恰好つけたようなポーズを取ったりし、その場にいた誰よりも撮影を楽しんでいた。

 そうして終わった撮影の時間だが、俺は終了の掛け声と同時にカメラマンの肩を叩き、とある願い事をしてみると、

「すぐにやってきますよ」

と、親指を立ててウィンクをしてくださった。


 その後も両親……菅野は祖父への手紙や、ケーキ入刀など定番のイベントが過ぎ、終わりが近づいてきた頃……新郎新婦のテーブルに置いてあったマイクを持ってガタッと菅野が席を立ち、

「皆、ほんまありがとう! それと予算少ないのにこんなに良い式を挙げさせてくれて、ありがとう! ほんじゃ、俺らからの引き出物も忘れず持って帰るんやで~!」

と、菅野らしい会場全体に通る声が響き、マイクを置いて一礼すると、白い煙と共に菅野の姿だけが消えたのだ。

それと同時に、俺も同テーブルの御三方には一言言ってから会場を後にすると、一気にどよめきの空気に一変したが、司会者がサプライズです、と大声で叫んでいることだ。

……サプライズと叫んだら意味がないが、まぁいいか。

 計画通りにカメラマンから受け取り、裏庭に小走りで移動すると、菅野は既にベンチに座って足を投げ出していた。

執事長の乞田でございます!!


菅野様、淳様、おめでとうございます!!

でも淳様にはお会いしたことがありませんでしたね……。

斯様に綺麗な方なら、死ぬ前にお会いしたかったですよ。

あ~橋本は会えるんですものね。羨ましいです。


過去編と現在パートのお尻は、次のお話からのようですね。

引き続き、龍様の過去編最終話をお楽しみくださいませ。


執事長 乞田光司

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