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想心の引き金 ~たとえ何百年、何千年かかったとしても――わたしが彼を止めてみせる~  作者: Observer_365
1_起源編

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序章

 わたしの足もとには、ついさっきまで息をしていたはずの誰かの指先が触れている。


 見慣れた路地裏に住まう民も、いつも店に来ては愚痴をこぼしていた女も、名も知らぬ少年も──今はみんな、同じ顔で空を仰いでいた。何も映さなくなった、濁った瞳で。


 ここに横たわる全員が、自ら命を絶ったのだと悟り、わたしは深く後悔した。


 そして、思い出す。

 あの夜、占いの館を訪れた青年──トレーソン・イニーツィオと出会った瞬間から始まった、そのすべてを。

初めまして、observer_365と申します!

カクヨムにも掲載している作品ですが、なろう版として本日より投稿を開始します。

面白いと思っていただけましたら、ブックマーク・評価・感想などで応援していただけると励みになります!


二日に一回のペースで更新予定です。

※カクヨムに追いついたら、三日に一回更新となります。

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