第二十三話「よいしょこらしょ」
えっさ!
ほいさ!
えっさ!
ほいさ!
わーい、わーい!しょうせつかけたぞ!
ほんとー!?ほんとー!!
グランガーデン新編
第二十三話「よいしょこらしょ」
よいしょこらしょ。
よいしょこらしょ。
あっ、どうも。
よいしょこらしょです。
いまよいしょこらしょは、よいしょこらしょのよいしょこらしょをよいしょこらしょしてるんだよ。
すごくげんきにはたらいているんだ!
みんなはっぴーきみもらっきー!
いっしょによいしょこらしょしようよ!
うふふっ、うふふふふっ。
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ。
「うわああああ!?」
「ど、どうしたキイ!」
寝汗が凄い。
滝のようにだらだらと流れていた。
息があがって、肩が上下に激しく揺れている。
「あれ……シルバさん……?」
「お、おう。」
戸惑いながらも返事をするシルバ。
心配そうに、隣からキイの顔を覗きこんだ。
「大丈夫か?」
……どうやら夢を見ていたようだ。
息を整えて、袖で額の汗を拭った。
念のために確認だ。
「……本当にシルバさんですよね?よいしょこらしょじゃないですよね!?」
「よいしょこらしょって何だよ……。っていうか質問を質問で返すな。…………明日病院行ってこい。」
「だ、大丈夫ですよ!悪夢を見ただけどすえ!」
「かなり心配なんだが……。じゃあ私は寝るからな。」
「はい……。」
シルバは寝床へと就いた。
頼れる明かりは星と月の光だけだ。
いや、今、明かりは必要無いだろう。
寝るのだから。
就寝するのだから!
布団をかぶり直して、天井を見上げる。
「…………。」
目を瞑って、寝に入った。
よいしょこらしょよいしょこらしょよいしょこらしょよいしょこらしょよいしょこらしょよいしょこらしょよいしょこらしょ。
「ひっ……!!」
ね、眠れねぇ……!!
軽いトラウマが出来たキイだった。
虹色を読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
病んでいるわけではないから安心してくれ。
しかしだ。
ちょいと別の小説に集中したいわけさ。だから勝手ながらちょいと連載を休ませていただくよ、申し訳無いですヨ!
お次の投稿は……うーん……決まってないぜベイベ!
まあ、12月には復活してると思うけど、楽しみに待ってる人はごめんなさい……。
またお会いしましょう!
Thank You。