表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヒストリカル

追放された調香師の私、ワケあって冷徹な次期魔導士団長のもとで毎日楽しく美味しく働いています。

作者:柳葉うら
【第二章完結済です】
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」

調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。

その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。

「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」

元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。

これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。

じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。

※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
第一章
1.追放された調香師
2023/05/01 07:00
2.三日月を仰ぎ見る
2023/05/01 07:00
5.祝福の調香師という噂
2023/05/03 13:02
7.バラとシダーウッドと
2023/05/05 10:51
8.再会した彼は
2023/05/07 15:30
9.悩める魔導士
2023/05/08 08:13
10.幼馴染に相談
2023/05/09 23:14
11.甘い誘惑
2023/05/13 08:59
14.進んで、前へ
2023/05/20 15:00
15.用意周到な上司
2023/05/21 20:00
16.餌付け
2023/05/25 07:00
17.切り札のレモングラス
2023/05/28 01:49
18.繋がり
2023/05/28 12:21
19.ただいま、王都
2023/06/04 08:30
20.不自然な偶然
2023/06/04 20:56
22.企み
2023/06/10 18:18
25.チェリーケーキの誘惑
2023/07/15 16:19
26.距離感
2023/07/19 06:48
27.特別なバラの香り
2023/07/23 13:03
28.甘くほろ苦く
2023/07/26 08:13
29.条件
2023/07/30 08:51
30.女伯爵からの提案
2023/08/06 00:45
31.宴の前に
2023/08/27 17:28
32.歩み寄る姉弟
2023/09/10 12:18
33.眠り王子に贈る香水
2023/09/19 07:05
35.香りの調べ
2023/11/14 03:51
36.努力の軌跡
2023/11/19 20:46
37.ケンタウロスの秘密
2023/11/30 00:42
38.今夜は麦酒が美味しい
2023/12/03 14:11
39.戦いは装いから始まる
2023/12/11 01:19
40.王宮へ
2023/12/17 14:25
41.眠れる王子に謁見
2023/12/29 16:19
42.冷徹な魔導士の微笑み
2023/12/31 13:25
43.銀星杉を焚く
2024/01/08 15:47
45.星夜の誓い
2024/01/21 21:38
第二章
2.王子様に目覚めの挨拶を
2024/02/05 01:04
3.労いの晩餐会
2024/02/11 20:50
4.優しい奴
2024/02/19 02:40
5.イチゴ泥棒
2024/02/26 01:01
7.信頼の証
2024/03/10 23:14
8.イチゴの香りで捕まえて
2024/03/18 00:31
9.ティータイム兼作戦会議
2024/03/24 17:55
10.おとぎの森の住民
2024/03/31 20:27
11.過去を想う
2024/04/16 02:32
12.すれ違う心
2024/04/21 23:26
13.追憶と香り
2024/04/28 22:08
14.風の精霊と首飾り
2024/05/12 22:18
16.ケット・シーの帰還
2024/05/26 11:23
19.精霊の怒り
2024/06/16 21:38
20.シルフに会う方法
2024/06/24 02:10
22.魔法石に込める想い
2024/07/07 13:53
23.秘密を抱えたまま
2024/07/14 22:27
25.永遠に実らない初恋
2024/07/28 13:47
26.恋敵への一撃
2024/08/04 12:37
27.それぞれの失恋
2024/08/11 09:47
29.別れと再会
2024/08/25 23:45
30.壮大な演目
2024/09/01 14:39
31.競技会の幕開け
2024/09/08 21:44
32.もう逃げない
2024/09/14 18:00
33.水晶花の香り
2024/09/22 20:00
35.前イェレアス侯爵
2024/10/13 21:22
36.二度目のすれ違い
2024/10/21 02:15
37.謝罪と譲歩
2024/10/27 12:46
第三章
1.新しい仲間
2024/11/10 22:05
2.ガラスの花吹雪
2024/11/17 17:23
3.ガラス工房の娘
2024/11/24 23:18
4.情景の調香師
2024/12/01 20:20
5.あなたの調香台
2024/12/08 22:17
6.香水瓶の打合せ
2024/12/15 13:59
7.騎士団の本部
2024/12/29 21:14
8.魔導士団長の悪戯
2024/12/30 21:19
9.異国の呪術
2025/01/05 19:19
10.香水と錬金術
2025/01/13 00:07
13.異国の商人
2025/02/02 21:04
17.王都を案内
2025/03/02 22:01
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マシュマロでも感想をお待ちしております!

※Twitterにて返信させていただきます
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ