若干BL注意ーキューリャくん視点ー壱
―ここから先は少しオマケ―
本編に関係あるような、ないような・・・
少しだけ、BL要素大目です
読んでも読まなくても良いようにはしたいけれど俺にそれが出来ているのかは分からない
キューリャくんの物語です
“#”マークで区切っている物語は基本BL色強めで行こうと思っています
御注意下さい
―ここから先は少し注意?―
本編に関係あるような、ないような・・・
少しだけ、気持ちBL要素大目です
専属執事になったキューリャくんの物語です
読んでも読まなくてもストーリー上は平気だと思います
苦手な人はこのページを飛ばすようお願いします
いいですかね?
キューリャくんが執事になるまでの事を、語ってます
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キューリャ・クェフィール・マリナルはドラゴン族の中でも希少な光属性が使える、150のドラゴン族の優秀な子供だった
一応貴族とはいえどもドラゴン族の貴族は縦社会なので末端の辺郷である、貴族の中でも下端な地位であるキューリャの親などは幾ら光魔法が適性であるからといっても3男のキューリャには最初からいない物として扱い、あまり期待していなかった
その為次男と三男であるキューリャのすぐ上の兄とキューリャ自身は100歳行かないうちに早々に家を追い出され野放しにされた
幼子が生きて行くにはどうしても自信の持てる能力以上に多大な苦労がある
実際に、次男は剣術から格闘術までありとあらゆる“生きるすべ”を身につけ、冒険者として生計を立てて何とか日銭を稼ぎ少しでも安定する生活していく用にと僅か120歳で特別にドラゴニア邸での警備を任されるまでになった
キューリャはそんな兄のおこぼれとして屋敷にいると最初は見られていたが元冒険者の兄の治療として光魔法を駆使していたり、ダンジョンのモンスターなどの情報、弱点なども憶えて自身も一緒にダンジョンに行っていたのでそれなりに戦闘能力のある、ひねくれた思考をしている生意気な子供となってしまったのだ
ルールウドやミーシェを同じドラゴン族の子供だから仲良くするようにと兄の上司である魔族に紹介されたときも関わりたくないが仕事だと思う位のものだった
そんなキューリャにある日天地がひっくり返るような出会いがあった
出会えば喧しいくらいにしつこく纏わりつき、追いかけ回すミーシェが、ある日から突然キューリャに気付かなくなったかのように静かになったのだ
それ事態は不気味に思う物のそこまで気にしなかった
ある日突然人が変わったかのように変になってしまったミーシェの話は、他の従者達の話の中でも出てきていたのだから。
しかし、そのミーシェが髪をリボンで縛り、男の子用の子供服を着てキューリャが見ている目の前で半透明な猫らしい生き物を柔らかい視線で見て撫でている仕草をしていたのを見て今まで一度も感じたことのない位異常状態を憶えた
呼吸が止まるような、息苦しさと胸をかきむしりたくなるような痒みとも似てるようで似つかない疼きと、心拍音が耳元で鳴っているような大きく感じる何かと、違和感と時が止まったような・・・
今まで感じたことのない違和感に思わず見ていた木の上からマヌケにも墜ちた
ミーシェが慌てて駆け寄り、なんとそのままキューリャに光魔法を使ったのだ
キューリャは自分以外に光魔法を使用された憶えもなく、また冒険をしていたときでさえ他の希少な光魔法使いに会うはずもないので手当程度とは言えど、治療を他人からされるというのを初めて味わった
それ以来、ミーシェが可笑しくなった事をキューリャ自身で調べ、兄にも聞いてミーシェの別人格であるショージという人物について知った
そしてショージとミーシェのことを木陰の中から、影ながら、時には透明になる魔法を駆使し、壁付近から天井からとありとあらゆる場所から見守っていた
ルールウドや自分の兄に注意されたが何故かそうすることを止めようなどとは思えなかったので自分でも分からないまま、見守っていた
何故か、一日に20時間はその姿を見ないと原因不明の動悸やら不安などが襲ってきたり何故か使用した服を他の従者の誰よりも早く回収しておかないと気が済まないので兄に聞いてみたら兄は複雑そうな顔をしていた
兄には冒険していた期間が長く、病気のことなどは大して分からないかと思い、病に詳しそうな兄の上司に聞いてみたら思い切り見たことのないような顔され何故か寝かされた
その後、何故か兄が生暖かい視線を送ってきたり兄の上司が微妙な顔をしてみてきたりしたが、今まで直接会話したことのない筈のドラゴニア王国の国王直々に話しかけられ、ショージの光魔法の指導係として、光魔法を使える者を探しているといわれ内心では二言もなく飛びつくように思いながらも仕事を請け負った
しかし、困ったことに
キューリャは、ショージの目の前だと異常を来して呼吸困難になり、変に緊張してしまい、上手く言葉を紡ぐことが出来なくなってしまうのだった
やたらと喉は渇くし、うわずった声になるし何より数時間、光魔法を教えるだけというのに目が合うだけ、指先が触れるだけと言った些細なことで凄く心拍が上がり魔力が乱れてしまうのだ
それをたまたまいたルールウドに見抜かれ、怪訝な目で見られた上にショージに教えるときには目を極力見ないように、触れない様にして見たら良いと思うと言われたので素直にそれに従ってみると忽ち具合はマシになった
少なくとも光魔法を教えるという仕事は魔力が乱れるのが抑えられた為に、何とか数時間限定だがこなせるようになった
キューリャにとって誤算だったのは、国王がショージの専用執事にキューリャを指名してしまった事だ
本来なら名誉のある事で、喜ばしいことだが常にそばに控え、常に会話したりしなくてはいけないという嬉しいような、拷問に近いことのようなキューリャにとっては複雑な職場になってしまったのだった
以来、ますます目を合わせなくてはいけなくなったキューリャは、何時もの様に姿を隠しながらも必要ならば姿を見せ会話したり見守っていたり、するようになった
キューリャ自身、この異常な状態になる病の事を未だに理解出来ていない
理解出来ていない間に、キューリャ自身がショージと知り合ってから(専用執事にされた時から)あっという間に4ヶ月は過ぎ去ってしまった
未だに目を合わせると動悸が激しくなるが、最初の方に比べるとずっとマシになってきた
ミーシェの時にはそうはならないのだから奇病のたぐいだろうと決めつけた事で少しは気持ちを落ち着けられた
ショージがミーシェの体から抜け落ちたとなった時には心臓が凍り付いた気になった
ショージが居ないと泣き出しパニックになるミーシェに屋敷に戻るよう言いつけて、キューリャ自身は急いで霊体に詳しそうな魔族に片端から聞いて回りたい気持ちを抑えつけながらも一番兄と共に冒険していたときに世話になっていた霊媒師に声を掛けに行った
事実、それで何とかなったのだが霊媒師である知り合いの魔族にキューリャが慌てていたのが物珍しく映ったらしく、それがたいそう面白かったのか暫くの間からかわれることになってしまったのは誤算だった
しかしキューリャとしては不本意ながらミーシェから抜け落ちたショージの霊体を何とかするために力になりそうなのが霊媒師以外いないと思ったのだから仕方がなかった
キューリャが連れてきた霊媒師がショージの霊体を実体化させぬいぐるみに宿らせた途端に人方になったが人型になったショージ自身を見るとその姿はミーシェにもルールウドにも似ても似つかないくらい幼く小さな子供の姿だったがキューリャにはとても可愛らしい姿に見えた
そしていよいよ自分は可笑しくなったのかも知れない、と心のどこかで思っていた
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―以上若干BL色強めなキューリャの物語りでした―
以下からは一応上記の物語を読まなくても大丈夫だと思いますが
キューリャの一目惚れをした経緯を書きたかったのです




