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君が為  作者: ムメイ
初めの第1歩
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15/30

日常3

皆様方々、ごきげんよう

今回はどうやらファミリーが揃って少し年月が経ったとある日の物語だ。

鳳仙くんと主が主役みたいだね。水族館にいくとかいかないとか、、、、

微笑ましくて何よりだね。

では話を繋げようか

諸君達は「命」「動植物等の見世物」というのは何かを考えた事があるだろうか?

私はある、と言っていいだろう、、、今回は

そこ重点的に考えて見て欲しいと思う


おや?時間だね、「日常3」はじまりはじまり



鳳仙と主2人が水族館に行く日の数日前....


鴉

「まじぃぃ?!鳳仙ちゃんデート誘うの?」


鳳仙

「鴉さん、声おっきいですって!」


鳳仙は鴉の声のボリュームを下げろと言わんばかり、ドードーと手でジェスチャーしていた。


鴉

「え?でも急になんでさ?主を誘うんだろ?

主、今いないからいっか!あの天然ポンコツを(異性として見てください)は至難の業だよ?」


鳳仙

「わかってますって、逆に言えば恋愛自体

余りわかってないから急がないと違う相手に

トキメクじゃないですか!!そこ大事ですよ」


鳳仙と鴉は話し合いをしてとある結論に至った

「主、、手強くね?」

鳳仙が主の横にくっついても「寒いのか?」と

布団を渡し

鳳仙が無理やり、お色気を使っても

「風邪ひくぞ」と言われ

恋バナをして鳳仙がアピールをしても

「若いね」や「優しい人なんだね」とまるで

無関心、、、、いや、そもそも恋愛的思考回路が存在しないかのようだ。


鳳仙

「って訳なんですよね」


鳳仙は、はっとため息と諦め混じりの息が漏れていた。鴉は鳳仙も主も苦労人だなと呆れ顔

そんな中、竜胆が戻って来た。


竜胆

「なにしている。主は?」


鴉

「竜胆さんお疲れ様でーす。主は今

依頼中で外すよ。聞いてくださいすよ

鳳仙ちゃん、主をデートに誘うらしくて

なんかいい案ないです?」


竜胆

「あぁ、、ようやく動くのか」


鴉

「え?!竜胆さん、好意気づいてたんですか?そこ1番驚きなんだけど」


竜胆

「見て分かるだろ、話し方、声色、表情

鳳仙はまっすぐだからな。分かり易いしか

ありえないだろう」


鳳仙

「あの〜、的確にズバズバいうの辞めて

貰ったりぃ出来ませか?」


鳳仙はボソボソと小声で顔を真っ赤にして縮こまっている。

まるでダンゴムシかのような丸まり方だ、体が柔らかいと評価すべきか、はたまた

そのまま蹴った方が早いのか。


かくかくしかじか


竜胆

「なるほど、水族館か.....」


竜胆の表情が綻びを帯びた


竜胆

「名案だな。主は生き物に興味や関心がある

もしかしたら場違いの発言があるかもだが

許してやってくれ」


鴉

「さっすがパパ!娘ちゃんの前に主のパパ

ですも」、、、、、(ぱちん!)


竜胆は照れ隠しで鴉にデコピンをお見舞いした

痛々しい音が部屋に響く


鴉

「_____ッた

竜胆さんも竜胆さんで不器用ですよね

まぁいいや、で意外と主って他に興味あるんですね」


鳳仙

「私も思いましたなんか主って普段カッコよすぎる温厚な青年なんですけど

「我、最強、皆弱い、興味無し」なのかと」


鳳仙は主の真似をしたが、全く似ていなかった

本当に忍びなのだろうか?と疑問になる程

下手くそ過ぎる


鴉

「、、鳳仙ちゃん今のもしかして主の真似?」


鴉はプルプルしながら笑いを手で抑え我慢している


竜胆

「すまん。水取ってくる」


鴉

「逃げるの卑怯ですよ!!」


鳳仙

「もーーーーーーーー!恥ずかしい

やらなければ良かった、なぁんで意地悪

過ぎませんか?年下虐めて楽しですか!」


鴉、竜胆

「めっちゃ楽しい」


鳳仙

「あ〜〜あ、私いじけましたからね、

いいですか?いじけますよ?私」


鴉、竜胆

「勝手にどうぞ」


鳳仙

「かちーん!はい!!いじけました!

主にちくろうかなーー!」


鴉

「水族館デートに誘う相談してたら

虐められたって?」


鳳仙

「うっ」


竜胆

「鳳仙は扱いやすいから楽だな」


鳳仙はやはり阿呆だ


鳳仙

「いいですし?私だって大人のレディ?

ですから?相談しなくても余裕ですし??」


鳳仙はズカズカと自室に帰ろうとしている


鴉

「とりあえずデートいきましょーでいいからな!」


竜胆

「日時も忘れずに」


ハイと小さな声が僅かに聞こえた



鴉

「いやあ、若いですわ」


竜胆

「鴉、お前が言うな」


______________

そこから数日、雪がしんしんと舞い、冬風邪が

微かに肌をさしてきた。そんなある日のこと


主はアジトの庭で煙管(きせる)をふかしていた。

今日は紫と黒がベースで雪輪柄が

施されている着物だ。


______________


どうも鳳仙です!!

今の状況をざっくり説明します

私、隠れて主を観察してます。

相変わらずカッコよすぎますよね!

はぁぁ最高だな


違う違う、デートの誘いだ

(鳳仙!頑張れお前ならやれる!大人のレディ

だから。)よし!!


今だ!!!!元気よく!!!普通に!!!


鳳仙

「あ、、あ、、、あの、、主」


無理でしたーーーーーーーーーーーー(泣)


主

「どうしたんだい?そんなカタコトで」


鳳仙

「いや〜、その、、あのですね」


主はうんうんと頷き聞く体制になった


鳳仙

「水族館に」


主

「に?」


鳳仙

「行きたいなぁと思ってまして」


言えた!言えたぞ私!


主

「なるほどね。お金が足りないのか?

いるか?ん??今水族館っていった?!」


あ、本当だ、、主が興味示した!

可愛いなぁ、、違う違う

コホン


鳳仙

「お金の話ではなくてですね。一緒に

行きたいなぁ、と思ってましてですね?」


主

「あ〜、なるほど、(皆)でって事か」


主、違うよぉなんでだ、、鈍感主!

にぶちん男!いや、私が悪いのか

分かりやすく


鳳仙

「主、いいですか?耳の穴かっぽじって

よぉく聞いてくださいよ、いきますよ

私と主2人で!水族館!行きます!

必ず!予定を!開けといて!!ください!

ね!!!!」


主の鼓膜が突き破るかのかと焦りつつ

きちんと理解した模様


鳳仙は息をはぁはぁと切らせているが

魂込めた言葉は分かりやすく

主の脳内に木霊した。


主

「わかったよ!デートだね、鳳仙も寒いから

風邪ひくなよー。」


主はケロッとした顔で中に入った


(鳳仙の脳内の天使と悪魔)

(天)へ?なんか平然としてましたわよ?

(悪)主も男だぞ、慣れてるに違いない

なんせ、「デートな」って言ってたぞ

(天)いやいやいや、考えてくださいまし?

あの主ですわよ?ド天然炸裂ざますよ?

(悪)天使落ちつけ、人格変わりすぎだろ

ようは、鳳仙は鳳仙らしくきちんと真っ向勝負

すりゃ、いいだけよ


この間3秒


鳳仙

「だよね〜、私は私だもん」



さてさて

今回の物語はこれにておしまい

どうだったかな。鳳仙くんはようやくお誘いが

出来たみたいだね


勇気を出して行動した。これは深く大きな

成長の第1歩だと私は感じたよ。

諸君達も「勇気を持つ」これを頭の片隅

本当に小さくでいい、是非覚えていて欲しいと

思っている。

さて、次回は「日常4」


諸君達に幸あれ






次回「日常4」

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