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地獄は日常と共に。  作者: ぬい ぐるみん
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第二十六鬼 世界の道 白黒之洞穴!!


深く狭い洞穴の中 ここは天人界と地獄界を繋ぐ唯一の道である。

通称「白黒之洞穴はっこくのほらあな」と呼ばれるこの道は、地獄界にある天人の門 天人界にある地獄の門を出入り口とする、天地平和協定の際 電波会議のみで政策していた両世界が絆鬼と仙絆 そして互いの部下の血の滲む努力により五十八時間を掛け開通した道だ。但し、ここ何年で両世界の者が通過した報告は十件程、その殆どが鬼龍とはっくんの二名である。


鬼龍「さぁ、後もうちょっとだよ。皆頑張って。」


熱風「はぁ…はぁ…天国に行くのってこんな狭い道通らないといけないのかい!思ってたのと違うよ!」


槍冷「…なんでこんなに狭いの?掘ってそのままみたいな道…それになんでこの岩こんなに白いの?」


鬼龍「ここは、はっくんと互いの部下総動員で掘った道なんだ。昔は地獄も天人界もテレビ電話見たいな感じでしか交流してなかったんだけど天地平和協定の時に世界を繋げろって言われてがむしゃらに掘った結果こんなでこぼこになったんよ。岩が白く見えるのは二つ理由がある、一つは天人界という世界が白い絹糸のような潔白の世界だから 水はミルクのように優しく、岩も汚れ者も安らかに眠るような緩やかな白い岩石らしい。天人界に近づけば近づく程この白さは増すんだ」


シキゲロウ「もう一つはなんなのでしょうか?」


鬼龍「もう一つ そうだな。ここは掘った俺らでさえ二、三回は迷った道なんだよ。呼吸が乱される岩道 徐々に角度がつくこの道は軽い登山道 地底の地獄から楽園の天人界までの道なんだから当然ちゃ当然だな。出鱈目に掘り進んだから前行ってんのか後ろいってんのかも分からなくなる。」


喋りつつも歩く速度は一定を保つ鬼龍、息が上がっている三人は鬼龍に深く感心する。


鬼龍「かれこれ休憩挟んで四時間くらい経過してる、三人とも疲れてるだろ?おまけに目が眩むほど白い岩。それらが合わさって方向感覚が乱されてないか?」


熱風「たしかにね。もうどこに向かってるやらもあんまりわからないよ。」


鬼龍「でしょ?それじゃあいずれ遭難者が出ると踏んだ両世界が向かっている者の意思に作用されるように視覚に細工したんだ。」


シキゲロウ「成程。簡単に言えば、天人界に向かっている時は岩石が白く見え 逆に地獄に行く時は黒く見えるのですか。」


鬼龍「正解。因みにそのいずれは開通後すぐ起きてな 当時からこの道を通ってたのは俺とはっくんだけだったんだけど二週間近くここを彷徨ったんだ。大王も天人界も二人が中々見つからなくて大騒ぎになったって後になって知った出来事だよ。」


ここを作ってすぐに大王と天人界のトップの方が協定を結んだんだっけ……なら尚更俺が顔を知らないのが気にかかるな。思い出そうとしても顔だけ靄が掛かっている……。まぁはっくんに会って直接聞けば分かる事だ。


モヤモヤとした鬼龍の顔はすぐに明るくなった、どうやら出口が見えたようだ。


鬼龍「よし!皆よく頑張ったな!天人界はもうすぐそこだよ!」


光の先に見えた景色は桃色の空 青々とした平原と現代文明が入り混じった現代楽園 天人界 地獄の門前だ


熱風「よいしょっ。わああ!すげぇ!金色の桃だ!」


鬼龍「ほぉ、仙果か。ここでも栽培する事になったのか?善正さん。」


槍冷「…ヨシマサさん?」


鬼龍の言葉に真横にある施設から一人の人間が答えようとしていた。

正井まさい 善正よしまささん 閻魔大王に天人界行きを言い渡されその人柄の良さと晩年警備員だったこともあり地獄の門を見張り守っている、要は門番さんだ。


善正「おおぉ、鬼龍殿か えらい時間かけて来たなぁ なんだその連れさんは コスプレか?おや、狼のコスプレもいるのか 中誰だ?鬼の部隊か?」


熱風「コス……?何?」


初めて聞く単語に動揺しているな そりゃそうか 何語だよ話だよな。


鬼龍「時間かけたのはこいつらの為だよ、後この三人は本物。畜生界から来ちゃった子達さ。」


善正「ふぇえええええ!?まじかなら早く帰さないといけないんじゃないか?まだ何も食わせてないよな?今連絡するから待ってなさい。」


鬼龍「いや、連絡しなくていい 元の場所には戻れるからな。今は俺の仲間として一緒に居るんだ。それにこの子達にとって大事な情報を握ってるはるとに会いに来たんだ。」


善正は受話器を持ったまま鬼龍の言葉を聞くとさっきまで慌ててた目は力強くなりこう言い放つ。


善正「なら…さっさと言って来な!はると様も首を長くして待ってるだろうからな!」


鬼龍「あぁそうするよ。タクシー出せるか?大型の動物も乗せれるやつ。」


善正「おおう いけるぜ。運転は真人さんだろ?」


鬼龍「だな。っていうか 真人さんしか乗せさせてくれんだろうしな。」


さて……車だと何時間かかるかな……。

読んでくれてありがとうございます!(*´∀`*)

いかがだったでしょうか?読み応えの無い分量で申し訳ないです…頭が働かない〜

次回作に乞うご期待です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

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