第47話 変身少女
仕事の出来る人は身に覚えが無くても、目の敵にされる事があります。
ミヤビが来てからレオポルド商会は破竹の進撃、ミヤビの教育は立ち振る舞いや言葉使いだけでなく、寝屋の作法までしっかり仕込んでいるので売られた娘は即戦力、金貨10枚で売られて行く娘達。
「いやぁー、ミヤビ嬢の教育は見事なものですな」
普段感情を表に出さないオスヴァルトが珍しく大きな声を出す。
「そうだな」
「しっかり教育を施し、売り込みではあのエステファニア様を手玉に取るとは、やはりただものではなかったですなぁ」
「いっそう、買い取りも任せてみるか」
皮肉で言った言葉に飛び付いたオスヴァルト。
「さすがはレオポルド様、よろしいですな、ミヤビには買い取りもさせてみて、使いものになるのなら商会の実務も任せてみせましょう」
この時は気が付かなかったが商会は少しずつミヤビの手中に墜ちて行った。
もちろんミヤビに商会を乗っ取ろう、なんて野心はない、だけど彼女がいないと商会が回らない体勢になっていく。
船底に小さな穴が開き、ジワジワと水が染み込んで来るような状態。
▽▽
今は商会の主なメンバーは買い取り遠征に参加して、ボクだけお留守番。
ミヤビもいなければオスヴァルトもいない状態、久しぶりにボクはやりたい放題できる、あれ?もともとボクの商会だよね。
一人になったらやってみたかった事がある、カタリーナを綺麗にしてあげよう。
女の子は顔が悪いと一生苦労の連続、そうならない為に綺麗にするのは主人としての務めだよね、うん、間違いない。
▽
地下室に下りていき、扉を閉めると、二人っきり。
無意識のうちに鼻息が荒くなっている、商会主の少年。
「カタリーナ、それじゃ服を脱いでみて」
「はい、ご主人様」
「ああ、ボクの事はレオ君って呼んでくれないかな?」
「えー、そんな事をしたら、ミヤビ様に怒られますよ」
「大丈夫、2人でいる時だけだから、ねぇ出来るでしょ」
「わかった」
ちょっといたずらな顔になったカタリーナ、2人で悪い事をするイケナイ顔だね。
紺色のジャンパースカートを下ろすと、小さな指がブラウスのボタンを外していき、キャミソールが現れる。
この子はまだ幼いので人の前、男の前で服を脱ぐのに抵抗が無いのかな。
「これも?」
ボクは黙って頷くと、パサリとキャミソールが床に落ち、かぼちゃパンツ一枚の姿。
ここに来て躊躇しだしたカタリーナ、服を脱ぐのは良いけど、大事なところを晒すのはいけない事だと思いだしたのかな?
「パンツは脱ぎたくないの?」
「えっと、レオ君の命令だから脱がないといけないけど、ちょっと恥ずかしいし、いけない事でしょ?」
「ゴメンねカタリーナ、ボクの説明が足りなかったよ、今から身体の中を綺麗にする魔法をかけるのだけど、その為には服を全部脱がないといけないんだよ。
ほら、そこの魔法陣を見て」
ボクの説明の半分も理解出来ていないカタリーナだけど、最後の一枚を下ろす決心につながった。
あっさりと最後の一枚が床に落ちるとツルツルしたカタリーナ、小さなお尻を振りながら、魔法陣の真ん中に駆けて行く。
「レオ君、いいよー」
「ねぇ、カタリーナはどんな大人になりたい?」
「うんとね、レアンドラさんみたいな人になりたいよ」
「ああ、レアンドラは美人さんだね、でもカタリーナならもっと美人さんになれるよ」
「 エヘヘェ 」
ボクの言葉に照れ笑いをする幼女、大丈夫レアンドラなんて比べ物にならない美人さんにしてあげるよ。
▽
「……レオ君、大丈夫?」
キュルンとした可愛らしい女の子がボクを覗きこんでいる。
「ああ、カタリーナ、ちょっと頭が痛くて、机の上にお薬があるから取って来てくれないかな」
「うん、わかった!」
可愛らしい女の子はプリプリしたお尻を見せて駆けて行った。
“あのお尻が見られただけでも術を使ったかいがあるよ”
「はい、お薬をどーぞ、レオ君」
差し出された白くて苦い薬だけど、可愛い顔の女の子が目の前にいるだけでゴックン出来たよ。
「さて、カタリーナ、今魔法をかけたけど身体の調子はどうかな、なんでも良いよ、正直に言って」
「えっと、うーん、良く分からない」
「そうなの」
「うん、ゴメンねレオ君、せっかく魔法かけてくれたのに」
「いいよ、平気だよ」
そんな事を言いながらもボクの視線はカタリーナの低い部分に集まっている。
10歳児でも男の視線を敏感に感じるらしい。
「レオ君のエッチ!」
そう言って着替えもそこそこに部屋を出て行った美幼女。
その晩はなかなか寝付けなくて大変だった。




