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第40話 ティータ
フェイトは討伐され、それぞれは日常へ戻る。
ツヴァイも、再び平穏な生活に戻った。
知り合いが亡くなったことで、幽霊屋敷の跡片付けを手伝ったり、教職をこなす毎日を送っている。
教師の仕事の合間に、時折王宮を訪れる事が多くなったツヴァイは、食堂で特務の女性騎士ティータ・ネレイアンに出会う。
「勇者ユース様のお子さんと聞いていたので、どんな小さな人かと思えば……。随分と大きなお子さんなんですね」
「人の冗談を真に受けてんじゃねぇよ」
ティータは、特務部隊の一員として、暴政の影響を残す部分を片付ける人間だ。
「こういった時、前にいた世界では名刺を渡すものですが、生憎とこちらにその文化はないので」
ティータ代わりに干し魚で作ったパンを差し出してきた。
「魚料理が大好物と聞きまして、どうぞつまらないものですが」
「ユースのやろうのつまらない冗談に踊らされてんじゃねぇ」




