【2-1】アルトリウス 武器新調
防具や武器の新調回です、今後こういう新調する場合同じようなやり取りになる可能性があるので次の町から得にイベントなど無ければ省略してダイジェストでお送りする可能性が高いです。
「お~ここがイカサ大陸の一番最初の町アルトリウスかぁ!でっかい町っすね!」
「確かに、ポークやエリルに比べるとすごくでっかいなぁ!」
ポークやエリルが少し小さめの村だとしたら、イカサ大陸の最初の町アルトリウスはそれの3倍4倍くらいは軽くある。
「そこに兄ちゃんたち!昼飯は俺の店でどうだい~!美味しいスパゲッティが売りだぜ~!」
「こっちで飯食うべきだぜ~!俺の店はなんたってこの町一番の人気だからな!」
昼飯は食べた後だからご飯はどうでもいいけど、先に装備や防具の新調したい、少し一番人気の店が本当なのであれば気になる所ではあるが今は後にしよう。
「俺の鋼の剣と鋼の盾は新しくして他も適当に買おうかな」
防具は皮の防具でほとんどエリルの町で買えるものとなっていて、防御力が低くて心元無かった。
「俺は別に大丈夫、盗賊集団と言うだけあって盗賊のヤツらが多くて案外いい装備が揃った」
「ゴンザレスが抱えていた装備はクレセントだけだったが部下達の装備使わせてもらってる」
俺らが懸念していた血まみれ装備の処理方法清掃方法だが持ち主がいなくなって一度自分のアイテムインベントリに入れたら、耐久値は減っているまんまだが綺麗になっていた。
「そしたらタクヤも防具だけ一緒に買うか」
「了解っす!」
「じゃあ俺はアルトリウスまでの道中で受けてきたクエストの完了報告してくる」
ナメタは得にやる事が無かったみたいでクエストホールで道中までに受けた数十個のクエストを完了しに行ってくれるみたいだ。
「それじゃあ、また後で合流しよう合流の場所はアルトリウス入り口近くの宿、泉の宿って所で待ち合わせしよう」
俺らは一旦別行動となった。
∬
「タクヤはどんな装備がいい?」
「そうっすね~皮はさすがに心元ないんで鉄系の防具固めて盾も新調したいっすね」
「じゃあとりあえずいったあそこの防具屋に入ろうか」
俺らはまず共通で防具を新調したかったので防具屋に入った。
「へいらっしゃい!どんな装備探してるんだい?」
気前のよさそうな髭を生やしたおじさんが店番をしていた。
「そうですね、今皮の装備なんですけど、ここに置いてある一番高い防御力の防具はなんですか?」
「それなら特注のガーディアン防具だね!取り寄せるのに1日かかっちまうし値段もその分割高だがどうする?」
「いくらですかね?」
「頭鎧靴手袋一式で金貨3枚さ!ガーディアン防具をつければ当分は防具の新調は要らないくらいの代物さ」
「因みにここにおいてある鉄の防具一式はいくらですか?」
「鉄の防具なら一式で金貨1枚1個ずつなら銀貨3枚だよ」
各1つずつかったら金貨1枚と銀貨2枚になって少し割りだかになるのか...。
「タクヤどうする?」
「そりゃもちろん!俺はタンク!この前貰った金貨3枚全部奮発してガーディアン防具にするさ!」
「おじさん、少し頼みがあるんだけどいいですか?」
俺は値切れないか少し交渉をしてみる、現代日本では値切るという習慣はあまりないがこっちの世界ではどうか試してみよう。
「おう、なんだい?何か買うもんきまったかい」
「ガーディアン特注1式と鉄一式買うから金貨4枚じゃなくて金貨3枚と銀貨5枚にならないか?」
「そりゃちょっと厳しいもんがあるよ金貨3枚と銀貨8枚だな、これ以上は絶対に下げらんねえな坊ちゃんよ」
そうなると思った、ここに来るまでに一店舗武具屋があり、そこの飾られていた鉄装備はここより少し安かった。
「それじゃ少しここから歩かなくちゃいけないけど武具屋の方で武器と防具一緒に買って少しまけて貰って買うよ」
実際これで断られたらガーディアン防具だけここで受注して、向こうで鉄防具と装備一式買えばいい訳だしね。
「ハウリーの店か...ッチあそこ俺の店の値段より少し下げて売ってきやがったか...こすいヤツめ」
「わぁかったよ、金貨3枚と銀貨5枚でガーディアン一式と鉄一式を売るよ!もってけ!明日には出来るから日が跨いだらまた来てくれよな!」
このゲームにも一日の概念があり、"明日出来る"というのは日跨いですぐ出来るみたいだ。今日は疲れたので明日起きて出発前に受け取りに行くとしよう。
「ありがとうございます!」
そうして俺はタクヤから金貨3枚を受け取ってガーディアン一式と鉄防具一式を買った。
その際防御力欄を見たが鉄防具よりガーディアン防具のほうが1.5倍程度防御力が違う上に特殊効果で自身や他人への防御力を上げるバフ効果に追加効果があるみたいでなかなかのいい物だった。
「もう片方の魔法使いの坊ちゃんも、ガーディアン防具がほしくなったら俺の店に来いよな!ここだけしか発注できなからな!まいどあり!」
「あ~いありがとうございました!じゃあ武具屋の方にいってあとは武器の方買いにに行くか」
俺らは
「盾は防具扱いじゃなくて武器扱いなのかな?店においてなかったけど」
「どうなんすかね~たまたま置いてなかっただけじゃないっすか?」
「それにしてもやっぱりこの町あたりにいるプレイヤーたちはみんな同じ格好してるっすね」
このゲームのまだ不明なシステムのほかのゲームから装備やスキルといったものを一部持ってこれるシステムがあった。
それまでは基本的にアバターや課金アバターと言った物が無いためみんな同じ見た目になるのは仕方ないだろう。
「他のゲームから持ってこれる...か...一体どうやって持ってくるんだろうな...」
「そうっすね...」
正直まったく分からなくてタクヤも反応に困っていた。
「それよりハウリーさんの店に着いたし新しい盾や武器新調しようぜ」
「へいらっしゃい!その鉄防具...ブライアンの店で買ったのか?こっちのほうが1割程やすいのにお前さん達バカしたなぁ」
随分このおっさんたちは仲違いしているみたいだなぁ、それにしても初対面の客にっておもったが、ここは異世界だしこんなもんか。
「そうっすね違うおっさんの店で買ったんすけどそう言わないでくださいよ~こっちでは沢山武器とか買ってく予定なんで」
「おぉ!それはよかった!で、一体何を探しているんだい?」
「俺は鉄の盾4つ!」
「なんでそんな必要なんだい?!3人分なら3個で十分だよ?」
「おうよ!一人で4つ使うぜ!」
あぁ、普通は1個で十分だもんな多くてもパーティーメンバー分自分含め3個で十分だからな。それにしたってNPCなのに随分人間じみた反応するんだなぁ。
「俺も鉄の盾4つフェアリーの杖一つ、鉄の剣1個、鉄の短剣2個お願いします」
タクヤは買い終わってハウリーのおっちゃんともう仲良く話している。
「そっちの坊ちゃんも太っ腹だねぇ!まいどあり!」
俺はVR画面に出てきた購入の欄に俺がさっき行った武器を購入していった。短剣はなぜ2本かというと、短剣の攻撃、スキルだけ2本もっていると連続攻撃の動作が速く終える事が出来るからだ。
値段は全部で金貨1枚だった。
ナメタは安全第一で行っているため、短剣盾スタイルが多いが低レベルの蛇狩りしていたときは短剣の二刀流姿をよく見た。
「さっきのブライアンのおっちゃんもそう呼んでたんですけどなんで坊ちゃんなんですか?」
「いぁ、"お客さん"貴族の出とかじゃないでんすか?金貨数枚ポンって出せるのなんてこの町の上流貴族様くらいですよぉ!」
わざわざ言い換える必要なんてないと思うけど...。
「そうなんですか貴族がいるんですね」
「そりゃそうよ、アルバート国の方は田舎だからあまり貴族様がいなくて珍しいだろうけど基本的に土地を治めてるのは貴族様だな」
多分NPCの町を統治しているならNPCだろうけどプレイヤーが統治できる町とかあるんだろうか?
「そうなんですねいい情報もありがとうございました~」
「へい!まいどあり~また来てくださいね~!」
そうして俺らは店を出た。VR表示されたメニュー欄には特注の欄が無かったのでこっちの店では特注品は無いみたいなのでガーディアン防具はブライアンのおっちゃんの店でしか買えないのは本当みたいだ。
「じゃあ新しい武器と防具も一式変えたし泉の宿に向かおっか」
俺とタクヤは1時間程度で買い物を済ませ、手土産の肉まん(?)を手土産に泉の宿に戻った。




