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【1-20】.報酬とスキル振り

次回から2章に移ります。

 俺らは盗賊討伐をしてから一度イカサ大陸を目指すためのアイテムや装備の修理などしなくてはいけないので町へ戻った。


「それにしてもめっちゃお金が得に美味しかったな装備はあのゴンザレスのもっていた斧クレセントだけがあたりっぽいな」


「確かに~片手斧だから盾はもてるけど剣とかの戦士スキル撃てるのかな?」


 俺はためしにクレセントを装備して、ソードスラッシュを放った、問題なく発動できるので斧、剣系は統一されているのだろう。


「そういえば槍っていないんですかね~?上位職業で槍職業とかあったら燃えるんですけどね~」


「なんだタクヤメインは盾じゃなくて槍がやりたいのか?」


「いや、そうじゃなくて兄貴の武器レパートリーが増えたらもっと最強になるんじゃないかって思ったんすよ」


 なるほど確かに槍もかっこよく使いこなして、戦場の立ち回り方の幅がもっと広がるだろうな。


「まぁ、見つけたら買おう、今回のこのクレセントはタクヤにあげるよ」


「マジっすか?!ありがとうございます!それにしても何でですか?強そうなのに...」


「攻撃力は抜群なんだけど、攻撃までのモーションが若干遅くて俺には合わないなぁ。剣と同じ使い勝手でさっき振り回してみたけど違和感があったからいいや」


「分かりました!この斧!使いこなして見せます!」


 実際今つけている鋼の剣の攻撃力が15で、クレセントが30で2倍だが攻撃速度の欄が鋼の剣が1.5でクレセントが1と書いてある。


 秒間1.5回か1回かの違いだから2秒で換算すると1回分の差が出る。一気にダメージ出して一撃で倒したいなら斧のほうがいいと言うことだ。


「後はお金か~とりあえず山分けということにしよっか」


「いいんすか?!あんな足手まといだった俺が貰って!」


「とりあえずクエスト報酬貰ってから考えよっかまだ幾らもらえるか確定してないし」


 今現在盗賊たちのアジトや彼らのお金を頂いた上に拾った武器を全部売ればざっと金貨8枚分ほどになる。


 ここに来るまでに使ったお金が金貨3枚分程だったのでおいしいにも程がある。


「これまではクエストや狩りで大分賄ってたけどゲリラクエストもかなり厳しいが捨てたもんじゃないな」


∬


 そうして俺らはポークの町に一度戻りクエスト報告するためにクエストホールへやって来た。


 クエストホールは便利で普通にクエストを完了すればいいのだが現段階で移動手段が徒歩しかないため効率が悪い。


 クエストホールに行く事で受注は出来ないが別の場所のクエストをここで"完了だけ"することが出来る。


 今回来た理由は、ちょいちょい道中でクエストを受けながら盗賊のアジトへ向かった分と、戻って完了するのが面倒だったクエストを全部一気に完了した。


 報酬が貰えるのはタクヤがいなかったクエストはランデスに入ったみたいだ。


「俺とナメタは攻略ポイントが同じでもう130かなんだかんだ全部受けながらここまで着ちまったな」


「えぇ!兄貴たちそんなにあるんすか?!俺も結構受けてるつもりなんですけど60っすよ!」


 タクヤは60か、多分この一連の流れ40程もらえたからタクヤは元々20しかなかった事になるな。


 そもそも俺らはウルフキングの時といい今回といいゲリラクエストで大きく稼いでるから大分攻略ポイントは高い。


「ナメタとタクヤレベルはどうなった?俺行く前クラス35 ジョブ1だったけど今クラス38 中位14で破格の美味しさでびっくりしてるんだけど」


 一夜通してレベル上げして、クラスレベルは1~2程度、ナメタたちのジョブレベルは5~6程度しか上がってなかったのでこのクエストがどれだけ美味しいか分かる。


「俺はクラスは同じでジョブが23だな。スキル振りとか考えなきゃいけないから面倒だな」


「俺はクラスレベルが35でジョブが19っす!」


 ナメタと俺は一度も死んでないので経験地ロストが無かったが、タクヤはまた少し離れてしまったみたいだ。


「それじゃあお金の山分けとしよっか」


 金貨が全部で14枚、銀貨6枚という結果になった一人当たり金貨4枚と銀貨8枚程度になるのかな。


「金貨が3人で分けれなくてあまりでるが、どうする?」


「俺いいっすよ、4枚でそれでも大分頂くんで文句ないっす寄生みたいなもんなんで」


 こいつ気が利くなお金の事は俺は1小銅貨でも頂きたいのでありがたく頂戴する。


「そしたら俺とナメタが金貨5枚と銀貨2枚 タクヤが金貨4枚と銀貨2枚ということで」


「ありがとうございます!」


「後はスキル振りか、ナメタお前は全部攻撃に振ってくれ」


「いいのか?中位共通のバフとか取らなくて、ヘイストは大分便利だから先にMAXまで振る」


「それはいいけど、お前の急所探査(クリティカル・サーチ)が大分強いからDPSに徹してほしい、あとはゴンザレスが使った瞬歩も取って立ち回り強化しよう」


「分かった」


 あの瞬歩とか言うスキルクールダウンは大分長いみたいだが、使い勝手がよさそうだ、PVPでも大分強そうだしMAXで振って問題はないだろう。


「タクヤは自身につけれるバフと攻撃を程よくとってくれ」


「そしたら挑発は5ポイントまで振ってるんで先に鋼の鎧5ポイントと後はブレイブラッシュ9ポイント、1レベル上がったらMAXにしちゃいますね」


「それでいいよ、そうすればタンクしながら攻撃が出来るだろう?それでブレイブラッシュはどんな攻撃なの?」


「戦士中位ジョブのもう1個ナイトがインサイドラッシュで5回攻撃。こっちはナイトのスキルで3回攻撃みたいですね、主力スキルぽいっす」


 なるほど、多分ソードマンの場合もう1個か2個攻撃スキルがあるようだが、ナイトの場合は後はシールド系といったタンクスキル、自身バフスキルが多いみたいだ。


「そしたら俺は鼓舞MAX 天使の息吹もMAXにしておく、天使の息吹はヒールの強化版みたいなもんだ」

「よし、じゃあ後は買い物も先に終わらせたしイカサ大陸に行くか、適正が30~70で大分広いから長い旅になりそうだな」


 大陸に向かうといっても、海を渡ったりするわけではなく今いるアルバート国からずっと西に向かうと広大なイカサ大陸がある。


 国境の検問所などは無く最初の検問していたお兄さん達の所を抜けたら実質もうイカサ大陸みたいなもんだ。


「それじゃあ行こうか、腹が減ったしさっき向こうにあった屋台で買い食いしよ!」


「俺もちょうど腹へってました!何度も何度も殺されてメンタル回復にも食事が必要っす!」


(キュルルル~)


「ナメタも腹が賛成っていってるからまずは飯を買ってからまたあの検問所に行こうか


 俺らは屋台にあった焼き鳥を何十本も購入した。


 そして検問所の獣のお兄さんNPCたちから感謝の言葉を受け取り俺らはアルバート国を出た。

いろいろ横文字が並んですいません。ひと段落したらスキル一覧と4名のスキルツリーを張りたいと思いますのでお許しください

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