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異世界事件簿 ~魔法世界の誘拐事件 ~  作者: 海苔
本編

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40. 日常

 

 晴れた日の昼下がり。デスクを拭いている一人の青年。

 静かな事務所に、振り子時計の音だけが響く。

 ふう、と息を吐き顔を上げた。黒髪に翡翠の瞳を持つ年若い彼。

 幼い顔の持ち主は、整然とした部屋を見回し満足気に笑う。

 一段落した事だし、資料室の彼女に飲み物を差し入れに行こうか。



 からんからん、とベルが鳴った。

 入って来たのは、一人の女性。

「あのう、探偵さんって・・・」

「此方へどうぞ。今お茶をお持ちしますね」

 柔らかい笑みを浮かべ、探偵を呼びに向かうのだった。

これにて完結。お付き合いいただきありがとうございました。

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