↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/64

中級モンスター

人間が一斉に攻勢を始めたので、一部分のモンスターは突破されてしまった。


しかし、人間たちは確かに大型のモンスターよりは足が速いが、それでも、小型モンスターに関しては、人間よりも早い。


その分戦闘力は少ないのだが、それでも、時間稼ぎにはなる。


「回り込まれたか…」


別に目の前のモンスターを倒すことは、そこまで難しくない。


しかし、さっき言った通り、今は時間稼ぎをされてしまうのが一番まずいのだ。


「どうするか…」


「やはり、多少無茶してでも、正面突破だ!」


そして、彼らは、そのままモンスターに突っ込んでいった。


もちろん、敵は弱いので、誰も死にはしなかったが、それでもかすり傷程度は受けてしまった。


そして、一番の問題は…


「後続のモンスターが来ないと思ったら…なんなんだこいつは…」


そこには中級モンスターがいた。


それも、こちら側を試すように、中級モンスターが縦一列に並んでいて、一体ずつ戦えるようになっている。


「なめられているな…」


「それでもこれは絶好に機会だ。

それに、こいつらも最後のほうになって、危険になってきたら、団体で襲ってくる可能性もある。

今のうちに、できるだけ体力を温存して、戦うしかない。」


「そうだな…」


そして、彼らはモンスターになめられていることは承知の上で、モンスターに挑んでいった。


さすがに、辺境のほうにずっと住んでいても、安定して生活ができるほど強い者たちだったので、中級モンスター相手でも、戦えていた。


しかし、中級モンスターというのは早々出てこないモンスターだし、それこそ、そのくらいのモンスターを1人で枯れるほどの力があれば、王都付近でも生活できただろう。


しかし、それをしないで、田舎で豊かな生活をしていたのは、さすがにそこまでの力がないからだ。


「や、やっと一体か…」


それでも彼らは何とか協力をして、一体を倒し切った。


幸い、今回は慎重にやったので、傷を受けたものはいないが、それでも多くの魔力と体力を一体に持っていかれてしまった。


このまま戦っていては、どうやっても最後まで勝てないだろう。


それに…


「な、なにをしているんだ?」


列からそれていたモンスターが今倒したモンスターに近づくと、一瞬にしてそのモンスターを回復させてしまった。


さすがに、復活させたモンスターも疲れているようだったが、それでも様子から見て、あと数体は直せるだろう。


しかし、直してもらったモンスターはもう一回は、列に並ばなかった。


「つまりは、こいつらは一回倒してしまえば、終わりってことか…」


本当に終わりなのかはわからない。


しかし、終わると信じて、冒険者たちは、次のモンスターに挑むのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。