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薄幸少女の終活  作者: 夕暮れ
高校編
26/47

..............プイッ

むぅ、納得いかない。何で私今日休まないといけないの?


お姉ちゃんとシィーちゃんに止められた。別になんともないのになんで!?


リビングのソファに座って私は今猛烈に拗ねてます!今日の晩御飯は2人の嫌いな物づくしにしよっと。


もう、今日一日私何すればいいの?勉強?読書?.......なんかやる気出ないからお菓子でも作ろうかな?


早く帰って来ないかな〜。暇だよ、寂しいよぉ〜。


..............拗ねるのはこれくらいにしとこうかな。うん、理由は分かってるんだ。分かってるけど納得できない!!


私最近体力ついてきたから大丈夫なのに、大事をとって休むなんて..........。これから大丈夫なの?


ところでなんで私が平日なのに家にいるかって?それはね今日の朝ごはんの時の会話まで遡ります。




――――――――――――――――――――――――




「シキ、今日は学校休みだからね。くれぐれも学校に行かないこと」


「そうだよお姉ちゃん。お姉ちゃんは今日学校休みなの。今日一日家でゆっくり休んでてね」


今日もいつも通り2人を起こして、朝ごはんを作ってお弁当作って、朝ごはん食べてたら急にそんなこと言われた。


思わず箸が止まっちゃった。もうそれはピキリって音がするくらい止まっちゃった。


『え?なんで休みなの?私もう制服に着替えてるのに?』


「シキ昨日学校に行ったでしょ?それでやっぱり疲れてるんじゃないかなって思ったから」


「うんうん。お姉ちゃん実感なくても疲れってあるもんだよ。それにまた熱出ても大変だしね」


『私全然疲れてないよ。どっちかって言うと体力が有り余ってるよ』


「うーーん、お姉ちゃんは無理しちゃうし自分が疲れてても気づかないからな〜」


「シキ今日はおとなしく学校休んで?明日には行けるんだから」


理由は分かるけどさ!!いいじゃない!!今週くらいは!!やっと学校に行けたのに..........昨日も学校行くの楽しみにしてたのに。


そのままシュンってうなだれる。


2人が心配してくれるのは嬉しい。だってあんなことがあったんだから、2人が過保護になってもおかしくないよね。


ここは私が折れるしかないよね............。


「シ、シキ!私達もシキを休ませたいんじゃないよ!!..........あ!?でも今日休まないといけないし........と、とにかくシキ今日は学校休んでね!!」


「お姉ちゃん私だってお姉ちゃんと学校に行きたいけどね、今日無理して行って明日熱出したら私悲しいよ..........」


なんか慌てて私を慰めてる?..........なんで?私は心配してくれて嬉しいけど、そこまで慌てなくてもいいんじゃない?


『はーい分かった。でもね一つ条件があるよ』


「何?」


『それはね............美味しいシュークリーム買ってきてくれたら私は今日学校休みます』


「分かった!!学校帰りに買ってくるよ!!」


「じゃあ私は高めの紅茶買ってくるね!!」


『よろしくね!!』


「「うん」」


『じゃあ2人とも行ってらっしゃい』


「行ってきます!!」


「シキ、ちゃんと休むのよ」


玄関まで見送りに行ってバイバイって手を振る。


あっ!!いいこと思いついた!!2人が玄関から出たところで2人の袖を掴む。


「どうしたのお姉ちゃん?」


「もしかして寂しいの?」


的外れだよ!!寂しいけど我慢するもん!!


2人のもとに行って背伸びして頰にチュってする。


ふふふ、お返しだよ!!いってらっしゃい!!!


呆然としてる2人を置いてドアを閉める


私を拗ねさせるとこんな事しちゃうよ!!



――――――――――――――――――――――――



ってことがあったから今は暇なんです。勉強でもしようかな?


んー、でも気分が乗らないしな〜。どうしようかな?


お昼ご飯はさっき食べたし、テレビは面白いのないし、お菓子は買ってきてもらうからいらないし、本はなんか違うし............。


なんか眠い..........。お腹いっぱいだからなのかな?


もう寝ちゃおう。我慢しないことも大切だよね。


それではお休みなさい。また後で〜。

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