表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生に祝福を...。(女神からの祝福を受けて異世界転生したら無双する事になった)  作者: 緋勇蒼夜
第三章小人族(ホビット)の国【トロール強襲】
48/111

(49)トロールからの小人族防衛戦

今日は、防衛戦です。

リヒト君は、見事小人族を守りきれるのでしょうか?

では、本編をお楽しみ下さい。

数日後、小人族の王都に到着する、

到着してすぐ王に謁見する為登城した。

暫く待たされた後、漸くこの国の王に謁見出来た。


「報告は聞いておる。同族達の傷を癒してくれた事礼を言う」

「当面持ち堪えられるだけの防備は固めた。ただしトロールがどこまで食い下がってくるかによるがな」

「それでも感謝を表する。トロール共を討伐してくれたら、報酬として我が娘リリアを其方にやろう」

「お、お父様⁉︎」

「はあ?別に見返りを求めてねぇし。つか自分の娘を物扱いかよ?この国本当に大丈夫か?」


いきなりのクズ親発言に呆れてしまう。

と、同時に隣のアイリスの様子が気になり盗み見る。

めっちゃ笑顔だけど、目が笑ってねぇ。

やばいめっちゃ怒ってる。

俺の嫁さんキレてます。

その様子に知らず冷や汗をかく俺。

リリアも気づいたのか顔面蒼白だ。


「王!使徒様に何と言う事を言うのですか⁉︎何よりエルフとの間に遺恨を作るおつもりか⁉︎」


見かねた大臣が王を諌める。

その様子を冷めた目で見つめる俺。

そこへ1人の少年が割って入った。


「父上、使徒様に対する不敬の数々、感化できるものではありませんよ?ご自分の立場を考え、思慮ある行動をして下さい。大臣達の気持ちが離れてしまいますよ?」

「ぬぅ」


幼い息子に一喝され、言葉に詰まる王。

このままでは埒があかないので、間に入り話を進める。


「すまないがくだらない話をする気はない。時間がないんだ。その辺の話は後であんたらの間でやってくれ。トロールは待ってはくれないんだぞ?」

「すみません。使徒様。父が無礼を致しました。先程の父の話はお忘れください」

「忘れるも何も俺にはアイリスが居るんだ。他に気を移す気はサラサラない」

「そうでしたね。使徒様防衛力の増強と補強お願いしてもよろしいでしょうか?」

「構わない。最初からそのつもりだしな」

「ありがとうございます」


深々と頭を下げる王子。

多分リリアの弟だよな?

しっかりした弟だなぁ。

親父よりも何倍もまともなんじゃね?

大臣達から顰蹙買いまくりの王はすごすごと退室していった。

リリアの弟である王子がその後を引き継ぎ、俺と交渉する。

こりゃあの王様退位させられるんじゃね?

で、この王子を王に据えるような気がする。

などと関係ない事をつらつらと考えてたら、話がとんとん拍子に進んでた。

それから数日間かけて俺は出来うる限り考えられる限りの防備を整えた。

数日後、トロールが現れる。

向上している防備に足踏みするトロール達。

明らかに統率の取れた動き、トロールロードがいるのは明白だった。

俺はクロトと共に前線に立つ。

防備の効果を確認しつつ敵の動きを見る。


「クロト、多分トロールロードがいる。油断するなよ?」

「わかったよリヒト」


俺の言葉に頷くクロト。

その時持ち堪えていた防備が崩れる。

トロールの怪力に耐えられなくなったんだろう。

俺とクロトは二人で前線に駆け出す。


「皆!一旦下がれ!」


俺の号令に一斉に撤退し始める小人族の戦士達。

一人の若い小人族の戦士が、トロールに捕まる。

小人族を捉えているトロールの腕を斬り落とす。


「今の内に下がれ!」

「はい!」


大した怪我はしていなかったようだ。

慌てて立ち上がり下がる。

間髪入れず、トロールを一刀の元に斬り伏せる。


「好き勝手できると思うなよ?トロール共!」


縮地を使い素早い動きで斬り伏せていく。

重なっていくトロールの遺体。

足場を確保する為、イベントリに仕舞いながらトロールを倒していく。


「す、凄い。これが人族とエルフの英雄…史上最高ランクの冒険者…」


俺の戦い方に驚きを見せる小人族達。

俺の横でクロトが俺に次ぐトロール討伐数を重ねていく。


「もう一人も凄いぞ?流石英雄の相棒だ」


「バーサル・スクエア!!」

「八重八雲!!」


俺たちの技で次々倒れるトロール。

だが数が多すぎる。

超級魔法で減らすか…。


「クロト、奴らを十秒引きつけてくれ!超級魔法で数を減らす!」

「了解!」


俺は一歩下がり、超級魔法の準備をする。

準備が終わり、クロトに合図を送る。


「クロト下がれ!ぶちかます!」


速攻で下がるクロト。

タイミングを合わせ超級魔法を放つ。


「天より降り注ぎ地上を凍結させよ!超級魔法・エターナル・コフィン!!」


上空から冷気が引きずり降ろされ、地上を白銀で埋め尽くしすべてを凍らせる氷属性の超級魔法エターナル・コフィン。

トロール達は成すすべなく凍りついていく。

それを全てイベントリに収納していく。

劣勢と見たのか奥からトロールロードがキングを引き連れて現れた。


「クロト、キングを任せてもいいか?」

「うん、リヒトはロードをお願いね?」

「了解!」


それぞれに相手を定め戦闘を仕掛ける。

俺がロードを、クロトがキングを担当する。

残りのジェネラル達は仲間達に任せる。

彼等なら苦戦せずに倒せるだろう。

俺達は仲間を信じて、敵に向かう。


「美鏡古神剣術・秘奥がニ・八岐大蛇!!」

「ソニック・ブレード!!」


俺達の技がロードとキングに打ち込まれる。

だが、流石に上位種生命力が高く削り切れない。

ならば、止めどなく攻撃を浴びせればいい!


「美鏡古神剣術・秘奥が三・須佐之男!!」

「ヴォーパル・ストライク!!」


キングは2発目には耐えきれず倒れる。


「美鏡古神剣術・秘奥が四・月詠!!」

「グアッ!?」


3発目で膝をつくロード。


「美鏡古神剣術・最終奥義・天照!!」


奥義が決まりロードの生命力が等々尽き、倒れる。

ロードとキングをイベントリに仕舞い解体する。


「お疲れ様リヒト」

「クロトもお疲れ。本当に強くなったな」

「師匠が良いからだよ」

「おだてても何も出ないぞ?」

「あはは」

「倒したぞ!!」

「おおー!!」


大歓声が起きる。

アイリス達を見ると、見事ジェネラルを討ち取っていた。


「アイリス!良くやった」


アイリスに駆け寄り、抱きしめて労う。


「はい、リヒト様」


抱きついてくるアイリス。


「フィアナ、アイン、ルカも見事だった。良くやったな」


3人にも声を掛ける。


「ありがとうございます。リヒト様」

「リヒト様のおかげです」

「リヒト様もクロトさんもお疲れ様でした。クロトさん素敵でしたよ?格好良かったです////」

「そ、そうかな?ありがとう////」


照れまくるクロト。

珍しい物見たな。


「リヒト様、皆様お救いくださり。ありがとうございました」


リリアが駆け寄ってきて礼を言う。

その後ろにリリアより背の低い小人族の少年あの王子が立って頭を下げていた。


「そう言えば、王子の名前聞いてなかったな」

「私の弟リグルです」

「改めましてリヒト様リグルです。よろしくお願いします」

「リヒトだよろしくな」

「はい!先程は父が失礼を働きまして申し訳ございませんでした。父はこの度引退して僕があとを継ぐことが決まりました。若輩者ですが、よろしくお願いします」

「しっかりした跡取りだな。安泰じゃないか」

「はい、私も安心して国を離れられます」

「はい?何で?」

「リヒト様の旅についていきたいのです。お力になりたいと。ご迷惑でしょうか?」


アイリスの方を見る。

にっこり微笑んでいるアイリス。


「アイリス?」

「リヒト様、どうなさるのですか?」

「え?いや…俺はアイリス一筋だから、リリアが俺を慕ってくれても答えないぞ?」

「わかっております。世界のために貢献したいのです」

「…そう言う理由なら…」

「そうですね。ちゃんとした理由がお有りなら大丈夫ですね」


ニコニコ笑いながら答えるアイリス。

俺は隣で冷や汗をかいていた。

それを心配そうに見るクロト達。

やばい既に尻に敷かれてる?

ん〜何でだ?

尻に敷かれてる事実になんとなく腑に落ちない俺。

首を捻る。

こうして小人族の国での戦いは終わった。

如何でしたか?

無自覚なモテモテ状態健在ですね。

リヒト君早くも尻に敷かれている模様。

さてさて次回から新章に突入するのですが、その前に第三章の登場人物の紹介と、三章時点でのリヒト達のステータスをご紹介します。

次回乞うご期待!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ