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君の不在証明  作者: 讀茸
最終章 ここではないどこかへ

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第八十話 CRYSTAL-eye

 完全に意識の外からの一撃だった。

 突如として、腹に走った痛み。

 見下ろしてみれば、黒い手が私の腹から突き出している。

 避けたはずだった。ドゥミゼルの呪術はちゃんと全部見て、避けたはずだったのに。

 なんで、黒腕が私の腹を貫いているんだろう。

 ゆっくりと後ろを振り返る。

 黒い腕は地面を突き破って伸びていた。


「不注意なんじゃないか? 地面の下を通すだけの単純なトリックに気付かないなんて」


 ドゥミゼルが煽るように言う。

 その通りだ。

 私は本当に不注意で、集中力が足りなくて、肝心な所でミスをする。

 そのせいで、いつもみんなに迷惑をかけてばかりで、周りに負担を強いてばかりで。


「リスタルさんっ!」


 ディセイバー君が駆け寄って来る。

 背後から私を貫く黒腕を、その剣で斬って捨てた。

 ボトリと落ちる黒い手首。

 私の腹を貫通して落ちた黒腕は、私の血を被って赤く汚れていた。

 動かなきゃ。すぐ攻撃が来る。避けないと。また足引っ張っちゃう。

 ダメだよ。動かないと、動かないといけないって分かってるのに。自分の足で動いて避けなきゃいけないのに。

 どうして、意識は霞んでいくばかりで、体は少しも動いてくれないんだろう。


「治癒魔術かけて! 早く!」


 オークェイムさんが私の肩を支えて、お腹の傷に治癒魔術をかける。

 ディセイバー君が一人で前に立って、押し寄せる触手を剣で捌いている。

 ダメだよ。何してるの? 私のことなんて放っておいてよ。

 治癒魔術なんて魔力の無駄にしかならない。もう、私なんて守っても仕方ないんだから。

 お願い。もうやめて。私を守ろうとなんてしないでよ。

 ほら、ディセイバー君一人じゃ触手を防ぎ切れてない。

 ドゥミゼルが両腕を負傷してるとはいえ、一人であんな化け物の攻撃を受け切れるはずがない。

 対処し切れなかった赤い飛沫が、死体みたいな腐肉が、少しずつ彼を傷付けている。

 もう良いよ。

 私を捨て置いてくれれば、まだ戦いになるから。

 お腹に穴空いてるんだよ。助かるはずない。もう私の命なんて諦めてよ。


「リスタルさん! しっかりして下さい!」


 なんで、そんなこと言うんだよ。バカ。

 私になんか構ってる場合じゃないって。

 これまでもそうだったじゃん。

 コニアも、バンデスも、カルシュ先輩も、ウーズ先輩も、バーンドットも、ダラス看守長も。

 みんな、命を捧げてきたんだ。

 私も同じ。みんなと同じ場所に行くだけ。

 ただそれだけなんだから。


「あなたが死んだら! 俺はどうしたら良いんですか!?」


 声が遠くなっていく。

 君の声が霞みがかっていく。

 こんな逼迫した状況なのに、どうしてだろう、君の声が心地良くて。

 私はゆっくりと眠るように――――


     ***


 過去を見ていた。

 目の前には昔の私がいて、膝立ちでベッドに縋りついて泣いている。

 ベッドの上には体のあちこちに包帯を巻いた女の子がいて、優しい微笑みで泣きじゃくる私を見下ろしていた。

 そんな過去の情景を、私はぼんやりと眺めていた。

 

「懐かしいな、ナミアちゃん。ヘマした私を庇って大怪我して……もう二度と冒険者はできないだろうって……」


 昔の話だ。

 私は両親と同じように冒険者になったけれど、両親とは似ても似つかない無能だった。

 いつも周りの足を引っ張ってばかりで、パーティメンバーには何度も迷惑をかけた。

 その末に起こったのが、この事件だ。

 ミスした私を庇おうとしたナミアちゃんは大負傷。二度と冒険者にはなれないほどの後遺症を負った。

 私が本格的に引きこもるきっかけになった事件でもある。


「優しかったんだよなぁ、みんな。私はいっつも足引っ張ってばかりなのに、大丈夫だよ、気にしてないよって。この時も平気な顔して笑ってさ。平気なはずなんてないのに……」


 みんな、本当に優しかった。

 ミスしてばかりの私を責めずに、次こそは上手くいくと励ましてくれた。

 私をパーティから追い出したりすれば、みんなはもっと上に行けたかもしれないのに。

 だから、私も期待に応えなきゃって。みんなに追いつけるように頑張ろうって。


「頑張った……つもりだったんだけどなぁ」


 やればやるほど空回って。

 無理に活躍しようと躍起になって。

 功を焦った結果、ヘマしてナミアちゃんの一生を潰した。

 あんなに冒険者に憧れていたナミアちゃん。

 いつかエルグランで冒険者になるんだって、生き生きした顔で夢を語っていた彼女は、もう二度と剣を振ることもできない。

 私なんかのために、一生の夢を棒に振ったのだ。


 ――――ごめんなさいっ。ごめんなさいっ。私のせいで……!


 私はずっと謝っていた。

 どうして良いかも分からず、泣きながら謝っていたことだけ覚えている。

 謝ってどうなるわけでもないのに、他にどうすれば良いか分からなかったから。

 ただ、ナミアちゃんの顔も見られず、ひたすらに謝罪を吐き出していた。

 あの時、彼女にどんなことを言われたのか。

 私は今も、よく思い出せないでいた。

 思い出してしまえば、二度と戻れないような気がしていたから。


 ――――良いんだよ。リスタル。私はこれで良かったと思ってる


 そんなことを言っていたのか。

 まあ、ナミアちゃんらしい気もする。

 いつも優しくて、一度も私のことを責めなかったくらいだから。


 ――――気付いてる? リスタルってたまに凄い動きするんだよ。バババって走って、魔物の攻撃とか全部躱しちゃうの。まるで、どこに攻撃が来るか分かってるみたいに


 そう言って、彼女は私の顔に触れていた。

 骨折していない左手で、私の頬にそっと触れ、目尻を伝う涙を優しく拭う。

 けれど、私は全然泣き止まなくて、彼女の指を雫が伝っていくばかり。


 ――――リスタルの眼は、私なんかよりもずっと凄い才能。物凄い可能性を秘めた、神様からの贈り物。だから、リスタルが無事で良かった


 ああ、そうか。

 今まで、ナミアちゃんの言葉を思い出せなかった理由。

 彼女は信じてくれていたんだ。

 私の可能性を。

 私がずっと目を背け続けたそれを、彼女は一途に信じてくれていた。


 ――――いつか、私なんかよりもずっと凄い人になってね


 私はずっと、恐れていたんだろうな。

 口先では誰かの役に立ちたいとか、必要とされることをしたいとか言っておきながら、本当は怖かったんだ。

 誰かに期待されるのが怖くて、誰かの期待を裏切ってしまうことが怖かった。

 だから、誰にも選ばれないようにって引きこもって、誰にも期待されないような弱者を気取っていたんだ。

 でも、もう行かなきゃ。

 たくさんいるからさ、私のことを見てくれる人。

 私が何かすることを、待っててくれている人達が。

 その人達の所に戻らないと。

 私を待ってくれている人達の下へ――――


     ***


 覚醒は閃光のように。

 リスタル・グリアントの意識は一気に現実へと回帰する。


「はっ!」


 リスタルが意識を失っていたのは、時間にして約十三秒間。

 十三秒の夢から舞い戻ったリスタルは、何かに弾かれたように顔を上げた。

 すぐに腹の傷を確認する。

 傷口は生々しく、肉まで見えている。

 負傷後にすぐオークェイムが治癒魔術をかけたことで、どうにか出血は止まっていたが、とても浅い傷には見えない。

 依然として深手。流した血は戻らない。戦い続けられるような負傷ではない。

 それでも――――


「ごめん! 意識飛んでた!」


 リスタルは元気よく叫ぶ。

 どうしてか、力が漲っている。

 痛みも疲労も気にならないほどに、全身が走り出せと叫んでいるようだった。


「もう、何してるんですか。リスタルさん」

「ごめんって」


 十三秒間、ほとんど一人でドゥミゼルの攻撃を受け続けたディセイバーは満身創痍。

 だが、流し目で後ろのリスタルを振り返る瞳は、喜びの光で満ち溢れている。

 彼こそが誰よりも、リスタル・グリアントの再起を望んでいた人なのだから。

 腹を貫かれたリスタルとドゥミゼルの攻撃を単身受けてボロボロのディセイバー。

 満身創痍の二人の瞳に、確かな光が戻っていた。


「行こう。反撃開始だ!」


 負傷を感じさせない俊足で走り出すリスタル。

 弾かれたような初速から、すぐにトップスピードに乗り、ドゥミゼルへの距離を一気に潰す。


「笑わせるな。腹に穴の空いたその状態で、何ができるか言ってみろ」


 リスタルの奮起を一笑に付すかの如く、ドゥミゼルは二色の触手を展開。

 黒腕癌手、灼水氾濫、壊乱腐肉。

 三種の呪術を重ね掛けして放たれる二色の触手群は、駆けるリスタルを四方八方から食い潰しにかかる。

 瞬間、リスタルの眼が輝いた。

 ターコイズブルーの瞳が結晶の如き光を放つ。

 その輝きが煌めいた直後、リスタルはドゥミゼルの目前にまで迫っていた。


「お前をぶん殴れる!」


 振りかぶって放つ拳の一撃。

 狙うは顔面。

 自身の顔に迫る拳を見切ったドゥミゼルは、首を振って回避を試みる。

 試みたはずが、リスタルの拳はドゥミゼルの横っ面を正確に打ち据えていた。

 綺麗にクリーンヒットした一撃。

 赤い装甲がドゥミゼルの顔を打ち抜き、彼女を数歩ノックバックさせる。


(なんだ? 私の呪術を全て掻い潜って詰めて来た? 拳を私は避けたはず。回避先に合わせたのか? さっきまでとは何かが違う。なんだ、こいつは? こいつの眼は――――)


 ターコイズブルーに輝くリスタルの両眼。

 リスタルが行っているのは、魔力による身体能力の強化。

 その延長線上であり、究極形。

 眼球運動の速度と視神経を極限まで強化することで、常人離れした動体視力を得る。

 そこにリスタルが持つ運動神経が加わることで、彼女はドゥミゼルの攻撃・回避行動を完全に見切ることを可能とした。

 過剰なまでに両眼へと集中した魔力は、光となって弾け、彼女の瞳を結晶の如く輝かせる。

 全てを見切る結晶の瞳。絶対反射のクリスタルアイ。

 リスタル・グリアントが窮地にて辿り着いた、近接戦闘の極致であった。


(何故だ? 何故急にここまでの動体視力を得た? 何かの魔術で強化しているのか? どこにこいつの眼のカラクリがある?)


 ドゥミゼルの推測は的を外れている。

 リスタルは元々これだけの動体視力を発揮できる素養があった。

 蓋をしていたのはリスタル自身。

 自分には大層なことができるわけがないという認識が、彼女の才能を封じ込めていた。

 リスタルが覚醒した理由はたった一つ。

 自分の可能性を信じたという、ただそれだけの話だった。


(大丈夫。見えてる。このまま打ち込む。三撃――――)


 ノックバックしたドゥミゼルへと、さらに踏み込んでいくリスタル。

 左右から薙ぎ払われる触手を紙一重で躱しながら、ドゥミゼルの急所に三発の打撃を打ち込む。

 鳩尾、喉元、心臓。

 三か所を正確に捉えた打撃は、ドゥミゼルをさらによろけさせる。


(当たらない! これだけの至近距離で! どうして私の呪術を躱せる!?)


 リスタルの回避性能に息を呑むドゥミゼル。

 急激な進化を遂げたリスタルに、ドゥミゼルの意識は自然と集中していた。

 故にこそ、前衛二人の奇襲は彼女の虚を突く。

 回り込んでドゥミゼルの左右に躍り出たのは、ディセイバーとオークェイムの二人。

 二人が振りかぶる剣と斧。

 ドゥミゼルは反射的に両腕を掲げて防御する。

 黒腕癌手を纏わせたドゥミゼルの両腕は、ディセイバーとオークェイムの挟撃を受け止める。

 しかし、それは正面の相手に無防備になることを意味する。


(風穴ぶち空ける! この一撃で!)


 絶好のチャンス。

 リスタルは力強く踏み込み、右腕を大きく振りかぶる。

 大地を踏みしめる足から上半身へ。上半身から右腕へ。右腕から拳へ。

 伝達された力はガントレットへと集約され、レッドファングが唸りを上げる。

 ドゥミゼルの腹を直撃した拳は、彼女を遥か後方へと跳ね飛ばした。


(硬い! 仕留め切れなかった! 一撃当てるだけじゃ決め切れない!)


 リスタルに殴り飛ばされたドゥミゼルは、空中で体勢を立て直して両足から着地。

 一時的に離れた距離を利用して、呪術をさらに起動する。

 両手を地面について召喚するは、巨大な枯木。

 非生物じみた灰色をした枯木は、地面から生えて大通りに立ちはだかる。


「が、ぁ――――っ!」


 その瞬間、三者の息が詰まる。

 詰まった呼吸と同時、体勢を崩して転倒しかけるほどだった。


(喘息古樹。一定の領域内に呼吸不可の呪いを強制する。どれだけ眼が良かろうと、回避しようがなければ意味が無い。ただでさえ満身創痍。無呼吸状態で長くは保つまい)


 枯木を起点として呼吸を禁じるドゥミゼルの呪術。

 呼吸不可が付与される領域は半径五十メートルにも及び、領域からの脱出は困難を極める。

 弱点はドゥミゼル自身も呼吸できなくなること。

 しかし、魔族が肺活量の点でも人間を凌駕することを思えば、ほとんどの人類に対して必殺となり得る呪術である。

 突如として強制された無呼吸運動。

 しかし、肺に残った空気だけを頼りに、リスタルはドゥミゼルへと走っていく。


(無呼吸状態でなお走るか、こいつは)


 今のリスタルにドゥミゼルが放つ二色の触手を避けられるだけの余力は無い。

 それでも駆けた。

 ドゥミゼルは当然のように、両腕を起点にしならせた触手で迎撃しにかかる。

 リスタルは愚直なまでの直進で、ドゥミゼルの攻撃を振り切らんと駆ける。

 両サイドから迫る触手。

 あと少しでリスタルを捉えかけた触手。

 しかし、後方から放たれるウィクトの魔術が右の触手を、彼方から撃ち込まれるシルノートの狙撃が左の触手を打ち払う。

 左右で崩れ去る呪詛には見向きもせず、リスタルはドゥミゼルへと向かって行く。


(こいつは――――)


 呼吸不可を強制してもなお、自身へと向かって来るリスタル。

 結晶のような瞳に光を湛え、距離を詰めて来るリスタルに、ドゥミゼルはほんの僅かに後ずさる。

 少しだけ気圧されて、一歩だけ下がっただけ。

 一歩下がったが故に、踏む。

 ドゥミゼル・ディザスティアは、その魔力溜まりを踏んだ。

 澄んだ月明りのような、昼下りの湖畔のような、涼しく透き通った朝の空気のような、優しくて美しい魔力の残り香を。


 ――――さよならだ


 それはドゥミゼルが聞いた幻聴。

 かつて、十一歳の騎士団長が遺した言葉。

 魔力溜まりに残留していた死者の声が、ドゥミゼルの脳を揺らした直後、凄まじい引力が彼女を襲っていた。


「――――っ!」


 一瞬にして灰色の枯木が押し潰れる。

 重力が何百倍にも増幅したような引力に、ドゥミゼルは思わず全身を圧し潰される錯覚を覚えた。

 それは引力。

 かつてこの場所で戦い抜いた騎士の魔術が、時を超えて今発動したのだ。

 

(なんだ!? 引力!? 動けない! 一体何が起きている!?)


 不発に終わったはずのアトリの占星魔術が、このタイミングでドゥミゼルに対して発動した原因は、アトリ自身も答えを出せないだろう。

 精々、ドゥミゼルの濃い魔力に反応して、アトリの遺した魔力溜まりが術式を再構築したのではないかという推測を立てられる程度。

 故に、その引力の所以を結論付けるとすれば、ただの偶然。

 あるいは、運命とでも呼べるだろうか。

 引力に縛り付けられて直立するだけで精一杯のドゥミゼル。

 その正面、至近距離にリスタルが立った。


(一撃当てるだけじゃ決め切れない。だったら――――)


 喘息古樹が潰れたことによって、リスタルは呼吸を取り戻していた。

 大きく息を吸い込む。

 酸素が、血液が、全身に巡ってリスタルの身体を賦活する。


(何千発でも叩き込む!)


 ドンと響いた踏み込みの音。

 直後、無数の打撃がドゥミゼルを襲う。

 毎秒十数発、至近距離からリスタルが打ち込み続ける拳の雨。

 防御を鑑みないリスタルのラッシュは、凄まじい速度と回転率に達し、赤いガントレットが幾度もドゥミゼルを乱打する。

 引力によって体の位置を固定されたドゥミゼルには、回避も防御も許されない。

 占星魔術が持続したのは七秒間。

 リスタルは七秒に渡りノーガードのドゥミゼルに拳を打ち込み続ける。

 引力の消失と共にドゥミゼルはリスタルに殴り飛ばされ、家の壁に叩きつけられた。


「か、ハ――――ッ!」


 家の壁に叩きつけられたドゥミゼル。

 彼女は額から、真っ赤な血を流していた。

何千発でも叩き込む。一発当てれば確殺みたいな呪術使うヤツとは対照的です

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