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『グランドファンタジア・闇の大地』をつくってみた  作者: 葉月 優奈
二話:大学の巨人をつくってみた
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大学敷地内に、博物館があった。

本館より少し離れた場所にある博物館は、シックな紫色の外壁の建物だ。

俺は中に入ると、その博物館は鉱物を展示していた。


巨人ペストラが歩いている場所は、大学の敷地内だ。

普通に考えれば、大学の関係者しかこの時間帯はいない。

魔方円が、この大学の敷地内のどこかにあっても不思議ではない。


そして、ペストラの動きは……なんだか脈絡の内動きだ。

他に仲間がいても、不自然ではない。


赤いフードがついた、足まで伸びた長いローブを着ていた人物が博物館の中に入った。

小さくなったペストラは、エフネに任せて俺は追いかけていく。

ペストラも、この博物館当たりから出てきた噂があった。


歩きながら、スマホを確認していた。

この博物館は、一般に解放されているが人は少ない。

外の巨人騒動で、ほとんどの人が外に出ていたようだ。


(ペストラが現れたのが、魔方円ならば……このあたりにあっても不思議ではない)

冷たい空気が漂い、俺は周囲を見渡す。

この辺りの展示物は、鉱物だ。

博物館の至るところで、石の展示がされていた。


(この博物館、鉱物の展示しているのか)

大学に二年通っていても、行っていない場所はまだあった。

通路の奥に、赤い人物がドンドン進んでいくのが見えた。当然俺は追いかけた。


通路の奥に、距離を取りながら赤い人物がさらに進む。

顔が隠れていて、背中も向いているのでよく分からない。

だけど、ものすごく大きい人物ではない。身長も、俺とほとんど変わらない。


博物館のさらに奥には、普段は立ち入り禁止のドアが開いていた。

なぜか開いている立ち入り禁止のドアの前で、赤いフードの人物が周囲を見回す。

俺は、咄嗟に壁に隠れていた。

そのまま、赤い人物が部屋の中に入っていく。


(あそこ、入れるな。なにがあるのだろう)

赤い人物も、奥に入っていった。

周囲を警戒しながらも俺は、おそるおそる中に入っていく。

俺も意を決した顔で、赤いフードの人物を追いかけて中に入ることにした。




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